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プロ野球界のスーパースターたちが‶釣りと向き合う姿″を紹介する人気シリーズ「熱釣プロ野球」。昨年に続き、今年も読売ジャイアンツの豪華メンバーが集結!今回は本番組のナレーション(実況)を担当する松本秀夫さんに、これまでの野球との縁、そして番組の魅力を伺った。
松本秀夫さんが解説する「熱釣プロ野球2024」番組情報はこちら
プロ野球選手を間近に見た少年時代と‶声″の美男子と呼ばれた中高生時代
――松本さんといえば、ニッポン放送のプロ野球実況。野球ファンであれば誰もがご存じの存在だと思いますが、そもそも野球との出会いは?
松本:一緒に住んでいた祖父が巨人ファンだったんですよ。それで後楽園球場に小学生の頃から連れて行ってもらってたんです。
当時、家の近所に巨人軍の多摩川グラウンドがあってね。そこに行っては練習後の選手にサインもらったりしていましたね。それが野球との出会いかな。
――野球選手ではなく、アナウンサーを目指されたのはなぜでしょう?
松本:野球を「やる方」はまるっきりだったんです(笑)。
僕が中高生だった当時は携帯電話もなく、家の電話で友達に連絡していたんですが、毎回電話に出た友達のお母さんが必ず「松本くんは‶声″の美男子ね」って言ってくれてたんです(笑)。
それを毎回言われるものだから、自分でもその気になってきてね。アナウンサーという仕事もいいなと思って早稲田大学の放送研究会に入ったのがこの世界に入るきっかけですね。
あの実況を担当できたことを、野球の神様に感謝
――ニッポン放送入社後の1987年7月の後楽園球場で行われたジュニアオールスターゲームで野球実況デビューし、以後1000試合以上の実況を担当されましたが、印象に残っている試合はありますか?
松本:やはりちまたでは「号泣実況」として知られる2005年10月17日のロッテ対ソフトバンクの試合(パシフィック・リーグプレーオフ第2ステージ第5戦)ですね。
ロッテが31年ぶりにリーグ優勝した試合なんですが、僕がスポーツアナになりたての頃、ロッテ担当だったんです。川崎球場でロッテに入団したてのメンバーの姿を間近で見ながら自分も実況の練習をしていて、成長を共にしてきた仲間という気持ちが強くてね。
堀幸一(現:千葉ロッテマリーンズ 二軍打撃コーチ)や初芝清(現:オールフロンティア監督・野球解説者)
ら、若手時代に語り合った彼らがマウンドで抱き合って泣いてる姿を見たら、もう耐えられなくて実況にならなくなったんですよ(笑)。
決してほめられた実況ではないんですが。でもあの試合を担当できたのは、いろいろ運命的な巡り合わせがあったんです。もし野球の神様がいるとしたら本当に感謝していますね。
「熱釣プロ野球」で垣間見える選手たちの姿
――「熱釣プロ野球」のナレーションのオファーが来た時のお気持ちは?
松本:うれしかったですね~。私自身年間50回以上釣りに行くくらい釣りが大好きなんですが、「熱釣プロ野球」では選手たちのグラウンドでは見られない素顔を、釣りが引き出してくれるんですよ。
巨人の菅野智之投手の少年のような姿なんて、僕はグラウンドでは見たことがない。
バラエティ番組とは違い、彼らが童心に返って釣りに熱中している姿を見られるのも感動しますよね。自然とこぼれる笑顔がとってもいいんですよ。
――ずばり、番組の見どころは?
松本:プロ野球選手たちの素顔を見られるのも魅力ですが、アスリートならではの釣りのセンスも見どころですね。
例えば、釣り歴の浅い菅野投手が、ルアーの使い方にセンスがあったりして。どんどん成長していくのはおもしろいです。
「読売ジャイアンツ(2022) 東京湾のサワラ・イナダ・シーバス」の回では、釣りビギナーの坂本勇人選手が登場しましたが、手さばきにセンスが光っているんです。
このセンスは、釣りをご存じない方でも見ればわかると思いますよ。
釣り好きな人はもちろん、野球ファンにも楽しめる番組だと思いますね。
文:水本晶子
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放送・配信情報
プロフィール
松本 秀夫(まつもと ひでお)
1961年7月22日東京生まれ。85年にニッポン放送入社。
87年の7月24日、後楽園球場で行われたジュニアオールスターゲームでデビューして以来30年、およそ1000試合野球実況をこなす。17年4月フリーとなって以降は、各種実況中継をはじめ、イベントプロデュース、新聞等のコラム、アナウンススクール、アニメのアフレコ、コント芝居の脚本と活動の幅を広げている。
趣味は釣りとお酒。