カヌー

パリ2024オリンピックカヌーの放送日程

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  • 舟艇はカナディアンとカヤックがあり、種目はスラロームとスプリントに大別される
  • 新種目のカヤッククロスは、舟艇同士のぶつかり合いと、初代メダリスト争いが見もの
  • 日本勢の注目は羽根田卓也。5大会連続出場のベテランが、2度目の表彰台を目指し水と戦う

前を向いて舟艇に乗り、パドルを使ってコースを進む競技。舟艇は立て膝か、正座の姿勢で片側にブレード(水かき)が付いたパドルで漕ぐカナディアンと、足を伸ばして座り、両側にブレードが付いたパドルで漕ぐカヤックがあり、種目はスラロームとスプリントに大別される。1936年ベルリン大会からスプリント男子が正式競技になり、1948年ロンドン大会から女子が加わった。スラロームは1972年ミュンヘン大会で初めて正式競技に。それ以降は実施されなかったが、1992年バルセロナ大会からは各大会で行われている。今大会から最大4選手が同時に争うカヤッククロスが採用され、実施種目は男女各8つ。

カヌーテレビ放送予定

※大会期間中の毎日14時頃、最新情報に更新します。

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カヌー競技のルール

スラロームは自然の川、または人工のコースで20前後のゲート(旗門)を通過しながら、ゴールまでの速さを競う。ゲートに体や船体、パドルが触れた場合と、通過しない旗門があった場合、ペナルティータイムが加算される。各選手は予選で2本漕ぎ、良い方の結果の比較で準決勝進出を争う。準決勝と決勝は各選手1本ずつで競う。水流の中で舟艇を自在に操るテクニックは見応え十分だ。スプリントは静水上の直線コースで一斉にスタートして着順を競うもので、予選、準々決勝、準決勝、決勝の4段階で次のラウンドへの進出及び最終順位を争う。シングル(1人)、ペア(2人)、フォア(4人)があり、距離は男女で異なる。水をとらえて進むためのパワーが求められるが、エア、フォアはチームワークも重要に。新種目のカヤッククロスは、高い位置から一斉に水面に飛び込みスタート。舟艇同士でぶつかり合い、つり下げられたポール状のゲートをクリアしながらゴールを目指す。また、指定されたエリアでカヌーを転覆させるようにして1回転する「ロール」を行わなければならない。

カヌー今大会の展望

伝統的にヨーロッパが強く、前回の東京大会はハンガリーが最多3個の金メダルに加え、銀2、銅1個のメダルを獲得。ドイツは金メダルが2個だったが、総数では7個と最多だった。だが一方で、ニュージーランドが総数3個ながらすべて金メダル、オーストラリアが金2、銅1個とオセアニア勢も好成績をおさめた。今大会もヨーロッパ勢がメダル争いの中心になるだろうが、オセアニア勢や、そのほかの新興勢力が割って入る可能性もある。

日本からは男女各2人が出場するが、注目はやはり、5大会連続出場となる男子カナディアンシングルの羽根田卓也だ。2016年リオデジャネイロ大会で銅メダルを獲得し、日本カヌー界に初めてのメダルをもたらしたベテランは、最後の五輪となる可能性が高い今大会で、どんなパフォーマンスを見せるか。

カヌー出場日本人選手

<男子>

田中雄己
岐阜県/初出場/スラローム男子カヤックシングル
羽根田卓也
愛知県/北京・ロンドン・リオ・東京/スラローム男子カナディアンシングル

<女子>

矢澤亜季
長野県/リオ・東京/スラローム女子カヤックシングル
岡﨑遥海
広島県/初出場/スラローム女子カナディアンシングル

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