パリ2024オリンピックアーティスティックスイミングの放送日程

デュエット、チームともに6連覇中だったロシア勢（東京大会はROC＝ロシア・オリンピック委員会として参加）が不在。近年の国際大会で高難度の演技を披露し、今季世界選手権でも多くの種目（世界選手権はルーティンごとに表彰）で優勝した中国勢が本命視されている。それに続くのはイタリア、スペイン、ウクライナ、そして日本など。日本はデュエットに比嘉もえと佐藤友花を起用。2023年世界選手権は比嘉と安永真白で組んでTRを制したが、比嘉と佐藤の方がより一体感を出せると判断された。TRは「Cool Japan」、FRは「ペガサス」をテーマにした演技を予定している。チームの演技テーマは、TRが「雷」、FRが「チェス」、ARが「アリゲーター」。デュエット、チームとも2大会ぶりのメダルを目指す。新ルールではひとつのミスで大幅に減点され、順位が入れ替わることもあり得る。前評判通りの順位に落ち着くことが多かったアーティスティックスイミングにおいて、過去に例のない波乱の大会になる可能性もあり、最後まで目が離せない。