千葉・野田 #42
2024/12/21(土)初回放送

千葉・野田 #42
2024/12/21(土)初回放送
三代目の林宗成さん、奥さんの妃翔実さんと二人三脚で切り盛りしている野田市愛宕神社近くの町中華のお店。
いつも常連のお客さんで賑わうお店、人気は昔から変わらない味の餃子だ。
毎日夫婦とパートのみんなで餃子を作る。皮は1枚1枚手作り、中にしっかり具を詰めていく。手作りならではのもちもちした食感とニンニクやニラが効いた本格的な味が評判だ。
お店は昭和26年、宗成さんの祖父が創業、両親からの期待もあり宗成さんが継いだ。
妃翔実さんはお店でアルバイトをしていた時からお店の味のファン。妻になって嬉しいことは「好き放題食べられること」と笑顔で話す。
宗成さんはこれからも常連さんに支えられながら感謝の気持ちで夫婦で頑張っていきたいと話す。
食べたあと、満腹になる。
食べたあと、おふくろの味を思い出す。
食べたあと、幸福感に包まれる。
満腹と、おふくろと、幸福。
で、「ふくあじ」。
その旨さに、うんちくや
理屈なんて必要ありません。
安全な食材さえ使っていれば、
有機栽培や天然ものでなくてもいい。
提供する値段を考えれば、天然だしでなくてもいいじゃないですか。
それよりも大切なのは、
店主とお客さんの間に流れる時間です。
料理人の人柄や優しさに触れて、
心まで満腹になる料理。
作ってくれる人に感情移入することが、
実は最良の調味料だと僕は思うのです。
小山薫堂
(小山薫堂 著「ふくあじ」(エフジー武蔵) より)
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