パリ2024オリンピックブレイキンの放送日程
写真:松尾/アフロスポーツ
- ヒップホップカルチャーから生まれたダンススポーツ。今大会唯一の新競技!
- 試合は1対1の対戦形式。選手のアクロバティックで独創的な動きが見どころ。
- 日本の競技レベルは高く、日本選手団旗手の半井重幸らメダル候補がそろう。
今大会唯一の新競技。1970年代のアメリカでヒップホップカルチャーをルーツに誕生したダンスが、ルールが確立されて競技化したもので、1990年代から国際大会が各地で開催されるようになり、世界中に広まっていった。選手のアクロバティックな動きと、MCやDJによる演出が一体となって生まれる熱気が大きな魅力だ。選手は男子が「Bボーイ」、女子は「Bガール」と呼ばれ、演技は主に立って踊る「トップロック」、しゃがんで足さばきを見せる「フットワーク」、回転技などの大技「パワームーブ」、流れの中で体を静止する「フリーズ」の4要素で構成される。どう技を組み合わせて個性をアピールできるかがカギになり、DJがその場で選んだ曲に即興で動きを合わせて踊る対応力も重要だ。