明日海りお J:COMスペシャルフォト・インタビュー

宝塚歌劇団花組トップスターとして、その輝きを放ち続けている明日海りお。トップスター就任から間もなく丸2年を迎える明日海が今回の公演で挑むのは、宝塚歌劇の中でも何度も再演されてきた人気作「ME AND MY GIRL」のビル役だ。かつて新人公演で初主演を務めたときにも演じたビルを、今度はトップスターとして演じることになった明日海。その胸中をたっぷりと語ってもらった。

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『Ernest in Love』('15年花組・東京国際フォーラム)

Book and Lyrics by ANNE CROSWELL Music by LEE POCKRISS 原作/オスカー・ワイルド 脚本・作詞/アン・クロズウエル 作曲/リー・ポクリス 日本語脚本・歌詞、演出/木村 信司 翻訳/青鹿 宏二“ERNEST IN LOVE is presented through special arrangement with Music Theatre International (MTI). All authorized performance materials are also supplied by MTI. 421 West 54th Street, New York, New York 10019 USA Phone: 212-541-4684 Fax: 212-397-4684 www.mtishows.com” ©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ

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宝塚プルミエール 花組「ME AND MY GIRL」

Book and Lyrics by L.ARTHUR ROSE and DOUGLAS FURBER Music by NOEL GAY Book revised by STEPHEN FRY Contributions to revisions by MIKE OCKRENT ©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ

ビルのような男性がいたら、と言えるほど理想的です

――「ME AND MY GIRL」は宝塚歌劇の中でも何度も再演されている人気作品です。明日海さんにとっても新人公演で初主演を務めた思い出の作品かと思いますが、それをトップスターとして上演できることが決まって、どのような思いでいらっしゃいますか?

「とにかくハッピーな楽しいミュージカルですので、嬉しかったですね。前回の公演のときは、本公演で娘役のジャッキーを演じさせていただいたり、博多座での公演でジャッキーとジェラルドを役替わりで演じたりと、挑戦がたくさんあって自分自身との戦いでもありました。娘役を演じることでたくさんのことを学ぶことができましたが、新人公演でビルを演じたときに『やっぱり男役が凄く好きだ』と実感したんです。本公演ではずっと娘役でしたので、新人公演のときの『ランベス・ウォーク』の場面で、男役として、男役の歩幅で大きく1歩を踏み出したときの快感は、今でも忘れられません。これから男役としてしっかり頑張っていくんだと決意することができた公演でした。それを、今度はトップとして演じさせてもらえることは、やっぱり何かご縁のある作品だなと感じています」

――ビルという役どころをどのように捉えていらっしゃいますか?

「ビルって本当に素敵だなって思うんですよ。普段はちょっとふざけていて、遊び心が満載。でも、やるときはやる。貴族を相手にしてもそのままなので無礼は無礼なんですけど、隠し切れない誠実さがあるんです。おおらかで、包容力があって、知らずのうちにいろんな人をとりこにして絆を深めてしまう。恋人のサリーへの気持ちも絶対に揺るがなくて紳士だし、こんな男性がいたら、と思いますね。ラフでありながら誠実なんだというところを、大人しくまとまらないように演じていきたいと思います」

――ビル役と言えば、帽子を使ったハットトリックが見どころのひとつですが、帽子のトリックはお得意ですか?

「本来は、そういうのが苦手なタイプです(笑)。今は、肌身離さずに持ち歩いて帽子との距離を縮めているところですね。新人公演のときも、本公演でビルを演じていらした瀬奈じゅんさんが、『やっぱり、本番用のもので練習したほうがいいから』と帽子を貸してくださったんです。家に持ち帰って練習したり、出来るだけ暇があれば帽子に触れるようにしています。これまでビルを演じられた上級生の方々も、本当に手に帽子が吸い付いているように見えましたので、それを目指して頑張っています」

――ビルとサリーのやりとりはとってもチャーミングで、こちらもウキウキしてしまうような魅力があります。サリー役の花乃まりあさんとは、お稽古などでどのように演じたいとお話されていますか?

「実は、花乃とはそれほどそういう話をしていません。花乃の共演は、実は花乃のお披露目公演だった『Ernest in Love』よりも前にあったんです。それが『タカラヅカスペシャル』(注)の中のパロディコーナーだったんですが、そのときに私が好き勝手に動いても食いついてきてくれたんですよ。何か面白いことをしたときにワクワクしながらついてきてくれる感触があって、花乃にはそういう才能がある。なのであまり打ち合わせをしなくても、私がちょっとずつアドリブを変えたら、グイグイと乗ってきて新しいものを返してくれるんですね。それをそのまま、舞台でもお見せできたらと思っています」

※注 各組トップコンビをはじめ、選抜メンバーが出演する年1回の催物

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©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ

舞台の上で一番、集中力を発信させる人でいたい

――「ME AND MY GIRL」の見どころは、どんなところでしょうか

「『ランベス・ウォーク』の場面では、舞台の上でも総出演といった感じで大人数ですが、客席降りなどもあるので、お客様もご一緒に楽しんでいただけると思います。また、『ME AND MY GIRL』はオーケストラの構成などが華やかで、まさに王道のミュージカル。どの場面をやっていても、自然と高揚して、生き生きと踊れて歌える楽曲がとても多いんです。そんなひとつひとつの楽曲の素晴らしさが、宝塚歌劇に限らず長く愛される理由のひとつではないかと思いますので、楽しんでいただきたいです」

――本公演は非常に長い期間上演されますので、スタミナも必要だと思います。スタミナのために続けていることはありますか?

「お味噌汁は、必ずいただくようにしています。最近は出汁にこだわっていて自分でお出汁をとっています。入れるお野菜によって味が変わるので、それを楽しんでいますね。最近のお気に入りの具は玉ねぎ。以前は、玉ねぎがそんなに好きではありませんでしたが、玉ねぎを入れて甘くなったお味噌汁がおいしくて。温かいものをいただくと、体が温まって声もよく出る気がしますので、季節が暖かくなってもお味噌汁は続けたいと思います。寒いのは苦手なので、冬眠していたわけではないですが(笑)、春になってようやく活動できるぞ!といった気分です」

――これまでのトップスターの方の中でも、明日海さんは特に組の皆さんとの距離感がとても近いように思います。若い方と接するときに何か心がけてらっしゃることはありますか?

「私にはもしかするとトップらしいオーラというか、颯爽とした部分が欠けているのかもしれません。そういう部分もなければいけないとは思いますが、やはり、自分は自分らしくいてもいいと思っています。みんなと他愛もないおしゃべりができる仲であれば良いと考えています。私がトップになってから2年が経とうとしていますが、絆が深まれば深まるほど、舞台の上での連携もよくなってくると思っています。もちろん、仲良しだから良いものができるという訳ではないので、けじめも大切にしつつですが、みんなと接することで私自身がリフレッシュできている部分もあるんです」

――3年目を迎え、明日海さんが目指すスター像とは?

「これまでと同じになってしまうのですが、舞台の上で一番、集中力を発信させる人でいたい。どんなに楽屋でワイワイ楽しくやっていても、さぁ開演!となったら空気を一瞬で掴むことができる。そういう人になりたいと思います」

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