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篠原涼子 スペシャルインタビュー

父の死の真相を探るために刑事となった雪平夏見。
検挙率No.1を誇る彼女を主人公に、
’06年に連続ドラマとして放送され、
その後もスペシャルドラマ、2作の劇場作品が制作された。
その「アンフェア」シリーズの完結編となる
映画「アンフェア the end」がいよいよ公開される。
クールな内に人を信じる心を失わない
雪平を演じてきた篠原涼子が、
自身の代表作の一つとなった今シリーズの完結に向け、
今、その思いを語ってくれた。

インタビュー

完結にふさわしい、アンフェアらしい
終わり方になっています

――いよいよ「アンフェア」の完結編が公開されます。篠原さんは2006年に連ドラとしてスタートして以来、約10年間、この作品と付き合ってきましたが、改めて完結を迎えることについてどういう気持ちをお持ちですか?

「やっぱり長年やってきた『アンフェア』が終わることはすごく残念なことですし、正直終わってほしくないと思っているんですが、やはりどんな事にも終わりはつきものだと思っているので、あきらめるしかないかなと。ただ、今回の台本を読ませていただいて、裏のテーマになっている“愛”のメッセージが表れていて。
個人的に雪平の、何度裏切られても人を信じて生きていくところが好きなんですが、そんな彼女の温かな部分がしっかりと描かれているし、なおかつ他のキャストの愛に包まれた状態で終わっているという、完結にふさわしい終わり方になっていると思います。アンフェアらしい終わり方になっていますね」

――前作の劇場版で死んだと思われていた元恋人の一条(佐藤浩市)が実は生きていて雪平と再会しますが、あのシーンの雪平の心情の表現は大変だったのでは?

「最初、私が台本を読んで思った感情で演じたら、(監督の佐藤)嗣麻子さんから『その感情を捨てて、私がリクエストした感情でやってくれる?』と言われて。どんな要求が来るんだろうって思っていたら、ものすごくつっけんどんで冷たい人になってほしいと言われて。死んだはずの一条が生きていたことに裏切られた感があるし、なおかつ一条のことをすごく好きだった思いが消えてしまったという女の寂しさや孤独さがあるから、冷たくやってほしいと。
セリフはあまり冷たいものではないけど、そことのギャップが嗣麻子さんにはすごく良かったみたいで。嗣麻子さんとの仕事はとても刺激的で、幸せな毎日でしたね。ホントに雪平夏見を大切に扱ってくださって感謝しています」

――今回、共に行動する津島を演じる永山絢斗さんは、奇しくも最初の連ドラで相棒となった安藤役の瑛太さんの弟ですが。

「声とか雰囲気は似ているんですけど、役者としてはまったく別のタイプの人で。お芝居をしていて彼が瑛太くんの弟なんだということはまったく感じなかったですね。すでに形の出来上がっている作品の中に入ることにものすごく緊張していたらしいんですが、私にはとても冷静に見えたし、そこはプロフェッショナルだなと思いました。
あるシーンで津島が雪平と一条の関係にちょっと嫉妬するというか、彼の心がくすぐられるシーンがあるんですけど、そこに津島の心の温かさが感じられたし、彼の不器用さが出ていて。そのシーンは私もとても好きですね」

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雪平夏見という役を演じられたことは
私にとって誇りです

――先程もお話にありましたが、雪平は何度も人に裏切られても信じる気持ちを失いません。それが彼女の強さにつながっているのかなと。

「そうですね。あと、人に愛されているからこそ、どこかで安心感があるから人を信じる力も湧き上がってくるのかなと思いますね。『アンフェア』を観ていると、雪平って裏切られてはいるけれど、何だかんだで犯人とか物語のキーポイントになる人とかに愛されているんですよ。愛をいただいているからこそ、人を信じていこうという眼差しになっている気がしますね。私だったらあそこまで裏切られたら、きっと負けちゃうな。家にこもっちゃうと思いますね(笑)」

――この雪平夏見という女性を演じたことで学んだこと、自身が変わったことはありますか?

