岩田剛典 J:COMスペシャルフォト・インタビュー

EXILEと三代目J Soul Brothersを兼任するパフォーマーとして活躍する一方で、舞台やドラマに出演し俳優としても注目を集めている岩田剛典。高畑充希とのW主演となる映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」は、彼にとって初めての主演作となる。原作は有川浩のベストセラー小説で、ファンの多いこの物語に岩田はどのように臨んだのだろうか。

この映画って、2人の距離感がすべてなんですよ

――今回は初めての映画主演になりますが、演じることになった経緯を教えてください。

「初めて主演のお話をいただけたので、純粋に嬉しかったですね。まさか自分が主演を務めるなんて、当時はまだ全然無かった感覚でしたから。2年前の三代目のアリーナツアー(三代目J Soul Brothers LIVE TOUR 2014"BLUE IMPACT")を映画のプロデューサーの方が観てくださって、スクリーンに映った僕の笑顔を見て『あっ、樹がいる』って思ってオファーをくれたそうなんです。そういう意味では、アーティスト活動をしていなければ巡り合えていない作品なので、僕にとっては運命を感じる作品になりました」

――樹は、さやかの目の前に突然現れた、まさに王子様のような存在です。原作ファンも多い作品ですが、プレッシャーはありませんでしたか?

「原作がベストセラー小説なので、たくさん原作のファンがいて、小説を通して樹に恋をした読者がたくさんいるわけですから、そのイメージを持って映画を観に来る方がたくさんいらっしゃることにはプレッシャーを感じました。自分なりに樹とちゃんと向き合っていかないと、どうしても比べられてしまうので。それは、お話をいただいた時から思っていました。でも、プレッシャーだけじゃなくて、その何倍も期待感のほうが大きかったんですよ。ワクワクしていましたし、早く撮影に入らないかな、なんて思っていましたね」

――役作りはどのようにしていきましたか?

「役作りについて、ビジュアルに関してはいろいろと相談しようと思っていたんですけど、打ち合わせに行ったら『このままでいい』って言われて。例えば、原作のカバーイラストもそうですけど小説を読むと樹は黒髪のイメージだったので、髪は黒くしますよね?って確認しても、『君が樹なんだから。そのまま出ちゃえば樹なんだよ』って言ってくれたんです。なので、役作りをした部分といえば、料理の練習をしたくらいなんですよね。それ以外は、そんなに何かを意識して作りこんだりはしていないんです」

――料理についてはずいぶん特訓されたそうですが、どんなことをしましたか?

「料理については、事務所の中にLDHキッチンっていう焼き鳥やお鍋のお店をやっている部署があるんですけど、そこの料理長に自分で直接連絡して、いろいろと教えてもらいながら特訓して研究しました。あとは、映画の料理を監修してくれている方について、中華鍋やフライパンの使い方を教えてもらいました。オムレツに至っては、山のように作りましたね。樹は料理人並に腕がある設定ですけど、僕自身は料理ができるタイプではないんです。サラッと作れる雰囲気が出せないとマズイなと思っていたので。料理ができる人の手つきや佇まいについては苦労したところですね。会話しながら作ったりするので、手元を見ずに料理していたりするんですよ。そこは難しかったですね」

――高畑充希さんとのW主演でしたが、2人のやりとりがとてもリアリティがあって、ついニヤついてしまうようなシーンがたくさんありました。

「この映画って、2人の距離感がすべてなんですよ。2人の雰囲気で良し悪しのすべてが決まってしまう。なので、撮影現場での高畑さんとのコミュニケーションの感じやカメラが回っていないときの空気感とかが、モロにアドリブのお芝居とかに出てしまうんですよね。だから本当に相手役に恵まれたと思います。高畑さんはすごく気さくで、何を話しかけてもフランクに返してくれる。変に構える必要が無くて、ストーリーの流れに自然に入っていける方だったので、助かった部分は大きいですね。2人の会話にはアドリブも多いんですが、さやかが受け身なので、きっかけになる言葉や言いだしっぺは樹なんですよ。ちゃんと役のキャラクターの中でのアドリブになるように、そこだけは気をつけました」

