オリジナルインタビュー第17弾!
~前編~知野直人選手・牧秀悟選手が登場!
シーズン後半!苦境のチームで切磋琢磨する同学年コンビ

今回のオリジナルインタビューは、知野直人選手と牧秀悟選手の同学年コンビが登場!

知野選手(1999年2月16日生)は、第一学院校‐新潟アルビレックスBCを経て2018年ドラフト6位で入団。独立リーグ時代に走攻守が揃った選手として注目を浴び、プロ入り。2019〜2020年は1軍出場は叶わなかったものの、今シーズンついに念願の1軍初昇格。5月26日にはオリックス戦で、記念すべきプロ初安打の記録をホームランで飾りました。右投右打。

牧選手(1998年4月21日生)は、松本第一高‐中央大学を経て2020年ドラフト2位で入団したルーキー。大学では1年からレギュラー入りし、3年春季リーグで首位打者、秋季リーグでMVP。同年、日米大学野球選手権大会に日本代表選手として出場。今シーズンは開幕を1軍で迎え、3月27日のジャイアンツ戦でプロ初安打、同31日のヤクルト戦でプロ初ホームラン。6月8日には、新人球団記録に62年ぶりに並ぶ7度目の猛打賞を獲得しました。右投右打。

これまで歩んできた野球人生のカラーは違えど、同学年でとても仲が良いという2人。
お互いに刺激を受け合い、切磋琢磨している間柄です。
今回は、そんな2人に同時インタビュー。チームが苦境に立たされている中、シーズン後半にかける2人の意気込みや、プレースタイルについて語ってもらいました。

今回は、前編、後編の2回に渡って公開して参ります。
まずは前編をお届け!

インタビュアーは今回ももちろんこの人、ベイスターズOB荒波翔が務めます。
(※本取材は2021年6月25日にリモート取材にて行われました。)

Interview Movie

実際のインタビューの模様を
動画でもお届け!

プロ入りして分かった
選手のハードな毎日

荒波翔

今回は、お二人とも僕は初対面ということで、まずは僕の自己紹介から。
2018年まで横浜DeNAベイスターズにいた荒波といいます。
今日はこの後ビジターゲームがあるため、お二人には大阪からリモートでインタビューに応えていただいています。お忙しいところありがとうございます。

知野直人
牧秀悟

よろしくお願いします。

荒波翔

他で受けるインタビューよりはきっと全然フランクなはずなので、自然体な感じでよろしくお願いします!特に知野選手は無口だと聞いているので、気楽にね(笑)。

知野直人

はい(笑)!

荒波翔

それではさっそく聞いていきましょう。
知野選手は今年でプロ入り3年目、牧選手は1年目です。
プロに入って、1番最初に感じたことをそれぞれ教えてください。

牧秀悟

ピッチャーとバッターのレベルの高さを1番に感じました。
そして、同じくらい強く実感しているのが、プロ野球選手の1週間がとても過密だということです。長距離を移動して毎日試合をして…プロ野球選手はみんなこれを当たり前にこなしているんだな、あらためて大変だな、と。

知野直人

僕が1番感じたのは、チームの内野手の選手と自分との技術レベルの差です。
例えば大和選手の動きなんかを見ていると、自分とは全然違いすぎて…本当に驚きました。

荒波翔

僕は社会人野球を経験してからプロ入りしたんですけど、それまで1週間で6試合やるなんて経験はなかったから、牧選手が言ったように1年目は慣れるまでがすごく大変でした。
移動もすごく大変だと思っていたんだけど、知野選手は独立リーグを経験しているから、移動には慣れている感じかな?

知野直人

そうですね。
独立リーグの場合、主な移動手段は長距離バスです。今は新幹線や飛行機で移動できるから、むしろ楽に感じるくらいです(笑)。どんなに長くても今は3時間とかで着いちゃいますからね。

荒波翔

移動に関しては楽勝って感じですよね。
そういえば、今二人がいる大阪のホテルは僕も現役時代に泊まったことがあるんですけど、めちゃくちゃご飯が美味しいですよね!

