太陽を抱く月 チョン・イル インタビュー © チャンネル銀河
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2015/07/01

「太陽を抱く月」は、現在チャンネル銀河でも放送しており、大変な人気です。本作では、初恋の人に切ない想いを抱く王子・陽明君(ヤンミョングン)を演じました。出演を決めた理由は何ですか?

「一番の理由は、陽明君というキャラクターがとても魅力的だったからです。陽明君は、一見するととても陽気で、王子という立場なのに自由に生きている人間です。でも、その心の内側にはとても深い想いがあります。そんなところに惹かれました。この役を演じることで多様な姿を見せられると思ったし、人々に強い印象を残すことが出来ると思いました。でも、オファーをいただいた当時は、出演するかどうか、すごく悩んだんですよ」

どんなところで悩んだのでしょうか?

「実はその時、僕は『美男<イケメン>ラーメン店』の撮影中でした。そろそろ撮影が終わるという頃に話をいただいたのですが、『太陽を抱く月』の撮影に入るまで1週間しか時間がなかったんです。『美男…』はラブコメディだし、僕が演じていたチスはコミカルな役柄だったので、チスを演じた後ですぐにこの役を演じこなせるだろうか?と思いました」

確かに、まったく性格の違う役柄ですね。

「僕は、周囲の人達に役柄の選択について意見を聞いてみるほうです。でも、この時は『やらないほうがいい』『ぜひ、やってみろ』と意見が半々に別れたんですよ。それで、また悩んで、悩んで…。でも、最終的には、この魅力的なキャラクターを逃したくないと思って出演を決めました」

撮影までの1週間、どのようにして気持ちを切り替えたのですか?

「前の役を脱ぎ捨てて新しい役に入り込むために、地方のホテルに3日間こもりました(笑)。携帯電話も切って、ホテルの部屋でひたすら台本だけを読んでいたんです。それが少しは助けになったような気がします」

時代劇は撮影が大変だと聞きますが、現場の雰囲気はいかがでしたか。

「撮影期間自体がそれほど長くはなかったので、とにかく忙しくて何も考えられませんでした(笑)。演技の準備はしたけれど、とにかく自分をしっかり保とうと、それだけを考えながら撮影していました。そのような状態だったので、キム・スヒョンさんやハン・ガインさんなど、共演者の方達との交流時間があまり持てなかったのがちょっと残念でした」

この作品を通して、チョン・イルさんの人気がさらに高まったと思います。『太陽を抱く月』は、チョン・イルさんにとってどんな作品になりましたか。

「これまでの出演作の中で視聴率が一番よかった作品でもあり、僕の知名度をさらに高めてくれた作品ですね(笑)。僕は本当に運のいい俳優だと思います。放送されると評判も上がり、多くの人が現場の見学に訪れていました。僕に、たくさんの自信を与えてくれた作品だと思います」

本作の、「陽明君のここが見どころ!」というポイントを教えてください。

「自由気ままに生きてきた陽明君ですが、愛する弟、愛する女性のために、自分の命まで捧げようとします。そんな彼の姿を見てほしいですね。特に最終回は、僕が強く“演じてみたい!”と思った印象深いシーンがありますので、最後まで楽しんで見ていただけたら嬉しいです」

5月に行われたファンミーティングも大盛況でした。日本のファンと直接触れ合って、どのように感じましたか。

「今回のファンミーティングは、本当に準備に時間をかけました。これまで見せたことのない、いろいろな姿を見せたいと思って、「壁ドン」にも挑戦しました(笑)幸い、みなさんがとても喜んでくれて、僕自身も楽しかったし、心が癒されました」

もう何度も来日されていますが、日本で楽しみにしているもの、食べたいものなどはありますか。

「日本ではファンミーティングやイベントを10回以上行っています。また、プライベートで何度も来ているので、もう美味しいものは全て食べています(笑)。行ってみたいのは冬の北海道。美しい雪の中でスキーをしてみたいですね」

最後に、日本のファンへメッセージをお願いします。

「これからも、たくさんのイベントでみなさんにお会いしたいです。ファンのみなさんと一緒に思い出を作ることは、僕にとってすごく幸せなことです。また、良い作品を見せられるよう、常に努力する俳優であり続けます。みなさんの愛に応えられるよう頑張りますので、応援をよろしくお願いします!」

記事提供:チャンネル銀河

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