野口竜司(東海大)インタビュー「2019年のラグビーW杯で活躍できるように」 | MY J:COM
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Wed, 13 Dec 2017 15:00:00 +0900
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野口竜司

東海大学ラグビー部・主将

高校生、大学生の熱い戦いが繰り広げられる年末年始、特に注目したいのが「ラグビー大学選手権」。今年、大学生として唯一、ラグビー日本代表に選ばれた野口竜司選手(東海大学ラグビー部・主将)に大会への意気込みや学生スポーツの魅力を聞いた。

大学ラグビーについて

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―― 12月16日(土)に早稲田大学との対戦が決まりました。
「第54回全国大学ラグビーフットボール選手権大会」(以後、大学選手権)への意気込みをお願いします。

[野口選手]大学選手権は、トーナメント戦で負けたら終わりの戦いが続くので、1試合1試合、良い準備をして、1試合1試合、全力をかけて挑みたいと思っています。
早稲田は、ボールを大きく動かしてくるチームですが、それに対して、自分たちがどういうラグビーができるかが重要になってくるので、FWのセットプレーであったり、あらゆる場面でプレッシャーをかけていくことにこだわってやっていきたいです。

―― 野口選手が1年生のときは、準決勝で筑波大学に敗れ、2年生、3年生は帝京大学に敗れて2年連続で準優勝。ついに迎える大学最後の選手権について、1~3年生のときと、4年生しかもキャプテンとして迎える今を比べると、どんな気持ちの変化がありましたか?

[野口選手]「大学日本一」を目指す東海大学ラグビー部に入部して、どの学年も常に日本一を目指して戦ってきたので、大きく変わることはありません。ただ4年生になって、自分にとって「学生スポーツ」として最後の戦いになるということ、また今までは先輩たちに引っ張ってもらっていましたが、今年はキャプテンとして自分が引っ張る立場になったので、そういう意味では少し気持ちに変化がありましたね。

―― キャプテンになると決まったとき、正直、どんな気持ちでしたか?

[野口選手]もともと自分は引っ張るタイプではないと思っていたので、正直、最初は戸惑いました。
ただ、どんどんやっていくうちに、必ずしもキャプテンが全部やる訳ではなく、色んなリーダーたちがいて支えてくれるんだから、彼らが動きやすい環境を作りつつ、自分はチームのトップという立場に全力を尽くせばいいんだ、と思えるようになりました。

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―― キャプテンとして、東海大学はどんなチームだと思いますか?
また、野口選手が考える「東海大学の注目選手」は、どなたですか?

[野口選手]東海大は、すごくセットプレーにこだわりを持っているチームです。
FWの一人一人の強さ、セットプレーの精度、BKは大きくボールを動かす中でのゲインラインの突破。
そういう部分にこだわっていると同時に、そこが強みでもあります。

色々な選手に注目してもらいたいのですが、あえて挙げるなら…
FWは、藤山裕太朗選手(4年生・FWリーダー / FL)です。
FWリーダーを担当し、僕が言わなくても色々なことに気づいて、チームに声がけしてくれるので、キャプテンとしてとても助けられています。練習中から“なにかが違うな”と気づいて、チームを鼓舞してくれて、彼の声でスイッチが入ることも多いので、そういう意味でも東海にとって、キーマンになってくると思います。
また、トンガからの留学生二人(テビタ・タタフ、アタアタ・モエアキオラ)はインパクトプレーヤーなので、そこをどういった形で生かすか、というのもキーになってくるかと思います。

BKは、池田悠希選手(4年生 / CTB)です。
ゲインをとってくれるので、アウトサイドの選手からしたらとてもありがたい存在です。
東海大仰星高校時代から一緒にずっとプレイしていることもあって、お互いどういう動きをするのかわかるので、そこも自分としては、やりやすいですね。

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―― 日本代表としても活躍されている野口選手ですが、日本代表を経験したことで何か変化はありましたか?

[野口選手]代表では、パスのスキル練習をかなり積んだこともあって、パスがよくなったこと、また判断力が身についてきたので、プレイの反応速度があがったと思います。ただ同時にまだまだ伸ばせるなと思っているので、そこは自分でも可能性を感じています。

代表を経験したことで以前より、気持ちに余裕を持てるようになりました。ただ、東海に戻った後、逆に色々とやろうとしすぎて、ほかの可能性をつぶしてしまう時もあるので、そこは修正していきたいと思っています。 代表では、年齢が一番下だったので最初はとても緊張しましたが、色んな選手が声をかけてくださったので、とても話しやすくなりました。アドバイスをたくさんもらったので動きのバリエーションも増え、そういう面でもすごく成長できたと思います。特に田中史朗さんが、練習以外の場でも、よく声をかけてくださったので、それでチームになじんでいけたと思います。

―― 大学選手権での目標はもちろん日本一だと思いますが、優勝したら、まず誰に報告したいですか?

