あなたの「みたい」が見つかるコラム

新世代ダンス＆ボーカルグループ、MAZZELが、3月26日に東京・豊洲PITで「SPACE SHOWER TV presents MAZZEL【THE SHOWCACE】 supported by J:COM」を開催。クオリティの高いパフォーマンスと独自の世界観を余すところなく披露し、詰め掛けた“MUZE”(MAZZELファンの総称)たちを熱狂させた。

同ライブは、新しい時代のアイコンである彼らを7カ月連続で特集しているスペースシャワーTVが主催したもので、ライブはもちろん、バラエティコーナーや番組と連動した高校生とのコラボ企画などを行った一夜限りのプレミアムショーケース。

暗転した会場の中でメンバーが舞台袖から登場すると、早くも客席から歓声が上がる。その大きな歓声に包まれながら、「Waterfall」からスタート。シルバーのベストで揃えた衣装が彼らの存在をよりきらびやかに飾り、ステージもより絢爛(けんらん)に。一糸乱れぬダンスの一体感とメンバーそれぞれが放つ豊かな個性が絶妙なバランスを保持している彼らのパフォーマンスに、観客の中には手を振るのも忘れて見入る者も続出した。

「LIGHTNING」「Carnival」「CAME TO DANCE」と続いた後、メンバーは改めて会場を見て「すごいよ！すごい！」と集まったMUZEの多さに感激しながら、「今日はMAZZEL【THE SHOWCACE】』にお越しいただき本当にありがとうございます！」とあいさつ。SEITOは「スタンディングなのよ。(会場が)パンパンなんだよね。一人ひとりに音楽をしっかり届けるから、みんな仲良しにね。気を付けてね。体調が悪くなったりしたら、すぐに手を挙げてね。僕が助けに行きます(笑)」と声を掛けて会場を沸かせる。同時に、客席では多くのMUZEが手を挙げ始め、演者とファンのチームワークもばっちり。

その後、NAOYA司会でバラエティコーナーへ。同イベントの開催のきっかけとなった番組のVTRを振り返ったほか、番組内でインディアンポーカーを行った際の勝者であるRANとHAYATOによる「教えてMAZZEL！インディアンポーカーキング決定戦」を実施。

まずはシミュレーションとして、EIKIとTAKUTOが対決。それぞれメンバーの名前が書かれた札を引き、自分の札を見ずにいくつかの質問をして、その回答から札に書かれたメンバーの名前を予想する。EIKIは「RAN」、TAKUTOは「KAIRYU」を引き、1つ目の質問はMUZEに。TAKUTOは「金髪ですか？」、EIKIは「よくしゃべる方ですか？」と尋ね、挙手で答えてもらいながらゲームを展開。2つ目からは互いに質問を交わして勝負を決する。2人の絶妙な質問に、客席から笑い声が上がる一幕も。

決定戦では、HAYATOが「僕たちのアカウントのTikTokによく出てきますか？」、RANが「服装のシルエットは太めですか？」とMUZEに質問。互いに絞り切れないまま相手への質問へ。そんな中、RANの「僕(の札に書かれたメンバー)はかわいい系が得意ですか？」という質問に対するHAYATOの答えに、会場が大いに盛り上がる。

バラエティコーナーで盛り上がった後は、一変して珠玉のミディアムバラード「ICE」と「Fantasy」で聴かせる。伸びやかな歌声と流れるようにしなやかなダンスでMUZEを魅了。セクシーなステージングで、パフォーマンスの幅の広さを見せていく。

ジャズのノリ感のあるダンスナンバー「Vivid」では、さいたま市立大宮北高校ダンス部「LEORiSE」の生徒たちとコラボ。学生たちを引き立たせつつ、観客を“ノセる”パフォーマンスで楽しませていく。TAKUTOは「後ろからすごいエネルギーを感じたので、普段の『Vivid』より100倍くらい楽しかった」とにっこり。生徒の「すごい緊張したんですけど、メンバーと踊るのが本当に楽しくて最高の瞬間でした」という感想に、RYUKIは「年齢が近いから感慨深いというかうれしいです」と感動しきり。

その後、RANが「MUZEと盛り上げてこそ俺たちのライブじゃん。ていうことは…。MUZE、俺たちとコラボしようぜ！」とコメントし、コール＆レスポンスの練習を。「Oh! It‘s Holiday!」というレスポンスを練習し、「Holiday」を歌唱。

「Holiday」を通して改めてMUZEとの絆を深めた後は、RYUKIが「熱い曲をやるから、(その熱量を)ツアーまで持って来てね」と声掛けし、「Fire」を熱唱。ダンス、歌唱、ラップと、カッコよさを追求した熱い一曲で見せる、先程までの明るくにこやかな表情とは一線を画したメンバーたちの鋭い眼差しとクールな表情に、MUZEたちもうっとり。

最後は、EIKIの「アルバムをリリースしただけでは、まだ僕たちの本題ではないです。これから僕たちの生の声で生の思いを皆さんに届けていくことが僕たちの使命だと思っているので、また必ず会いに来てください。ツアーも控えていますので、また皆さん必ず会いましょう！」とあいさつして、「MISSION」を披露。アンコールでは、最新アルバムの表題曲「Parade」でプレミアムなライブを締めくくった。