パリ2024オリンピック新体操の放送日程
写真:ZUMA Press/アフロ
- 「フープ」「ボール」「クラブ」「リボン」の4種目で技術と芸術性を競う
- 巧みな手具さばき、指先まで神経が行き届いた美しい動き、驚異的な柔軟性が見どころ
- 個人・団体とも混戦模様で、意外な選手、国・地域の躍進も?日本は出場ならず
手具を使いながら音楽に合わせて演技を行い、技術と芸術性を競う採点競技。男子種目も存在するが、五輪の正式種目になっているのは女子種目のみ。個人総合と団体総合があり、前者は1984年ロサンゼルス大会から、後者は19996年アトランタ大会から実施されている。演技は13m四方のフロアマットで行われ、個人は「フープ」「ボール」「クラブ」「リボン」の4種目を行い、合計点を競う。5人で演技する団体は、全員がフープを使う種目と、3本のリボンと2個のボールを使う種目の合計点を競う。巧みな手具さばき、手具を投げ上げ、難しい姿勢でキャッチする技術、女子ならではの柔軟性をいかした演技が見どころ。指先まで神経が行き届いた動きは美しく、開脚姿勢などで示される関節の可動域の広さは驚異的だ。