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KCON JAPAN 2024 × M COUNTDOWN
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5月10日から12日の3日間にわたって開催され、約14万人を動員したK-POPアーティストと世界中のファンが一緒に作っていく唯一無二のフェスティバル「KCON JAPAN 2024」。その中から11日、12日に千葉・ZOZOマリンスタジアムで開催されたライブイベント「M COUNTDOWN STAGE」の模様が、スペシャル版としてテレビ初放送される。KCON史上最大規模であるスタジアム会場で開かれた今回のライブには2日間で全27組のアーティストが出演し、多くのファンが熱狂した。

豪華アーティストの中でまず注目したいのは、JO1、INI、ME:I、IS:SUEといった「PRODUCE 101 JAPAN」シリーズ、通称“日プ”出身のグループたち。デビューして間もない11人組ガールズグループであるME:Iにとっては、これが初の大規模K-POPイベントの舞台となる。また同じく“日プガールズ”出身のIS:SUEはデビュー発表前からKCONへの出演だけが予告され、SNSをにぎわせていたことも記憶に新しい。

めまぐるしく変化するK-POPシーンで様々なグループが生まれる中、次世代をリードする新星たちが顔をそろえるのもKCONならでは。フレッシュな顔ぶれとして注目したいのは、“K-POP第5世代“を率いるとされるグループたちだ。

ボーイズグループでは、サバイバルオーディション番組「BOYS PLANET」を経て結成されたZEROBASEONEや、ZICOがプロデュースを手掛けるBOYNEXTDOORが出演。両グループのメンバーがスペシャルMCを務めるなど、その人気の高さがうかがえる。

ガールズグループでは、サバイバル番組「R U Next?」を経て結成されたILLITが出演。また、SEVENTEENの弟分として今年デビューしたばかりのTWSや、グローバルグループ・NCTの最後のユニットであるNCT WISHなど、次世代グループたちのパフォーマンスにも注目したい。

NiziUやKep1er、&TEAMといった日本で強い人気を誇る若手グループが最新曲や人気のナンバーを披露する一方、JO1やINIなどトロッコで会場を巡るグループも。カラーボールを投げて歓声がわき起こるなど、スタジアム公演ならではの一面も楽しめる。

そしてKCONの醍醐味といえば、ここでしか見られないスペシャル企画だ。オーディションで選ばれたファンがアーティストとパフォーマンスする「DREAM STAGE」では、ZEROBASEONEが「MELTING POINT」を、ME:Iが「LEAP HIGH! ～明日へ、めいっぱい～」を披露し、ファンと共にステージを作り上げた。

また誰もが知る人気曲をカバーする「RE-Meeted STAGE」では、Kep1erがKARA「ミスター」を、TWSがSEVENTEEN「Adore U」を披露。&TEAMがBTS「Dynamite」を、ILLITがTWICE「What is Love?」をカバーし、観客を沸かせた。大規模イベントならではの貴重なステージも必見だ。

文／元永 真