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『秘密の扉』 イ・ジェフン インタビュー

「秘密の扉」に出演を決められた理由は?
俳優をやっていて、時代劇というジャンルは一度も出演したことがありませんでした。今回、「秘密の扉」で時代劇に出演することができ、とても興味深かったです。それに尊敬するキム・ヒョンシク監督と一緒にお仕事できたことと、軍入隊前にハン・ソッキュ先輩と共演させていただいたのですが、除隊後もこうやってご一緒できる機会ができたので深く悩まずに決めることができました。
そして一番重要な事は、この作品が伝えたい「この時代に本当に必要な人物とはどのような人物なのか」というメッセージに惹かれましたし、作家のユン・ソンジュ先生の台本を信じて出演を固く決心しました。
「パパラッティ」に引き続き、再びハン・ソッキュさんと共演されることになりましたが再共演はいかがでしたか?
入隊する前の20代最後の作品でハン・ソッキュ先輩と共演し、そして30代を始めるスタート地点で、再び共演することになり、とても大きな縁があると思います。すごく小さな頃から先輩の作品を見て育った私にとって、誰よりも大きな道しるべであり、先生のような存在です。こうやって対等な関係の役で、前作は先生と教え子、そして今作では父と息子として共演することができて感慨無量でした。 前作の「パパロッティ」のときよりも、もっと相乗効果を引き出すにはどうすべきかなど、色々なことを話し合いました。
思悼世子(サドセジャ)は悲劇的な世子(セジャ)としてよく知られていますが、ジェフンさんが演じる上で難しかった点は?
韓国では悲劇的な人物だと言われていますし、私自身もやはりそう思います。演じる上で彼の感情をどのように表現するか、すごく悩みました。普段はどんなふうにセリフを言い、どう演じるかをまず考えるのですが、それよりも前に、彼は何故このような感情を持つにいたったのか…、その部分に対する真意をくみ取りながら演じようと思いました。
秘密の扉のシーン1
今回のドラマは単純な時代劇ではなく、ミステリーも含まれたストーリーですが、脚本を読んでどんな点が面白いと感じましたか?
父である王がどうやって王位を承継したのか、その過程が不透明で、何か秘密が隠されているんです。その秘密を息子である私が解いていくのですが、その展開がすごく新鮮でした。何故このような状況に追い込まれていったのか…、接点が少しずつ縮まっていくミステリーがとても興味深く感じられました。日本の視聴者の方々にもきっと楽しんでいただけると思います。
今まで特に印象に残ったセリフはありますか?
このドラマには印象的なセリフがたくさん登場します。「この国の主人は民だ」とか、「君主の言葉はどんなに声が小さくても世の全てへ聞こえるが、民たちの言葉はどんなに声が大きくても世の中に聞こえはしない」などですね。そして「だから民たちは集まるしかなかった。集まって声を出せば、この世の中が聞くフリでもするだろう。しかし、その民たちの声を聞かなければならないのが、そう、王の役割だということ。民を愛し、気に掛けながらこの国を率いてゆくことができれば、真の君主であるということだ」。このセリフが私には一番胸に響いて、そして今私たちが生きている現実に一番必要なメッセージではないかと思います。
秘密の扉のシーン2
このドラマの主人公二人はとても悲しい親子関係だと思いますが、ジェフンさんにとって理想的な親子関係とは?
お互いの意思疎通が一番重要だと思います。息子は父が自分のためにどんな道しるべになろうと努力しているのか、父は息子がどんな夢を抱き生きているのか、互いに心を許し、腹を割って話せる関係が理想ですね。
日本の視聴者へのメッセージ
とても内容が濃くて、力強い作品を皆さんにお見せできることが楽しみです。これからもより面白い作品でお会いしたいと思いますので、イ・ジェフンを覚えていてくださいね。それでは、お体に気をつけて、素敵なことがたくさんあるように祈っています。ありがとうございました。
秘密の扉のシーン3
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  • 秘密の扉のシーン8
  • 秘密の扉のシーン9

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