千葉・我孫子 #51
2025/5/3(土)初回放送

千葉・我孫子 #51
2025/5/3(土)初回放送
我孫子の駅前で60年以上にわたり地元のお客さんに安くて美味しいと評判の洋食屋さん。
お店の中心となっているのは店主の小熊啓太さんと弟の健さん。地元の名店として素敵な料理と空間を提供している。
人気のハンバーグは黒毛和牛のすね肉や牛脂をお店で挽いて割合を決めるこだわりの製法。自家製のデミグラスソースも相まってその美味しさは訪れるお客さんの舌をうならせる。
創業したのは啓太さんの祖父。「店はお客のためにある」という言葉を胸に真摯に取り組んできた。
弟の健さんはパラグライダーの選手だったが、啓太さんが誘い一緒に働くことに。
弟がついてきてくれたことに感謝と話す啓太さん。お客さんの人生に寄り添うレストランにして街の誇りに思ってもらえるようにと熱く語る。
食べたあと、満腹になる。
食べたあと、おふくろの味を思い出す。
食べたあと、幸福感に包まれる。
満腹と、おふくろと、幸福。
で、「ふくあじ」。
その旨さに、うんちくや
理屈なんて必要ありません。
安全な食材さえ使っていれば、
有機栽培や天然ものでなくてもいい。
提供する値段を考えれば、天然だしでなくてもいいじゃないですか。
それよりも大切なのは、
店主とお客さんの間に流れる時間です。
料理人の人柄や優しさに触れて、
心まで満腹になる料理。
作ってくれる人に感情移入することが、
実は最良の調味料だと僕は思うのです。
小山薫堂
(小山薫堂 著「ふくあじ」(エフジー武蔵) より)
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