千葉・浦安 #38
2024/10/19(土)初回放送
千葉・浦安 #38
2024/10/19(土)初回放送
浦安の駅近くで青木由加里さんと夫の昌史さん夫婦が営む小さなお店。
提供する品は「肉じる」。由加里さんが大阪の名物でもある”肉うどんのうどん無し”「肉吸い」に感銘を受け、東京でも食べるところがあれば、と修行をして学んだ味。
鰹節をふんだんに入れた出汁に牛バラと牛スジの2種類のお肉を入れて味に深みを付けたこだわりの味。
常連さんからはご飯と一緒に食べられるしっかりとしただし汁だと好評だ。
昼は由加里さんが調理して昌史さんが補助をするが、夜になると昌史さんが調理をする「ノームデタベール」というバルのお店になる。
住み始めて大好きになった浦安で開業して数年。味だけでなく夫婦の人柄に惹かれて常連になる方も。
このまま浦安で続けていって、お客さんの人生を見守っていきたいと由加里さん。
食べたあと、満腹になる。
食べたあと、おふくろの味を思い出す。
食べたあと、幸福感に包まれる。
満腹と、おふくろと、幸福。
で、「ふくあじ」。
その旨さに、うんちくや
理屈なんて必要ありません。
安全な食材さえ使っていれば、
有機栽培や天然ものでなくてもいい。
提供する値段を考えれば、天然だしでなくてもいいじゃないですか。
それよりも大切なのは、
店主とお客さんの間に流れる時間です。
料理人の人柄や優しさに触れて、
心まで満腹になる料理。
作ってくれる人に感情移入することが、
実は最良の調味料だと僕は思うのです。
小山薫堂
(小山薫堂 著「ふくあじ」(エフジー武蔵) より)
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