[野口選手]すごく難しいのですが…
今までラグビーを続けていて、色んな人にお世話になってきたので、そういう方たちに報告したいと思います。本当にたくさんの方にお世話になったので。高校、大学とお世話になった土井先生(元・東海大仰星高校ラグビー部監督、現・東海大学「学園ラグビーコーディネーター」)には、なるべく早く報告したいですね。
両親にはもちろん伝えたいですが、おそらく見に来ると思うので、あえて報告しなくても結果はすぐわかるかな、と(笑)。

―― 野口選手が考える大学ラグビーの魅力はなんですか?

[野口選手]先ほどもお伝えしましたが、「学生スポーツ」として最後の戦いということで、みんなそこに賭ける強い想いがあります。
レベルが高くなるにつれ、厳しい戦いが続きますが、そんな中で各大学が色んな戦術を駆使して、日本一に向かって全力で戦っていく、というところが魅力ではないかと思います。

代表も大学も“仲間意識”が大切なのは同じです。
代表は、さまざまなチームから選手が集まってきているからこそ、コミュニケーションが大事だということを各自が認識しているので、合宿や遠征では密にコミュニケーションをとり、チームを作り上げていきます。一方、大学ではラグビー以外の生活もずっと一緒なので、そこまで意識しなくても、自然とコミュニケーションがとれているという意味では、“仲間という関係が作られていく過程”は少し違いますね。

高校ラグビーについて

―― 12月27日に開幕する「第97回全国高等学校全国ラグビーフットボール大会」(以後、花園)に母校の東海大仰星高校の出場が決定しています。
大会を間近に控えた後輩たちに言葉をかけるとしたら、どんな言葉ですか?

[野口選手]花園は、タイトな日程、かつ3年生は「負けたら引退」という状況での戦いが続くので、きちんと準備をするのはもちろんですが、ワンプレイワンプレイ、一瞬一瞬に全てを賭けて欲しいと思います。その強い気持ちがプレイにもつながっていきますし、なにより戦い終わったときに自分の中にその気持ちが財産として残ることを、高校ラグビー、大学ラグビーの両方を経験した僕は実感しています。

―― 中学1年生からラグビーを始め、高校、大学と全国レベルで活躍されてらっしゃいますが、ご自身では大学ラグビーと高校ラグビーの違いは、どこにあると思われますか?

[野口選手]色々と感じることはありましたが、プレイしていて一番の変化は、試合中の時間帯の考え方ですね。
高校は30分ハーフなので、長いようで意外とアッという間に終わってしまうという印象だったのですが、大学で40分ハーフになり、初めて大学で試合に出たときは「こんなに長かったかな?!」とバテてしまい、びっくりしたのを覚えています(笑)。 大学は、高校と違ってセットプレーに時間がかかりますし、特に東海大はセットプレーを強みとしているので、プレイスタイルの面でもすぐ慣れましたが、体力的にも精神的にも配分が変わってくるので、最初は少し戸惑いました。

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―― 高校ラグビーをご覧になる皆さんに「こういうポイントで見るとより楽しめる」といった、選手だからこそのオススメポイントはありますか?

[野口選手]高校ラグビーは、各校の戦術がはっきりと出るので、そこがすごく見どころだと思います。
対戦カードの相性によって勝ち負けが左右されることも多いですし、監督の指導方法によっても各校のカラーが違うので、そういう部分も見ていて楽しめるんじゃないかなと思います。

東海大仰星高校時代、1年生で準優勝(優勝は東福岡高校)、3年生で優勝しましたが、2年生のときは予選で負けてしまい、花園に出場できませんでした。
ただ前年、準優勝しているのでトロフィーや楯を返還しに開会式に行かなくてはならず、通常は3年生が行くところを先生から「2年生が行くように」と言われて、僕たちが行きました。返還しに行った僕たちも、それを見ていたほかのラグビー部のメンバーも、そのときに味わった「花園に出られない」という悔しい気持ちが、翌年の優勝につながったんだと思います。

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