BL作品を中心に、専門チャンネルならではの充実度
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2022.5.16
「F4 Thailand/BOYS OVER FLOWERS」
©神尾葉子/集英社 ©GMMTV
タイドラマを見るなら今!と自信を持って言えるほど、数々の人気作品が日本に上陸しているのをご存知でしょうか。タイエンタメにハマることを表す“タイ沼”という言葉があるなど、夢中になる人が続出のタイドラマの世界。日本で放送しているタイドラマは、人気のBL(ボーイズラブ)ドラマを筆頭に、ラブストーリーやサスペンスといった作品の色もさまざまな人気ドラマばかりなので、心ひかれる作品と出会えること間違いなし! しかし、作品がたくさんあるほど「一体何から見ればいいの⁉︎」と、迷ってしまいますよね。
今回はそんなお悩みを解決すべく、日本で放送されているタイドラマの中から“タイ沼”初心者さんにおすすめの4作品をジャンル別にご紹介します!
「F4 Thailand/BOYS OVER FLOWERS」
©神尾葉子/集英社 ©GMMTV
日本をはじめ、アジア各国で実写化された神尾葉子原作の人気少女漫画『花より男子』のタイ版である『F4 Thailand/BOYS OVER FLOWERS』。ラブストーリー好きにはたまらない『花より男子』が、ついにタイでも実写化!
裕福な家の子供たちが通う名門校に特待生として入学したGorya(Tu)。学校は超お坊ちゃまの4人組、通称「F4」によって牛耳られ、“赤札ゲーム”といういじめが横行していた。そんな学校生活にうんざりしていたGoryaだったが、ある日、F4のリーダーThyme(Bright)に目をつけられた友達をかばったことにより、ロッカーに“赤札”が貼られてしまう。
冷酷で生徒たちから恐れられているThymeですが、Goryaと出会うことによって新しい世界を知っていきます。実は繊細でかわいらしいThymeと、しっかり者で芯が強いGoryaのやりとりに、キュンキュンしたりジーンとしたり…見終わった後に優しい余韻が残る、愛と成長の物語です。
「F4 Thailand/BOYS OVER FLOWERS」
©神尾葉子/集英社 ©GMMTV
「F4」と聞くだけで心が躍る方も多いのでは?実写化された各国のF4メンバー同様、タイ版F4の俳優陣も魅力的な顔ぶれがそろっています。
日本のタイドラマブームの火付け役と言われているBLドラマ『2gether』の主役を演じたBrightとWinがそれぞれThyme(道明寺司)役とKavin(西門総二郎)役を熱演。また、Ren(花沢類)役を190cmの長身に優しい瞳が印象的なDewが、M.J.(美作あきら)役をクールな雰囲気をまとうNaniが演じています。劇中、F4の4人が並ぶ美しい姿に思わずドキドキしてしまうはず…!
日常的にSNSが使われる様子や、Goryaのアルバイト先の花屋で「プアンマーライ」というタイの花輪が出てくるなど、原作の良さを残しつつ、現代に合わせた描き方とタイならではの世界観を楽しめるところも本作の見どころのひとつです。
「2gether」
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多くの人を“タイ沼”に落としてきた大人気BLドラマ『2gether』は、タイドラマ入門にはもちろんのこと、「BLドラマを見たことがないけど気になる」という方にもおすすめの作品です。
新入生のTine(Win)は入学早々、同級生の男の子・Green(Gun)から猛烈アプローチを受ける。なんとかGreenに諦めてもらおうと試行錯誤するTineは、最後の手段として学校イチの人気者であるSarawat(Bright)に“ニセの彼氏”になってほしいと頼むことにしたのだが…。
恋人のフリを頼んだことから始まるTineとSarawatの関係が、ゆっくりと進展していく様子に胸キュンが止まらない本作。コミカルなやりとりを織り交ぜながらテンポよく進むストーリーと、「そうだったの!?」というまさかの展開に、最後まで心を引きつけて離しません。誰かを好きになった時の戸惑いやときめきといった、恋心のキラキラが詰まったとびきりピュアなラブストーリーです。
「2gether」
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ツイッター世界トレンド1位を記録するなど、世界的に話題となった『2gether』。その人気の理由のひとつは、主役を演じたBrightとWinの相性の良さ!
