兵庫・神戸 #37
2024/10/5(土)初回放送
兵庫・神戸 #37
2024/10/5(土)初回放送
神戸・元町に昭和46年から続く広東料理のお店。開業したのは先代の李松林さん。今は跡を継いだ二代目の順華さんが店主となって家族で切り盛りしている。
お客さんとの会話に花が咲くことが多く、店内はとてもアットホームな雰囲気。
どれも美味しいと常連客が太鼓判を押す中、人気なのは牛バラ肉と野菜の煮込み料理。
李さんが自宅で育てた季節ごとの野菜としっかり煮込まれた柔らかい牛バラ肉が合わさった逸品。
初めは父の松林さんの味に追いつけず涙を流したこともあったが、今では常連客にも認められる味に。
息子の馴陽くんも家業に興味を持ち手伝うようになっている。順華さんは「どんな道でも応援するつもり」と温かい表情で話す。
兵庫県神戸市中央区下山手通3-5-9
(元町駅から徒歩4分)
食べたあと、満腹になる。
食べたあと、おふくろの味を思い出す。
食べたあと、幸福感に包まれる。
満腹と、おふくろと、幸福。
で、「ふくあじ」。
その旨さに、うんちくや
理屈なんて必要ありません。
安全な食材さえ使っていれば、
有機栽培や天然ものでなくてもいい。
提供する値段を考えれば、天然だしでなくてもいいじゃないですか。
それよりも大切なのは、
店主とお客さんの間に流れる時間です。
料理人の人柄や優しさに触れて、
心まで満腹になる料理。
作ってくれる人に感情移入することが、
実は最良の調味料だと僕は思うのです。
小山薫堂
(小山薫堂 著「ふくあじ」(エフジー武蔵) より)
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