知野直人

そうですね(笑)。

荒波翔

それも、プロ野球ならではの楽しみですよね。
食べすぎないように気をつけてくださいね(笑)。

牧秀悟 知野直人

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仲の良い2人は
お互いの勇姿をどう見てる?

荒波翔

知野選手と牧選手は、同学年ということもあってとても仲が良いそうですね。
牧選手はデビューから今日まで、プロ1年目ながらレギュラーとしてものすごい活躍を見せてくれています。知野選手から見て、牧選手の姿はどのように映っていますか?

知野直人

毎日ウザくね?ってくらい打ってますよね(笑)。すごいです。
僕がプロに入って初ヒットを打つまで、3年目の今年までかかってるんです。そう考えると「すごい」の一言です。

荒波翔

そうですね。簡単に打っているように見えますからね(笑)。
とはいえ、実際には簡単に打っているのではないはず。牧選手自身は今の活躍できている要因は何だと考えていますか?

牧秀悟

実は、シーズンが始まったばかりの頃は焦りもありました。
でも1本打ってから打席を重ねるごとに、自分なりの間合いだとかピッチャーの配球だとかがだんだん分かるようになってきて、それが今の自分らしいバッティングにつながっているのだと思います。

荒波翔

一方、知野選手はさきほど自身でも言っていた通り、プロ入り後の初安打が3年目の今年に出たばかり。しかもそれがホームランとなりました。初ヒットがホームランというのも、なかなかすごいことですよね。その時の打席を振り返ってみてどうですか?
3年かかったこともあって、きっといろんな感情が湧き上がったのではないかと思いますが。

知野直人

そうですね。
あの打席は正直、アナリストからは真っ直ぐかフォークしかこないと言われていて。そしたらまさかのカーブが来たので、「話が違うじゃないか!」と(笑)。
でも、そこで良い意味で力が抜けたんですよね。開き直れたというか。そして次こそは真っ直ぐが来る!という気持ちで準備をしたら、結果的にホームランになった感じです。

荒波翔

僕も試合を見ていましたが、打った瞬間にホームランを確信できるような完璧な当たりでしたよね。感触的にはどうでしたか?

知野直人

完璧ではあったんですけど(笑)、僕は全力で走りました。

荒波翔

実は入ってなかった!ってなったら恥ずかしいしね(笑)。
でも見ているだけでも、知野選手が打った瞬間「これはホームランだな」って分かったくらいでしたよ。
牧選手はベンチで見ていてどう感じましたか?

牧秀悟

そうですね。
すごい打球だと思いました。試合自体は負けている状態ではあったんですけど、知野自身にずっとヒットがない中での1打だったので。
打った瞬間に絶対入った!と僕も思ったんですけど、知野の方を見たら確かに全力疾走してましたね(笑)。

荒波翔

牧選手もやっぱり、打った瞬間を見ただけでホームランだと分かったんですね。

牧秀悟

はい。打球の強さや角度で分かりました。

荒波翔

あぁいう時に、歩けるくらいになったらカッコいいですよね(笑)。

自分らしいスタイルを!
打撃へのこだわり

荒波翔

ちょうど打撃の話題になったので、続けて打撃に関して聞いてみたいと思います。
試合や練習などで意識していることを教えてください。

牧秀悟

僕はまだ1年目で戦ったことのないピッチャーもたくさんいるのですが、どんなピッチャーと対戦することになったとしても、自分のバッティングスタイルは変えずにいたいと思っています。調子が良くても悪くても、自分らしいバッティングをいつも意識しながら試合に臨んでいます。

荒波翔

牧選手は逆方向の打球も力強いですし、低めに対する選球眼も素晴らしいですよね。
そのバッティングスタイルは、いつごろ身に付いたものですか?大学の頃?

牧秀悟

実は大学2年生まではずっとバッティングに苦しんでいたんです。3年生になったくらいから、だんだん自分らしい力強いバッティングができるようになってきて。それが今になっても継続できているという感じですね。

荒波翔

ちなみに、逆方向は狙って打ってるわけではない?
基本的にはセンターを意識して、逆方向にいくこともあるという感じなのかな?

