竹内力の初冠番組が映画・チャンネルNECOでついにスタート!竹内力が今までやったことのない事、死ぬまでに一度は体験してみたい事にチャレンジしていくオリジナル・バラエティ。記念すべき第1回目の放送では、竹内力が番組の成功を祈願して護摩修行に初挑戦!
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さまざまな初体験を通して、竹内力の新たな魅力を引き出そうという新番組「竹内力、始めました」が映画・チャンネルNECOでいよいよスタート。初回は1人で電車に乗って、護摩修行をするため大本山神瀧山清龍寺不動院へ。初めてPASMOを購入しようとするも、駅では大騒動を巻き起こす。カメラが回ってる間は、どんなところでも喋りっぱなしで、ダジャレも連発。ヒット祈願をかねての護摩修行では、いかなる表情を見せてくれるのか!?
――竹内さんにとって「竹内力、始めました」は初の冠番組。オファーを受けたときは、どう思われましたか?
「今、時代はどんどん変わってきてるでしょ。テレビも昔と違って想像しない世界へ移り変わってきてるんで、俺も時代に合わせていかないとな。本来、俺は俳優ですけど、最近はバラエティーも解禁してるんでね。結局、何でも屋さんが生き残れる時代になったんじゃないかなぁと思うんですよ。もちろん、番組は選んで出演してるけど。そういう意味で、こういう仕事のオファーが来るというのは非常に嬉しいことでした」
――オファーを受けた決め手はあるんですか?
「単純に自分の素の部分をいくら出してもOKだなと思って。お笑いの方がMCだと限界があるみたいで、特に若手の方は、俺にツッコミを入れたら怒られるんじゃないかって。コワモテの役が多かっただけで、俺は決して怖い人間じゃないのに(笑)。でも、自分がMCなら、そういうこともなく自由に仕切れるし。それにいろいろなことにチャレンジさせてもらえそうなんで、すごく楽しそうだったというのが一番の理由。やっぱり、仕事は楽しくなきゃダメだからね」
――以前は、なぜバラエティー番組には出演されなかったんですか?
「芸能界で長生きするために、素の部分は自分の武器として取っておいたんですよ。イメージとしては映画『ランボー』のシルヴェスター・スタローン。彼も劇中でいろいろな武器を次々と出してるじゃない。それと一緒で目先のことに走らず、自分の武器を取っておいたわけですよ。だからバラエティーもお断りしてたんだけど、やっぱり視聴者の方に飽きられたら終わりなんでね。ただ、トーク番組だけはまだ出ませんよって丁寧にお断りしてますけど(笑)」
――初回のロケはいかがでしたか?
「お笑い芸人の方みたいに、俺はしゃべりが上手いわけじゃないからさぁ、時間を持たせるのが大変だったよ(笑)」
――いえいえ、ギャグにダジャレと、逆にずっと喋りっぱなしだったような…。
「あっ、そう? そう見えたんだ、アハハハハ。もしかしたら、それが俺の素の部分かもしれないね(笑)」
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© 1997 天王寺大/郷力也/Softgarage
――1人で電車に乗ったり、護摩修行したりと、さまざまな体験をされましたね。
「新幹線以外だと、電車に乗るのは本当に久しぶりで。30歳過ぎて1回乗ったことがあるぐらい。そのころはPASMOもまだなかったし、いろいろと勉強になりました。護摩修行でお世話になったご住職は本当に濃いキャラで。ある意味、俺と似てるかもしれない。芝居が臭いっていうね(笑)。でも臭かろうがなんだろうが、飯を食えてればいいと思うんですよ。自然にやってても、飯が食えなかったら意味がないから。護摩修行の最中は、ご住職いい声してるなぁとか、そんなことばかり考えてたし(笑)。俺は無宗教だし、こういう職業柄、どうしても客観的に見てしまう癖があって。ただ、護摩の火はものすごく熱かった。まつ毛とか燃えてしまうんじゃないかなぁと心配したほど」
――これから、この番組でやってみたいことはありますか?
「ゲストを呼んでみたり、いろいろなことにチャレンジしていきたいね。釣りをしてもいいし、どこかへ行っておじいちゃん、おばあちゃんと喋ってもいいし。九州弁の俺と東北弁の人とが話すなんていうのも面白いんじゃないかなぁ」
――じゃぁ、つらいロケや苦手なことを克服したりするのもOK?
「まぁ、滝行するなら真夏の時期にして、苦手なことは、好きなことを偽って苦手ってスタッフに言っておくかな。えっ、全然つらいロケじゃないし、性格がコソクだって? まぁまぁ、面白ければいいんですよ(笑)。俳優では、スタントマンを使わず、飛び降りシーンとかやったこともあったし。富士山の樹海で夜中まで撮影したこともあったし。俳優は文句言えないから、実際にやってほしいと言われれば、どんなことでも出来ると思う。とにかく楽しいことをしていきたいね」
――では最後にメッセージをお願いします。
「ぜひ、この番組をご覧になった方には、いろいろと感想を言っていただきたい。面白いとか、もっとこんなことをやって欲しいというのでも構わない。つまらなかったっていう意見でもいいし。俺はつまらないって言われてもへこんだりしないんで。Vシネマに出ているときも散々いろいろなことを言われて“くっそ~、みてろよ”って思いながらステップアップしてきたからね。文句言われてナンボですから、この商売。ぜひ、率直な意見をいただければありがたいです」
取材・文/今 泉
撮影/尾崎篤志
ヘアメイク/唐澤知子
スタイリスト/遠近浩子
衣装協力/COTON DOUXR、PUERTA DEL SOL
© 2005 BRⅡ
© 1999 KADOKAWA、東映ビデオ
© 1997 天王寺大/郷力也/Softgarage
© 日活