スポーツクライミング

パリ2024オリンピックスポーツクライミングの放送日程

スポーツクライミング
スポーツクライミング
  • 壁を登る技術、速さを競う。選手たちの重力を無視したような動きが見もの
  • 単独種目になったスピードと、ボルダー&スピードの総合成績を競う複合の2種目に
  • 日本からは複合に男女各2人が出場。実欲者ぞろいで全員にメダルの期待がかかる!

さまざまな形、大きさのホールド(突起)が設置された壁を登る技術や速さを競う。自然の岩場を登るロッククライミングに起源があり、競技化され、国際大会が開かれたのは20世紀後半から。五輪に初採用されたのは前回の東京大会で、ボルダリング、リード、スピードの3種目の総合成績で初代メダリストの座を争った。今大会はボルダリングから名称変更されたボルダーとスピードの総合成績を競う複合と、単独種目として独立したスピードの2種目が実施される。

スポーツクライミングテレビ放送予定

※大会期間中の毎日14時頃、最新情報に更新します。

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スポーツクライミング競技のルール

複合は男女ともに20人で予選を行い、上位8人が決勝に進出する。ボルダーは課題となる4つの45mの壁を制限時間内にいくつ攻略できるかを競う。完登数が同じ場合はトライ数、各課題の3つのゾーンのどこまで登れたかで順位が決まる。リードは15m以上の壁を命綱付きで制限時間内にどこまで登れたかを競うため、持久力がカギとなる。トライは1度のみで、途中で落下すればその地点が記録に。ボルダー、リードとも課題は準決勝と決勝で変わる。なお、ボルダーとリードは自分が登る前に、ほかの選手のクライミングを見ることができない。攻略ルートを考える際の参考材料になってしまうためだ。競技前の選手は隔離されていて、競技開始直前に全員に数分に限りルートを見る時間が与えられる。この間、選手同士が相談することも許されている。

スピードは高さ15mの壁に設定された同一のルートを、2人の選手が隣り合わせで登り、速さを競う。男子のトップ選手になると平均5~6秒、女子でも7~8秒ほどで最高点まで駆け上がる。男女とも14人が出場し、各選手が左右のルートを1回ずつ登り、速い方のタイムでシード順を決める。続いて、シード順をもとに1位と14位、2位と13位という具合に上位と下位が対戦し、勝った7人と、敗れた7人のうち最速タイムの1人の計8人が決勝トーナメントに進む。

スポーツクライミング今大会の展望

日本からは複合に男女各2人が出場。男子は東京大会4位、2023年世界選手権複合3位の楢崎智亜、同4位、リード2位で、2023年W杯のボルダー、リードとも総合優勝を果たした世安楽宙斗ともメダル候補。2023年世界選手権複合優勝のヤコプ・シューベルト(オーストリア)、2位のコリン・ダフィー(アメリカ)らがライバルに。女子は2023年世界選手権複合3位、リード優勝の森秋彩、東京大会銀メダルの野中生萌が出場。こちらもともにメダル候補だ。頭ひとつ抜けた力を持ち、連覇が有力視されているヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)の牙城を崩せるか。単独種目のスピードは男女ともインドネシア勢、中国勢、ポーランド勢がメダル争いか。

スポーツクライミング出場日本人選手

<男子>

楢崎智亜
栃木県/東京/男子複合
安楽宙斗
千葉県/初出場/男子複合

<女子>

森秋彩
茨城県/初出場/女子複合
野中生萌
東京都/東京/女子複合

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