牧秀悟

僕自身は右中間の打球が好きなので、そこは常に意識しています。右中間に綺麗な打球が行く時は調子の良い時なので、それがバロメーターでもあります。

荒波翔

じゃあ練習の時から意識して打っている?

牧秀悟

はい。

荒波翔

知野選手はどうですか?打撃で意識してることは?

知野直人

僕は1軍でもまだ打席数もそんなに多くないので、とにかくピッチャーに向かってこられないように。自分のペースに持っていて、自分の前で打てるようにという意識を持っています。

荒波翔

今後に向けて、課題というか気を付けている点などはありますか?

知野直人

僕はどちらかというと、ヘッドを使ったバッティングをするタイプなので、ヘッドをうまく使うということですかね。ヘッドがきかないと僕の持ち味である長打を出せないので。

荒波翔

知野選手のフォームは、本来なら「ヘッドが入り過ぎて、振るタイミングが遅れてしまうからだめだ」って言われることもあるような独特なフォームですよね。これはプロに入る前からのものですか?

知野直人

独立リーグの頃は、今ほどヘッドは入ってなかったと思いますが、似たような雰囲気ではあったと思います。

荒波翔

今のスタイルになったのは、プロに入ってからなんですね。

知野直人

そうですね。ファームにいた頃、嶋村一輝コーチと話し合って今の形になりました。

荒波翔

もしかしたらそのスタイルは今後、クイックの時なんかに苦労したりすることもあるかもしれないね。だけど、自分のバロメーターになるようなものを持っておくっていうのは大事だと思う。その長打力、打撃には期待しています。頑張ってください。

知野直人 荒波翔

バッティングの
参考にしている選手は誰?

荒波翔

二人が参考にしている選手はいますか?

知野直人

僕はノリさん(元横浜DeNAベイスターズ・中村紀洋さん)ですね。

荒波翔

あぁ、なるほどね!
ノリさんとは一緒に現役時代を過ごしましたが、ノリさんも独特な打ち方というか。ヘッドが柔らかくしなるような打ち方をするんですよね。確かに似たようなところがあるので、参考になりそうです。ノリさんの打撃を参考にしたきっかけは?自分でノリさんのプレイを見て?それとも誰かに勧められて?

知野直人

もともとノリさんのバッティングが好きで、よく見ていたんです。
そしたらある時、コーチからも参考にするようアドバイスを受けて、「やっぱり、自分が参考にすべきバッティングスタイルなんだ!」と。だから今ももちろん、ずっと見続けています。

荒波翔

そうなんですね!
牧選手は?

牧秀悟

僕は大学生の頃から、鈴木誠也選手(広島東洋カープ)と坂本勇人選手(読売ジャイアンツ)のバッティングを参考にしながら練習に励んできました。その2人を参考にして、今の自分のスタイルがあるという感じです。

荒波翔

どちらもセ・リーグの選手なので、対戦することもありますね。
やっぱりそういう時は、守備に集中しつつも、相手が打席に立つ場面では、プレーをしっかり見て参考にしていたり?

牧秀悟

そうですね。

チームの戦力に!
シーズン後半への意気込み

荒波翔

今シーズンは、早くも後半戦に入っています。
シーズン後半に向けての目標をお願いします!

牧秀悟

なかなか勝つことができず、チームが最下位という苦しい状況なので、まずは自分自身のことよりも“勝てるチーム”を目指していきたいです。交流戦では良い流れができていたと思うので、チームが勝つために何をすべきか、自分自身も戦力になれるように考えながらやっていきたいと思います。

知野直人

僕は今年初めて1軍に上がって、まだまだ戦力になれていないと思うので、ここからしっかりチームの一員として戦力になれるよう頑張っていきたいと思います。

牧秀悟 荒波翔

知野直人選手 牧秀悟選手

次回~後編~知野直人選手・牧秀悟選手のインタビューもお楽しみに!

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