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©2016「HiGH&LOW」製作委員会

運命の恋を信じたい気持ちはあります

――俳優の仕事とパフォーマーの仕事を比べてみて、自分ではどのような違いがあると思っていますか。

「真逆ですね。エンターテインメントというくくりでは同じかも知れませんけど、パフォーマーは発散というか、自分から開放していくようなイメージなんです。でも演技は、僕の感覚では自分の中の奥のほう、コアに入っていく作業。すごく繊細で、誤魔化しがきかないんですよ。映画のスクリーンでアップになると、まばたき一つでも"表現"になってしまう。だから、最初は未知の世界でした。ダンスはこれまでずっとやって来たので経験値がありますけど、演技はまだまだ分からないことも多いですし、これから。そこが面白くもありますし、いろいろと見つけていく途中ですね」

――体を使って表現するというのは、俳優もパフォーマーも同じだと思います。トレーニングなどで気をつけていることは?

「体力勝負なので、トレーニングは欠かせないですね。筋トレもやるんですけど、筋肉を大きくするというものではなくて、体幹をしっかり鍛えるようにしています。それに加えて、有酸素運動などで持久力をつけるようにしています。健康な体に健全な精神が宿るなんてよく言いますけど、ハードなスケジュールの中でも健康管理はしっかり心がけています。予定を見て、その予定の何日前にはこのトレーニングをして、食べるものを選んで、そうやって計画していかないと体を壊してしまうお仕事だと思っているので。やっぱりそこは、自己管理ですよね」

――劇中には、おいしそうな料理がたくさん出てきます。岩田さんがここ一番の時に食べるものといえば?

「肉を食べると、次の日すごく力が出ますよね。単純ですけど(笑)。科学的にどうなのかとかはわからないですけど、すごく自分の体で感じますね。ライブの前とかしっかりお肉を食べると、ガッツが出ます。僕、何かと焼き鳥を食べるんですよ。鶏肉がヘルシーっていうのもあるんですけど、食べる量も調整しやすいじゃないですか。お寿司とかもそうですけど。それに焼き鳥ってあとは口に運ぶだけなんで、楽ですよね。全部、手で済んじゃう(笑)。ちょっと寄る感じの気軽さもあって、好きですね」

――今回の作品はとてもロマンチックで運命的な恋愛ストーリーですが、こういう運命的な恋はしてみたいですか?

「憧れはありますよ。ひろう、ひろわないは置いておいて(笑)。そこはファンタジーなんで無いと思いますけど、運命の恋は、信じたい気持ちがあります。どちらかというと、長い友達の期間からお付き合いするってあんまり想像つかないんですよね。この人のことが気になるな、っていうのは直感で決まるんじゃないかな。僕の場合は、ですけど。もちろんビジュアルの印象が最初の第一印象で入ってきますけど、食事のときとかの仕草や話し方や言葉遣いのきれいな人が素敵だなと思いますね」

――最後に、この映画の見どころをお願いします

「僕にとって初主演という作品は一生に一度だけなので、たくさんの方に見ていただきたいですね。恋愛映画としてだけではなく、日常に根ざした草花の愛しさだったり、人と暮らすことの良さだったりと、心温まる作品になっているので、映画を観てやさしい気持ちになってもらえたらなと思います」

撮影:渡部孝弘
ヘアメイク:千絵(H.M.C)
スタイリング:ジャンボ(SPEED WHEELS)
取材・文:宮崎新之

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「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」

2016年6月4日(土)全国ロードショー

UEFA EURO 2016™ サッカー欧州選手権

©2016「植物図鑑」製作委員会

出演:岩田剛典(EXILE/三代目J Soul Brothers)、高畑充希
阿部丈二、今井華、谷澤恵里香、相島一之、酒井敏也ほか
監督:三木康一郎
原作:有川浩(「植物図鑑」幻冬舎文庫)
配給:松竹

STORY

仕事もプライベートもうまくいかない、一人暮らしのOL・さやか。2月のある夜、アパートの前で行き倒れている見ず知らずの男・樹を見つけて、思わず声をかける。「俺を拾ってくれませんか」と話す樹を、酔いも手伝って家に上げてしまうさやか。さやかは行くところがない樹と、半年限定の同居生活を送ることになるが…。

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