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連載 映画「3月のライオン」現場レポート 連載 映画「3月のライオン」現場レポート

第2回

「3月のライオン」
現場レポート

「3月のライオン」現場レポート
島田開(佐々木蔵之介)

桐山零は神木隆之介以外に考えられない!という第1回目の現場レポートに続き、今回は桐山を取り巻くキャラクターにフォーカス。桐山以外の棋士を演じる面々も思わず「ハマり役!」と声を上げたくなる俳優が揃っている。島田開=佐々木蔵之介、後藤正宗=伊藤英明、宗谷冬司=加瀬亮……なかでも島田は原作者(羽海野チカ)がもともと佐々木さんの雰囲気をモデルにしていることからも、ファンにとっては夢のようなキャスティングとなった。

後藤正宗(伊藤英明)

〈前編〉〈後編〉で桐山・島田・後藤・宗谷たちの対局が描かれるわけだが、その1つ1つがそれだけで1本の映画ができるのではないかと思うほどドラマ性を持っている。たとえば〈前編〉後半の獅子王戦決勝戦。島田と後藤の対局シーンは4月下旬の某日、早朝8時から夕方の5時まで、約8時間(休憩1時間)かけて撮影された。セリフはほぼなし。激しい対局はもちろん見どころだが、このシーンは原作をアレンジした映画ならではのユニークな演出も要注目だ。

幸田香子(有村架純)

そして、なかなか明かされなかった二海堂晴信を演じるのは染谷将太。桐山のライバルであり友であり物語のムードメイカーの二海堂は、撮影現場でも“癒し系”的存在で、桐山役の神木さんとの息もぴったりだった。桐山の自宅へ引っ越し祝いにやってきて2人で将棋をさすシーンは、笑いを誘うアドリブを連発する染谷さん、それを自然に真面目に受け止める神木さん、若手ツートップの掛け合いに、監督も「いい表情だなぁ」としばし見とれる。ちなみに桐山が一人暮らしをするのは、原作同様に川沿い(隅田川)のアパート。部屋のなかは殺風景だけれど、ド真ん中に将棋盤のある桐山らしさ溢れる部屋だ。そこに義理の姉・香子が訪ねてくるシーンでは、香子役の有村架純さんの鋭く棘のある演技にドキリとさせられる。桐山と香子──嫉妬と愛情が複雑に絡み合う姉弟のぶつかり合いも見どころだ。

川本あかり(倉科カナ)

桐山の家の前に流れる川の向こう側で暮らすのは川本家の3姉妹。スタジオのセットであの家の雰囲気を出すのは難しい……ということで、川本家の撮影は都内のとある古民家を借りて行われた。まるで原作から飛び出したような、古いけれど温かい雰囲気のその家は、まさに“3月のライオン”の世界観そのものだった。姉・あかり役の倉科カナをはじめとする3姉妹と前田吟の演じる祖父が本当にそこに住んでいるかのようなリアリティがあった。

ほかにも、桐山の義父・幸田柾近を豊川悦司、桐山の担任教師を高橋一生、プロ棋士仲間の三角龍雪(通称スミス)を中村倫也など、どの配役も「すごくいい!」と納得するベストキャスティングとなっている。

文・新谷里映

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