「変わったというか、この作品の中からすごくいろんな愛をいただいているような気がします。学んだことは、やっぱり10年間作品とともに私生活でもいろいろと幸せをいただいているので、本当に自動的にいろんな事を学んでいたような気がしますね」

――改めて、「アンフェア」という作品、雪平夏見という役は篠原さんにとってどんな存在でしょうか?

「大切なパートナーのような──そんな感じですね。なので、その存在がなくなることはとても心細いですし、寂しさはあります。これだけ長く付き合ったので、演じるときは他の作品とは比べられないくらいの重圧も感じることもありましたし、ひと言で言い表すのはとても難しいですね。キャストの方々と現場で過ごした時間はとても楽しかったですし、大好きなシーンはいっぱいあって、あれもこれもとすごく食いしん坊な人みたいになっちゃうし(笑)。雪平夏見はとても偉大な存在で、彼女を演じられたことは私にとって誇りですね」

撮影:中川有紀子
取材・文:斉藤俊彦

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関連作品

映画「アンフェア the end」

9月5日(土)公開

映画「アンフェア the end」

©2015 関西テレビ放送/フジテレビジョン/ジャパン・ミュージックエンターテインメント/東宝/共同テレビジョン

STORY

大きな代償を払いながら、刑事だった父が探っていた警察内部の不正を示すデータを入手した雪平は、父の無念を晴らす機会をうかがっていた。そんな中、東京地検特捜部の村上(山田孝之)と、彼の父である元検事総長が何者かに殺害され、津島(永山)という男が容疑者として取り調べを受ける。雪平を取調官に指名した津島は、自分が警察の闇を告発しようとしていたが罠にはめられたと主張してきて…。

出演:篠原涼子永山絢斗阿部サダヲ吉田鋼太郎加藤雅也向井地美音、AKIRA、寺島進、佐藤浩市

脚本・監督:佐藤嗣麻子 原作:秦建日子 主題歌:三代目J Soul Brothers

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出演番組

アンフェア the special コード・ブレーキング - 暗号解読(TVドラマ)

アンフェア the special コード・ブレーキング - 暗号解読(TVドラマ)

篠原涼子主演の大人気ドラマシリーズの続編にあたる特別編。翌年公開された、劇場版第1弾「アンフェア the movie」へ続くプロローグ的位置づけの1本。従来のドラマのヒロイン像を打ち破る型破りな刑事・雪平の孤独な闘いが描かれる。

アンフェア 一挙放送

アンフェア 一挙放送

9月23日(水) 9:00~18:50

ファミリー劇場HD

篠原涼子主演の人気ドラマシリーズ。9月5日に劇場公開される「アンフェア the end」に合わせて、シリーズの始まりとなった本格ミステリードラマ「アンフェア」を一挙放送!検挙率 No.1で、警視庁きっての美人刑事・雪平が、難事件に挑む!

アンフェア the special ダブル・ミーニング - 二重定義(TVドラマ)

アンフェア the special ダブル・ミーニング - 二重定義(TVドラマ)

9月27日(日) 9:00~10:40 他

日本映画専門チャンネルHD

劇場版第2作「アンフェア the answer」の公開に合わせ放送されたスピンオフドラマ。北乃きいが過去を秘めた熱血刑事を好演して新風を巻き起こすほか、誘拐犯との熾烈な頭脳戦など、シリーズならではのスリリングな面白さも堪能できる。

ダブル・ミーニング Yes or No?(TVドラマ)

ダブル・ミーニング Yes or No?(TVドラマ)

9月27日(日) 10:40~12:30 他

日本映画専門チャンネルHD

前作から2年後を舞台にした、「アンフェア」シリーズのスピンオフ第2弾。視聴者参加の劇場型犯罪という起こり得る現代的事件を通し、インターネット社会や今後のテレビの在り方に問題を提起する骨太エンターテインメント作品となった。

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