武井咲 J:COMスペシャルフォト・インタビュー

大人気アニメ「妖怪ウォッチ」の劇場版第3弾は、アニメと実写が融合した、まったく新しい世界観を見せてくれる。実写の世界で、物語のキーとなる少女をずっと見守り続けているバレエ教室の先生・木下紗枝を演じている武井咲。今年、芸能活動10年目を迎えた彼女に、本作に出演することへの想いをはじめ、映画の見どころ、自身の仕事へ向き合い方などを聞いた。

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「すごくいい出会い。チャンスをいただいてとても光栄でした」

――最初に「妖怪ウォッチ」出演の話を聞いた時はどう思われました?

「最初は“何の妖怪になるのかな?”でした(笑)。でも今回は普通に人間の役で。もし妖怪役が来ちゃったら、どうしようって逆にあせったかもしれないですね。『妖怪ウォッチ』という作品のことは知っていましたし、主題歌は国民的人気で、アーティストの方が音楽番組で歌っていたのは、何度も観たりしていました。ただアニメ本編を観ることはあまりなかったので、今回はすごくいい出会いというか、チャンスをいただいてとても光栄です。実写とアニメの融合ということも新しいなあと思いますね」

――武井さんは実写の世界でバレエを教える紗枝という女性を演じられますが、どのような気持ちで取り組みましたか?

「私が演じる紗枝は実写の世界にしか登場しない役で、カナミ(浜辺美波)という心に闇を抱えた女の子を支えていくバレエ教室の先生の役なんです。カナミちゃんとの絡みが一番多かったので、よく彼女と話をしつつ、“こういう先生がいたらいいのにな”という憧れのような気持ちを持ってやらせていただきました。アニメの世界の話ですし、あまりシリアスになりすぎないという新しい環境の中、ある意味アウェイな気持ちで取り組みました(笑)」

――武井さんご自身には紗枝さんのような先生がいた思い出はありますか?

「小さい頃にエレクトーンを習っていたんですが、その時の先生はホントに理想的な先生だったと思います。ただ習い事って好きで始めたはずなのに、続けていくうちに嫌になってしまうというか…(笑)。当時は“もう嫌だ”なんて思っていましたけど、今思うととても優しい先生だったなあと思います」

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「最初からあきらめるよりは、やってみることが大事なんだと思います」

――ちなみに、もし本作のように妖怪を呼び出すことができるなら、どんな力を持った妖怪を呼んでみたいですか?

「この作品の取材で、それをよく聞かれるんですけど(笑)、そういう事を考えたことがないから。でも、今回のコアラニャンみたいに鼻を押したらどこかに行けるみたいな、そういうのがあったらいいですね。アニメの世界で空を飛んだりとか、妖怪と会話できたりしてみたいです」

――今回の作品には「あきらめずに一歩踏み出す」と言ったメッセージも感じられましたが、武井さんも共感できる部分はありますか?

「そうですね。私もこの仕事を始めてから、最初からあきらめるよりはやってみることが大事だなって何度も思うことがあるんです。それは子どもから大人まで共通して言えることなんじゃないかなって。そんなメッセージがこの作品で伝わればと思います」

――武井さんにとって今年は2006年に全日本国民的美少女コンテストでモデル賞・マルチメディア賞を受賞されてからちょうど10年目の年でした。改めてこの10年間を振り返ってみていかがですか。

「何か当時とあまり変わらないというか。私は家族も一緒に上京してきてくれたので環境がホントに変わっていないんですね。近くに家族がいる中でお仕事ができているので、私自身は“あ、10年経ったんだ”というくらいの感覚ですね。ファンクラブなどでメッセージを書いた時、返事が返ってきたりすると、こうして応援してくださる方たちがいるから今の私があるんだと思うし、頑張っていられるのかなって。やはり、観てくれる方や応援してくださる方がいることが励みになりますね」

「これからも新鮮な気持ちでお芝居に取り組んでいきたい」

――今回のような、子どもたちに向けた作品に出演されるのはいかがですか。

「ご縁がないとなかなか携われない作品だと思いますし、自分が観ていたアニメへの出演や、大人気の『妖怪ウォッチ』に出ることができてうれしいですね。アニメって実写ではやりきれない表現とかもできるし、作品によっては大人が観ても、ものすごく感動して心に届くことも多いと思うんです。今回も涙あり笑いありという王道の展開と、みんなに愛されるキャラクターで、さらにアニメと実写の融合という新しいものが観られるんじゃないかと思います。実写とアニメがどういう風に交わっているのか、観ていて不思議な感覚になるんじゃないかな。そこが今回の作品の一番の醍醐味なんだと思います。大人もビックリすると思うので、ぜひお子さんと一緒に観に行ってほしいですね」

――2016年も間もなく終わります。この1年はいかがでしたか。

「今年はすごくいっぱいお仕事をしたと思います。忙しい年でしたね。お仕事がたくさんあることはすごくうれしいことですけど、フラットになれる時間はなかったかなあと。何かについて考える時間がたくさんあった気がします」

――来年への抱負のようなものはありますか?

「来年も仕事に対して真摯に向き合っていきたいです。一つの作品を、一つの役を私に、と思ってくださる方がいたら、それにしっかりと応えたいと思います。やはり慣れが一番怖いので、いつでも新鮮な気持ちでお芝居に取り組んでいきたいですね。また今回のように子どもたちにも観てもらえる作品に出てみたいなと思いますし、大人向けの作品にも挑戦していきたい。ジャンルを問わずやっていけたらうれしいですね」

撮影:渡部孝弘
取材・文:斉藤俊彦

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「映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!」

12月17日(土)全国ロードショー

STORY

さくらニュータウンの空に巨大なクジラが現れ、鳴き声を上げるとアニメ世界のケータたちが実写の世界に切り替わってしまう。その後もクジラが鳴くたびにケータたちは両方の世界を行き来することに。実はその現象にはある少女の強い思いが関係していて…。ケータたちは両方の世界を救えるのか!? 実写の世界でのアニメキャラを演じる遠藤憲一、斎藤工、山﨑賢人の姿にも注目!

製作総指揮/原案:日野晃博
原作:レベルファイブ
監督:ウシロシンジ/実写パート監督:横井健司
出演:南出凌嘉、山﨑賢人、斎藤工、浜辺美波、黒島結菜、澤部佑、
遠藤憲一、武井咲(声の出演):戸松遥、関智一、小桜エツコ
配給:東宝

公式サイト

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