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有村架純 スペシャルインタビュー

海洋科学に関する研究機関、JAMSTEC(海洋研究開発機構)を舞台にした
朱野帰子の同名小説のドラマ化作品となる「連続ドラマW 海に降る」。
有人潜水調査船「しんかい6500(6K)」の日本人初となった女性パイロットの
成長と、さまざまな人間模様が描かれていく。
JAMSTECの全面協力による圧倒的なリアリティーと映像も見どころだ。
主人公の天谷深雪役で連続ドラマ初主演を務める有村架純に、
今作への深い思いをじっくりと語ってもらった。

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海に降る

海に降る

WOWOWプライム

10月17日(土)12:00~13:00 他

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深海をテーマにしていると聞いて、すごくワクワクしました

――有村さんはこの作品が連続ドラマ初主演作になりますが。

「初主演の作品がWOWOWさんの連続ドラマと聞いたときは、素直に“自分は恵まれているなあ”と思いました。WOWOWさんのドラマは何度も観ていますが、質感も映画っぽく、すごく濃密で社会派な作品もたくさんあって。それをやれることはホントに恵まれているなあと。すごくうれしかったですし、ありがたかったです」

――深海を舞台にしている今作の設定、ストーリーはいかがですか?

「私はもともと宇宙とか深海とか未知の世界にとても興味があって。水族館に行っても深海魚を見に行く感じなんですね(笑)。深海をテーマにしていると聞いて“うわぁ!”と単純にすごくワクワクしました。残念ながら深海に潜ることはできなかったんですけど、少しでもそういったテーマの作品に関われたことはとてもうれしかったです。台本を読んだときは組織内でいろいろな事が起こって、“何でこんなこと言っちゃうんだろう”って一人でいらいらすることもあって(笑)。でも、そういう風に思わせてくれるのが面白いなと。感情が揺れ動く瞬間がたくさんあって、読むのが止まらなかったですね。自分の中で勝手に映画『アルマゲドン』の主題歌(エアロスミス『ミス・ア・シング』)をテーマソングにして、ここで流れたら盛り上がるなあってイメージしながら読んでいました(笑)」

――演じる深雪はどんな女性だと捉えましたか?

「自分にも負けたくないし、周りは男の人ばかりの中で父の思いを継いで絶対に深海に潜るんだという強い意志を持っている女性です。男性ばかりのところに女性一人で入っていくというのはよほどの意志がないと続かないだろうし、深雪も"強くいないといけない"といろんな思いを抱えているんだろうなって。愛想がないとかぶっきらぼうとか言われても気にせずに、自分の意志をキチンと貫く姿勢は私から見てもカッコイイなと思いました。私はいろんな事を考えこんでしまうタイプなので、ある意味深雪がうらやましいなって。ただ、私もこの仕事をする時に気持ちだけは、目標だけは持つようにしようと思っているので、そういう部分はすごく分かるなあと思いました」

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深雪をやり遂げられたことは一番の自信になりました

――今作品はJAMSTEC(海洋研究開発機構)が全面協力をしていて「しんかい6500」をはじめ、さまざまな潜水船、研究船で撮影を行っています。潜ってはいませんが実際に「しんかい6500」の船内で撮影を行っていかがでしたか?

「私もこの作品をやるまではJAMSTECという機関のことは知らなかったです。実際に研究者の方のお話を聞かせてもらったりしたんですが、私たちの食に関わることや、地震予測、物資の採掘、色んな面での研究が行われていて。もっとニュースとかで取り扱ってもいいんじゃないかと思うくらい重要な機関だと思いました。6Kが潜るシーンはのぞき窓の前にモニターがあって、そこに実際の深海の映像を流していただいて潜っている状況をイメージして演じました。セットの船内はホントに狭く、定員の3人が三角座りをしたらもういっぱいで。そこでハッチの蓋を閉められて真っ暗な深海の中で揺れたりして何が起きているのか分からない状況になると、閉所恐怖症じゃなくてもそこでトラウマになってしまったりする場合もあるのかなと思うくらいに圧迫感がありました。監督は深海の映像を撮るために実際に8時間くらい潜っているんですけど『深雪みたいになりそうになった』と言っていました」

――現場の雰囲気はいかがでしたか?

「とにかくスタッフの皆さんが明るく面白くてとても助けられましたし、この現場でよかったなあと思いました。高峰役の井上(芳雄)さんは舞台の『エリザベート』をやりながら演じられていて。前日に舞台で歌ったかと思えば、次の日には高峰として専門用語ばかりの膨大なセリフを完璧に覚えていて、そのプロ意識に私も頑張らなきゃと刺激を受けました」

――改めて、連続ドラマ初主演を経験したことに対しての思いをお願いします。

「主演もですが、作品をまた一つ乗り越えたことは自分の中ですごく大きかったです。深雪という女性をやり遂げられたことは一番の自信になったというか、また一つ自分の中の積み木が積み重なったような感じです。撮影順はバラバラで撮影2日目に5話を撮るようなこともあって。その繰り返しで大変だったんですが、感情を持続させる力は少しだけどついたかなと思います。ホントにいい作品になっていると思いますし、JAMSTECの事を皆さんに知ってもらういい機会になると思うので、神秘的な深海の映像とともに楽しんで観てください」

撮影:松本健太郎
取材・文:斉藤俊彦

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10月10日(土)放送スタート(10月17日(土)リピート放送)
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STORY

JAMSTECで有人潜水調査船「しんかい6500(6K)」の運行チームに所属する深雪(有村架純)は、パイロット兼研究者だった亡き父・厚志(時任三郎)が話していた"深海の宇宙"を探索することを目標に6Kのパイロットになることを夢見て日々励んでいた。そんな中、深雪は6Kに搭乗する機会を得るが、潜行直前に深海に取り残されたパイロットたちや父の最期を記録した映像を目にして激しい恐怖に襲われ…。

出演:有村架純 井上芳雄 / 板谷由夏 筒井道隆 高橋和也 石田卓也 飯田基祐・水澤紳吾 ・ 時任三郎 ・ 西岡德馬 平泉成 竹中直人 / 原田知世 遠藤憲一
原作:朱野帰子『海に降る』(幻冬舎文庫)
監督:山本剛義(「夜行観覧車」)
脚本:徳永友一 山浦雅大 三浦駿斗 浅野敦也

公式サイト://www.wowow.co.jp/dramaw/umi/

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