神奈川・横浜 #52
2025/5/17(土)初回放送

神奈川・横浜 #52
2025/5/17(土)初回放送
横浜で60年以上、愛され続けている小さな焼き鳥屋さん。
常に冗談を欠かさない二代目の墓前豊さんと、その冗談にテンポよく突っ込む妻の多恵子さんが、常連客でにぎわう店を切り盛りしている。 名物は若鳥を丸ごと揚げる「鶏の丸揚げ」。
外はカリカリで中はジューシーな看板メニューは豪快にかぶりつきたいこの店ならではの一品。生の鶏を使いスパイスなどを使わないことから鶏肉の本来の味が楽しめる。 ほかにも丸揚げだけでなく串もすべて生の鶏を使っている店は全国でも珍しく貴重な味となっている。
最近では長男の忍さんも三代目候補としてカウンターに立つこともある。家族と常連客が作り上げたこの温かい空間はこれからも続いていく。
神奈川県横浜市西区浜松町2-4
(西横浜駅より徒歩6分)
食べたあと、満腹になる。
食べたあと、おふくろの味を思い出す。
食べたあと、幸福感に包まれる。
満腹と、おふくろと、幸福。
で、「ふくあじ」。
その旨さに、うんちくや
理屈なんて必要ありません。
安全な食材さえ使っていれば、
有機栽培や天然ものでなくてもいい。
提供する値段を考えれば、天然だしでなくてもいいじゃないですか。
それよりも大切なのは、
店主とお客さんの間に流れる時間です。
料理人の人柄や優しさに触れて、
心まで満腹になる料理。
作ってくれる人に感情移入することが、
実は最良の調味料だと僕は思うのです。
小山薫堂
(小山薫堂 著「ふくあじ」(エフジー武蔵) より)
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