千葉・野田 #83
2026/9/5(土)初回放送

千葉・野田 #83
2026/9/5(土)初回放送

千葉県野田市で、地元の常連客が足繁く通う「中華料理 コバ」。人気の一皿は、五目あんかけカタヤキソバだ。具材たっぷり、野菜の約6割は自家栽培のものを使っている。味の決め手は、豚骨の旨みを引き出した透き通るスープ。トロ火で約6時間、じっくりとだしを取っている。醤油ベースのさっぱりとした餡が香ばしい揚げ麺に絡み、パリッと、そしてほどよくやわらかい餡、2つの食感を楽しめる一皿だ。お店はもともと愛宕駅前のラーメン専門店から始まり、移転を機に中華料理店へ。店主の小林英男さんは妻の順子さんと二人三脚で店を守ってきた。笑顔で迎えてくれる人柄にひかれ、「また会いたくなる」と話す常連客もいる。鍋が振れるうちは店を続け、来てくれる人を大切にしたいと語る英男さん。野田のふくあじは、店主の人柄が料理の隠し味だ。
千葉県野田市野田792-1
愛宕駅より徒歩3分
食べたあと、満腹になる。
食べたあと、おふくろの味を思い出す。
食べたあと、幸福感に包まれる。
満腹と、おふくろと、幸福。
で、「ふくあじ」。
その旨さに、うんちくや
理屈なんて必要ありません。
安全な食材さえ使っていれば、
有機栽培や天然ものでなくてもいい。
提供する値段を考えれば、天然だしでなくてもいいじゃないですか。
それよりも大切なのは、
店主とお客さんの間に流れる時間です。
料理人の人柄や優しさに触れて、
心まで満腹になる料理。
作ってくれる人に感情移入することが、
実は最良の調味料だと僕は思うのです。
小山薫堂
(小山薫堂 著「ふくあじ」(エフジー武蔵) より)

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