レスリング

パリ2024オリンピックレスリングの放送日程

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  • 伝統の格闘技。男子はグレコローマン、フリーの両スタイルがあり、女子はフリーのみが行われる
  • 日本のお家芸で、前回の東京大会は金5、銀1、銅1個のメダルを獲得
  • 今大会もメダル候補ぞろい。特に女子の須﨑優衣、藤波朱理の戦績は圧倒的

人類最古のスポーツのひとつといわれ、五輪では1900年パリ大会を除き行われ続けてきた伝統の格闘技。上半身による攻撃と防御だけで戦うグレコローマンスタイルと、制限がなく全身を使って攻撃と防御ができるフリースタイルがある。1896年アテネ大会の実施種目は男子グレコ無差別級のみ。男子フリーは1904年セントルイス大会で採用され、このときから階級制が導入された。女子は2004年アテネ大会でフリー4階級が正式採用され、2016年リオデジャネイロ大会から6階級に増えた。今大会は前回の東京大会からフリー男子が1階級減り、グレコ6階級、フリー男子5階級、女子6階級の全17階級が実施される。

レスリングテレビ放送スケジュール

※大会期間中の毎日14時頃、最新情報に更新します。

8/5(月)

8/8(木)

8/9(金)

8/10(土)

8/11(日)

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レスリング競技のルール

各階級とも16人が出場し、敗者復活戦ありのトーナメントでメダルを争う。試合は直径9mの円形マットの上で行われ、試合時間は3分間×2ピリオド。相手の両肩を同時に1秒間マットの上につけるとフォール勝ちになり、試合終了。また、相手を場外に出すと1点、相手の背後を取ると2点、投げ技で4点といった具合に、相手を不利な状況に追い込むことで得点が加算され、グレコは8点差、フリーは10点差がつくとその場で終了に。消極的な姿勢や反則などによる警告を1試合で3度受けると失格になる。第2ピリオド終了時点までに決着がつかなった場合は、合計点が多い方が勝者になる。同点の場合は、技の得点価値が高い方、警告が少ない方、最後に得点した方の順番で比較し、勝者を決める。

レスリング今大会の展望

日本の“お家芸”のひとつであり、1952年ヘルシンキ大会から前回の東京大会まで、参加した17大会すべてでメダルを獲得してきた、今大会もメダル候補が多数そろい、獲得記録が18大会連続に伸びるのは確実視されている。中でも期待されているのは、連覇に挑む女子50kg級の須﨑優衣。国際大会24連続優勝中、海外選手相手に94連勝中と圧倒的戦績を誇る大本命だ。連勝記録で須崎を上回るのが、女子53kg級の藤波朱理。公式戦で敗れたのは中学2年だった2017年6月の試合が最後で、現在133連勝中。こちらも金メダル候補筆頭だ、57kg級の櫻井つぐみ、62kg級の元木咲良、68kg級の尾崎野乃香、76kg級の鏡優翔も世界選手権優勝など確かな実績を持つ。女子最多タイだった東京大会の金メダル4個を上回る可能性も。

男子はリオ大会フリー57kg級銀メダルの樋口黎が期待を集める。2023年世界選手権決勝で敗れたステバン・ミチッチ(セルビア)がライバルに。東京大会グレコ60kg級銀メダルの文田健一郎、2023年世界選手権グレコ77kg級3位の日下尚がメダル候補に挙げられている。東京大会は男女計金5、銀1、銅1個のメダルを獲得。それを超えるメダルラッシュに期待したい。

レスリング出場日本人選手

<男子>

樋口黎
大阪府/リオ/男子フリースタイル57キロ級
清岡幸大郎
高知県/初出場/男子フリースタイル65キロ級
高谷大地
京都府/初出場/男子フリースタイル74キロ級
石黒隼士
東京都/初出場/男子フリースタイル86キロ級
文田健一郎
山梨県/東京/男子グレコローマン60キロ級
曽我部京太郎
愛媛県/初出場/男子グレコローマン67キロ級
日下尚
香川県/初出場/男子グレコローマン77キロ級

<女子>

須﨑優衣
千葉県/東京/女子フリースタイル50キロ級
藤波朱理
三重県/初出場/女子フリースタイル53キロ級
櫻井つぐみ
高知県/初出場/女子フリースタイル57キロ級
元木咲良
埼玉県/初出場/女子フリースタイル62キロ級
尾崎野乃香
東京都/初出場/女子フリースタイル68キロ級
鏡優翔
山形県/初出場/女子フリースタイル76キロ級

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