松井愛莉 J:COMスペシャルフォト・インタビュー

雑誌「Ray」の専属モデルとして活躍し、近年、ドラマや映画での演技も注目されている松井愛莉。そんな彼女が、フジテレビONE/TWO/NEXTの企画「ドラマ甲子園」の大賞受賞作「変身」でヒロインを演じる。「ドラマ甲子園」は、高校生を対象にドラマの脚本を募集し、大賞受賞作を受賞者本人が監督となってドラマ化する企画。演技への思いや、高校生監督のフレッシュな才能とのコラボレートについて語ってもらった。

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映画 ビリギャル

©2015 映画「ビリギャル」製作委員会

映画 ビリギャル

9月24日(土) 18:00~20:00

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「監督の思いに応えなきゃ!と頑張ることができました」

――高校生の佐藤孝樹さんが脚本・監督を務める「変身」。この作品への出演が決まったときの率直な感想は?

「高校生の方が脚本を書くだけじゃなくて監督もして、それを私たちが演じる。すごく面白い企画だなって思いました。それと同時に大きな不安も感じました。というのも、私、まだお芝居に完ぺきに慣れていなくて…。現場ではまだ経験が少ない若手の方ですが、監督はさらに若い方。どんな現場になるのか、想像がつかなかったんです。」

――実際に佐藤監督にお会いされて、いかがでしたか。

「佐藤監督は、ブレないビジョンをもった方でした。ドラマのことを誰よりも考えているんだなと感じましたね。ご自身が書いた脚本に対して、『こんな風にしたい』というイメージをしっかりと膨らませていらっしゃる。それを見ていると、『応えなきゃ!』と頑張ることができました。ただ、休憩時間で現場を離れると、佐藤監督は高校生らしくて、とてもシャイな方。目を合わせてくれないんですよ(笑)。撮影の最後には、ちゃんと目を見てくれるようになってうれしかったです。」

――現場の雰囲気はいかがでしたか?

「一体感がありましたね。佐藤監督は演技への希望があれば、『こうしてください』と率直に話してくれました。それに応えようと、私や共演の戸塚純貴君、堀井新太君、スタッフの皆さんも一丸となっていました。佐藤監督は『ここがよかったです』と、きちんと伝えてくださるので、キャスト一同、モチベーションが上がりましたね。それに、他の現場では、監督からの指示はレシーバーを通して聞くことが多いのですが、佐藤監督は、走って伝えに来てくれるんです。熱意を感じました。」

「私が演じた美寿々はマドンナ的存在です」

――松井さんが演じた黒木美寿々は、どんな女の子でしょうか。

「美寿々は、主人公の桜井祐介(戸塚)が好きになる高校生の女の子。元気で明るく、マドンナ的な存在で、佐藤監督の理想を詰め込んだキャラクターなんです。最初、脚本を読んだときは、祐介と美寿々の出会いが図書館なこともあり、それほど明るい風には作っていかなかったんですが、監督に、『もっと明るくお願いします』と言われて、役の解釈が少し変わりました。はつらつとした印象になるよう演じています。」

――演じていて、難しかったことはありますか?

「祐介の妄想シーンでの美寿々ですね。佐藤監督にとっても特にこだわりがあるシーンだったようで、『もっと台詞をゆっくり言ってください』、『もっと思い切ってかわいらしくお願いします』とたくさん指導いただいて、『難しいよ!』と。照れもあったのですが、あくまでこれは祐介の妄想の中の美寿々で、美寿々本人でもないし、もちろん私でもないんだし!と思ったら吹っ切れました(笑)。」

――物語では、「外見」がひとつのキーワードになっていますが。

「そうですね。いろいろお話ししたいことはあるのですが、秘密が多い作品なので歯がゆいです!ひとつだけいうと、私は、ひとめぼれはしないタイプなんです。やっぱり外見より中身が大事だと思うので。」

「高校生は共感しながら、大人の方々は懐かしさを感じながら見ていただければ」

――現役高校生による脚本です。高校生らしさを感じた部分はありましたか?

「物語は、高校に入ったばかりの祐介が高校デビューを目指すというもの。祐介を何かとサポートするのが、友達のイケメン・響(堀井)なんです。佐藤監督にとって、祐介は佐藤監督ご自身を投影したキャラクターで、響は理想の男性像とのことで、そのせいか、ふたりの行動や会話は、等身大の男子高校生らしいなと感じました。モテたいと考えたり、デートに憧れたり。『男子ってこんな会話してるんだ!』とすごく面白かったですね。」

――松井さんの高校時代と重なる部分はありますか?

「祐介は外見をカッコよく”コーティング”して高校デビューしようとします。私も高校生のころは、髪の毛をすごく頑張ってセットしていたので、気持ちはわかります。あと、祐介の妄想シーンや、祐介と響の会話では、高校時代、『男子はまたそんな話をして!』と思ったことを思い出しました。」

――見どころを教えてください。

「私は、祐介と響のやり取りがすごく好きなんです。高校デビューしようと頑張っている祐介は空回りしがちで、もともとモテていた響がそこにツッコミながらアドバイスをするんですよ。高校生の方は共感しながら、大人の方は高校時代を懐かしく思い出しながら見ていただける作品だと思います。女性の私から見ると、祐介の妄想する姿や、妄想する理想の女の子像も面白いです!そういったところにも注目しながら、楽しんでみてください。」

Photo=蓮尾美智子
Interview=仲川僚子

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『変身』10月19日(水) 22時30分~23時30分

フジテレビTWO ドラマ・アニメ

※22時~22時30分に『第3回ドラマ甲子園メイキング番組~大賞受賞作品「変身」ができるまで~』

桜井祐介(15) 高校一年生 … 戸塚純貴
河野響(15) 高校一年生 … 堀井新太
黒木美寿々(15) 高校一年生 … 松井愛莉
霧島妙子(45) 祐介たちの高校の図書司書 … 濱田マリ
ほか

STORY

桜井祐介(戸塚純貴)は高校デビューを目指し、同じ中学校の人が誰もいないような高校に入学しようとしたものの、その高校には河野響(堀井新太)という同じ中学校のやつがいたことがわかり、落ち込む。
しかし、華やかな世界の人間であったはずの響ではあるが、祐介の事を気に入り、二人は仲良くなる。

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