大阪・東大阪 #47
2025/3/1(土)初回放送

大阪・東大阪 #47
2025/3/1(土)初回放送
布施駅からほど近くにある昭和37年創業のお好み焼き店。辻 昇さんと妻のゆかりさん家族が営む店は、お好み焼き好きの多い大阪の地で、そのこだわりの味と夫婦のあたたかい人柄で多くのファンを集めている。
自慢のお好み焼きは生地に隠し味の牛乳を加えて、さっくりと軽く仕上げる。具材はキャベツをたっぷり使って細かく切った豚肉を生地に混ぜて焼くのがこだわり。
お好み焼きはお客さんの目の前で一枚一枚焼き上げる。鉄板を熱し続けることでキャベツの甘みや旨味が増していく。あちこち食べ比べをするという食通たちも唸る一品だ。
商売は儲けることではなく、お客さんに笑顔と幸福を与えることだと実感していると昇さん。「美味しくなれ!」の気持ちをたっぷり込めてこれからも家族で守ってきた味を提供していく。
食べたあと、満腹になる。
食べたあと、おふくろの味を思い出す。
食べたあと、幸福感に包まれる。
満腹と、おふくろと、幸福。
で、「ふくあじ」。
その旨さに、うんちくや
理屈なんて必要ありません。
安全な食材さえ使っていれば、
有機栽培や天然ものでなくてもいい。
提供する値段を考えれば、天然だしでなくてもいいじゃないですか。
それよりも大切なのは、
店主とお客さんの間に流れる時間です。
料理人の人柄や優しさに触れて、
心まで満腹になる料理。
作ってくれる人に感情移入することが、
実は最良の調味料だと僕は思うのです。
小山薫堂
(小山薫堂 著「ふくあじ」(エフジー武蔵) より)
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