福岡・中央区 #8
2023/7/15(土)初回放送

福岡・中央区 #8
2023/7/15(土)初回放送
もともと町中華の人気店「山庄」の料理人だった吉村大介さんが平成6年に開業した屋台。福岡の屋台は毎日夕方に組み立てて営業を始めるのが決まりとなっている。
屋台おかもとでは長浜ラーメンが人気だが、新しく名物となっているのが「焼ラーメン」。焼ラーメンを考案したきっかけは元プロ野球選手の掛布雅之さんの一言から。今では多くの常連さんが舌鼓を打つ。
「おかもとに来て楽しかった」ではなく、「博多の屋台が楽しかった」と思ってもらうために、今日もお客さんと楽しい会話を心がけている。
食べたあと、満腹になる。
食べたあと、おふくろの味を思い出す。
食べたあと、幸福感に包まれる。
満腹と、おふくろと、幸福。
で、「ふくあじ」。
その旨さに、うんちくや
理屈なんて必要ありません。
安全な食材さえ使っていれば、
有機栽培や天然ものでなくてもいい。
提供する値段を考えれば、天然だしでなくてもいいじゃないですか。
それよりも大切なのは、
店主とお客さんの間に流れる時間です。
料理人の人柄や優しさに触れて、
心まで満腹になる料理。
作ってくれる人に感情移入することが、
実は最良の調味料だと僕は思うのです。
小山薫堂
(小山薫堂 著「ふくあじ」(エフジー武蔵) より)
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