セーリング

パリ2024オリンピックセーリングの放送日程

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  • 種目が変更され、カイトボードを使うフォーミュラカイト級が新採用!
  • 舟艇の改良や、水中翼により高速化。最高時速80km以上になる種目も
  • 日本の期待は、過去にメダルを獲得した470級。今大会から男女混合種目となった

セール(帆)がある舟艇を、風を利用して推進させ着順を競う。起源は古く、五輪でも歴史ある競技。本来なら1896年アテネ大会でも行われはずだったが、悪天候で中止になり、1900年パリ大会で「ヨット」の競技名で初めて実施された。その後、1904年セントルイス大会を除く各大会で実施され、1984年ロサンゼルス大会でボードセーリング、いわゆるウインドサーフィン種目が追加。2000年シドニー大会から現在の競技名となった。女子種目が採用されたのは1988年ソウル大会からだが、それ以前から男女混合の種目が存在し、古くは1932年ロサンゼルス大会で行われている。

セーリングテレビ放送予定

※大会期間中の毎日14時頃、最新情報に更新します。

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セーリング競技のルール

使う艇の種類などにより種目が分かれる。種目は前回の東京大会から変更され、男女別だった470級が混合種目に。また、東京大会で実施された男子だけのフィン級がなくなり、男女のフォーミュラカイト級が新たに採用された。風を受けたカイト(凧)に引っ張られるように水上を進むカイトボードを使用する種目だ。ほかに、ウィンドサーフィン系種目として、RSX級に代わって採用された男女iQフォイル級、名称が変更された男子ILCA7級と女子ILCA6級、そして男子49er級、女子49erFX級、混合ナクラ17級の計10種目が実施される。

海面に設置されたブイを、決められた回数、順序で回りながら着順を競うレースを10~12回実施。総合成績上位10艇が「メダルレース」と呼ばれるレースで最終順位を争う。レースはスタート5分前からカウントダウンが始まり、0秒でふたつの船やブイを結んだ仮想のラインを切ってスタートする。最高のスタートを切るためのポジション争いが最初の見どころだ。スタート後のダイナミックの競り合いも見もの。また、競技に使用される艇はより軽量に、コンパクトに改良されて速度が増している。中でも新種目iQフォイル級とフォーミュラカイト級のボードには水中翼が取りつけられ、水面から浮き上がり、高速で疾走する。最高時速はiQフォイル級で60km、フォーミュラカイト級で80km以上。スピーディーで迫力あるレースからは目が離せない。

セーリング今大会の展望

伝統的に強いのはイギリス、オーストラリアなどだが、新種目が多く、新興勢力が躍進するかも。日本は過去に470級で女子が銀、男子が銅メダルを獲得。混合種目になった今大会も、メダル有望なペアがいる。岡田奎樹、吉岡美帆組は2023年世界選手権で優勝し、今年の世界選手権でも3位。期待が高まる。2008年北京大会から男子RSX級に4大会出場し、今大会はiQフォイル級に出場する富沢慎にも注目。ほかに、女子49erFX級に田中美紗樹、永松瀬羅、ナクラ17級に飯束潮吹、西田カピーリア桜良組が出場する。

セーリング出場日本人選手

<男子>

富澤慎
新潟県/北京・ロンドン・リオ・東京/iQフォイル級

<女子>

田中美紗樹
大阪府/初出場/49erFX級
永松瀬羅
大分県/初出場/49erFX級

<混合>

岡田奎樹
福岡県/東京/混合470級
吉岡美帆
広島県/ロンドン・リオ・東京/混合470級
飯束潮吹
神奈川県/東京/混合ナクラ17級
西田カピーリア桜良
大阪府/初出場/混合ナクラ17級

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