クールで不器用なSarawatと、明るくキュートなTineという対照的な2人を演じたBrightとWinは、持つ雰囲気がそれぞれのキャラクターとどこか似た部分があり、まさにハマり役! さらに、2人の役への高い理解が表れている演技によって、ドラマの世界観にグッと引き込まれていきます。
BrightとWinがF4のメンバーを演じている『F4 Thailand/BOYS OVER FLOWERS』と一緒に『2gether』も見てみると、多種多様なストーリーや、俳優の演技力の高さなど、タイドラマの面白さをより感じることができるはず!
「I'm Tee, Me Too」
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「リラックス気分で楽しいタイドラマが見たい」、「日本で人気のタイ俳優が知りたい」という方におすすめなのが、『I'm Tee, Me Too/アイム・ティー、ミー・トゥー』。
愛する母を亡くした大学生のWatee(Krist)は、相続した家のローン返済が滞っていた。頼れる人がいないWateeは、母との思い出が詰まった家を守るために、使っていない部屋を貸し出すことに。募集条件は「Teeという愛称の男性」。集まった個性豊かな同居人たちは、性格もバラバラでそれぞれ“恐怖症”を抱えており、一緒に暮らすのも一筋縄ではいかず…!?
本作は名前に「Tee」がつく6人が、共同生活を送りながらさまざまなハプニングを乗り越えていくハートフルコメディ。少しずつお互いを理解していき、“恐怖症”に向き合っていきながら友情を育む姿や、心温まる家族愛も描かれます。
愛らしい6人がわちゃわちゃする姿を見ているだけでも癒され、“タイドラマあるある”である伏線も隠されていたりと、一味違うコメディドラマです。
「I'm Tee, Me Too」
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なんといっても本作の一番の魅力は、キャスト発表時にタイドラマファンがザワついたほど豪華な俳優陣! 日本でも人気のBLドラマの主役カップルを演じている人気俳優が集結し、物語を盛り上げます。プライベートでも交流のある6人が見せる息のあった演技に思わずこちらも笑顔に。6人6色の良さがある俳優陣の中に、あなたの未来の“推し”がいるかもしれません。
「I'm Tee, Me Too」
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家主のWatee演じるKristと、完璧主義者で“吉報恐怖症”のMaitee演じるSingtoがカップルを演じたBLドラマ『SOTUS/ソータス』と、その続編の『SOTUS S』もタイドラマ初心者におすすめの作品。彼らが気になった方はそちらもチェックしてみてくださいね!
「The Gifted Graduation」
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「シリアスなドラマが好き」、「スリルを楽しみたい」という方には『The Gifted Graduation』がおすすめ。本国のみならず国際的にも高い評価を得たタイドラマ『The Gifted』の続編となる本作は、結末が全く読めないSF学園サスペンスです。
物語の舞台は、成績によって設備環境などの待遇までも決まる国内最高の進学校。そのトップクラスである “Giftedクラス”を夢見て入学したTime(Patrick)は、Giftedクラス制度が廃止されたことを知り、同級生のGrace(Prim)と協力し、再開を求める署名を集める。ついに1年ぶりに復活することになったGiftedクラスだが、その制度に暴力で反対する“アンチGifted”が現れて…。
特別な能力を持った“Giftedクラス”の生徒たちが、学校の教育制度に疑問を持ち、“真の平等”を求め学校と戦った『The Gifted』の1年後を描いた本作。劇中では『The Gifted』で起こった過去の出来事や、それぞれの能力についても触れられているので、続編からでも十分楽しむことができます。
「The Gifted Graduation」
©GMMTV
『The Gifted Graduation』は新しく新入生のTimeなど登場人物も増え、Giftedクラスを取り巻くさまざまな出来事がより複雑に展開していきます。「そもそもなぜGiftedクラスが出来たのか」という物語の核心にも迫り、緊張感の連続! 鮮やかに散りばめられた伏線と、視聴者の予想を見事に覆していくストーリーに没頭して見てしまうこと必至です。
Timeを演じているPatrickは中国のオーディション番組『創造営2021』から誕生したアイドルグループ「INTO1」のメンバーとして活動中。アイドルとは違う一面が見られる彼の演技にも注目してみてください!
タイドラマを見てみようかな?と思ったその背中を少しでも押せたでしょうか。気になったドラマがあれば、ぜひ、見てみてくださいね。
タイドラマが多くの人を夢中にさせる理由がきっとわかるはずです。