「チャングム&イ・サン&トンイの世界」ドラマ・シンフォニー キム・ユジョン インタビュー © チャンネル銀河
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2015/03/01

‘15年3月27日(金)、東京国際フォーラムで開催される、3大韓国歴史ドラマの世界初(※)オフィシャル・コンサート『チャングム&イ・サン&トンイの世界』ドラマ・シンフォニーに、「トンイ」「太陽を抱く月」など数多くのドラマに出演し、MBC、KBS、SBS各局の演技大賞等で子役賞を受賞した注目の若手俳優、キム・ユジョンがスペシャル・ゲストとして出演することが決まった。

1999年生まれの15歳にして、映画・ドラマ併せて40作品以上もの出演経験を持つキム・ユジョン。愛らしい少女から大人の女優へと麗しく成長しつつある、今注目の彼女に聞いてみた。

『チャングム&イ・サン&トンイの世界』ドラマ・シンフォニーへの出演が決まって、どんなお気持ちですか?

4年前「トンイ」という素敵なドラマを通じて、皆さんにお目にかかれたことに感激していましたが、こうして日本で開かれるドラマ音楽のフルオーケストラ・コンサートに、ゲストとして参加できることになって、とても光栄です。
日本には、小さい頃見ていたアニメの影響もあって、よく行きたいと思っていましたので、願いが叶いました!
3月27日まで、まだ時間がありますが、今から楽しみでワクワクしています。

今回のイベントには、「トンイ」のイ・ビョンフン監督が一緒に来日されることになっていますが、ドラマを撮影されている時の監督の印象は?

イ・ビョンフン監督と初めてお会いした時は、ちょっと怖い印象を受けましたが、撮影中はいろいろなことを教えて頂きました。当時私は11歳で、この大役をどう演じたらよいのか戸惑い、悩んでしまうこともよくありました。そんな私の言うことにも耳を傾け、一人でしっかり演技ができるように指導して下さった監督は、私にとって一生感謝しても足らないほどの恩人です。イ・ビョンフン監督と「トンイ」のお仕事をしていなければ、私は、今ほど自信を持って演技をすることはできなかったと思います。

先輩の俳優さんや女優さん方とは、どんな関係でしたか?

現場で一番年下だったので、皆さんとても可愛がって下さいました。語感もいいし、当時の私の顔にも似合っている、と言って、皆さん、私のことを「トンイ」と呼んで下さっていました。

「トンイ」の中では、素晴らしい楽曲がシーンごとに流れますが、その中でも特にお気に入りの曲があれば教えてください。

『天崖至睋(チョネジア)』です。
メロディーがとても良くて、前奏の部分を聴いていると心が落ち着きます。中毒性があるというんでしょうか、何度聴いてもまた聴きたくなってしまいます。

今回のコンサートでは『天崖至睋(チョネジア)』をはじめ、3作のドラマの音楽監督を務めた作曲家のイム・セヒョンさんの来日も決まってますよね。イム・セヒョンさんの情報はインターネットで検索しても、プロフィールも画像も出てこないというほど世に公開されていないので、ファンの間では今回の来日を期待する声も大きいのですが、ユジョンさんは、イム・セヒョンさんの音楽についてどのように思われますか?

イム・セヒョン音楽監督は、「トンイ」だけでなく「チャングム」や「イ・サン」「ホジュン」などのオリジナル・サウンドトラックでも有名ですが、東洋と西洋の楽器が調和して混じり合う曲調は、本当に素晴らしいですよね。大好きです。

子ども時代のトンイはどのようなキャラクターだと思いますか?また、どのように演じようと考えていましたか?

トンイは、とても活発でプライドも好奇心も強い。それでいてお父さんとお兄さんが大好きな、天真爛漫なキャラクターでした。ですから、男の子のように元気いっぱいな姿を表現しようと心がけていました。

キム・ユジョンさんご自身は?

トンイによく似ていると思います。

「トンイ」から2年後に出演された「太陽を抱く月」では、打って変わって、王世子フォンと出会い、切ない初恋に落ちるという役(ホ・ヨヌ)を演じられましたが、印象に残っていることは?

それまでは大人の俳優さん方との撮影でしたが、この作品では、同年代の方々と一緒の時間が多く、休憩時間には皆でよく学校や友達のことなどのおしゃべりもしました。が、(フォンを演じた)ヨ・ジングさんとのラブシーンは、恥ずかしくて照れくさかったです。告白のシーンの前に台詞の練習をするときには、わざと声を大きくしたりして-----。でも、それが放送され、視聴者の皆様からご支持いただけた時には本当に嬉しかったです。

キム・ユジョンさん、ヨ・ジングさんの他にも、キム・ソヒョンさん等、子供時代を演じた皆さんの演技が「太陽を抱く月」を大ヒットさせた理由の一つだと言われていますが、一緒に演技をされていて刺激を受けたことはありますか?

ソヒョンちゃんとは事務所も同じで、仲良しです。
彼女は集中力もあるし、いつも一生懸命にやる姿を見せてくれますから、私も頑張らなければという気持ちにさせられます。

ホ・ヨヌとフォンは、その後ハン・ガインさんとキム・スヒョンさんによって演じられますが、ハン・ガインさんの子ども時代を演じるということで、特に意識したことはありますか?

ハン・ガイン先輩とは、この作品で初めてお会いしましたが、とても美しい方でした。自分と似ていると言って下さったので、空を飛ぶような(嬉しい)気持ちで撮影にのぞんだことを覚えています。

「太陽を抱く月」はご自身にとってどういう作品でしたか?また、客観的に見た場合、どういう作品だと思われますか?

私にとっては、ドラマの役名ではなく、“キム・ユジョン”という名前で呼ばれるようになった作品ですので、とても思い出深く大切な作品です。原作が良いので、日本の皆様にも興味を持って愛していただける作品だと思います。

歴史ドラマを演じるにあたって、心がけていることはありますか?

一挙手一投足に気を配ります。私がもし、当時の人がやらなかったような行動や話し方をすれば、きっと視聴者の皆さんが違和感を感じるでしょう。監督や共演者の方々のアドバイスだけでなく、ファンの皆さん、視聴者の皆さんの貴重なご意見も常に意識するようにしています。

最後に。俳優というお仕事について、どのように思われますか?

俳優として生きている事に感謝していますし、今、とても幸せです。

記事提供:チャンネル銀河

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