埼玉・北浦和 #39
2024/11/02(土)初回放送

埼玉・北浦和 #39
2024/11/02(土)初回放送
北浦和駅近くの商店街で60年にわたって愛される町中華。
ひっきりなしに訪れる地元のお客さんの注文に鍋を振るのは二代目店主の小島太一さん。
昔ながらの味と舌鼓を打つ常連客の間で人気なのは、辛すぎない「マーボー豆腐」ベースの味付けは味噌と醤油。辛さは抑えているので子どもでも食べることができ、辛さが欲しい人は後付けで足せるようになっている。
17歳から父の背中を見て厨房に入ったという太一さんだが、父が急に病に倒れお店を閉めることも考えた。しかし、地元のお客さんに愛される味を残そうと決心。父から料理を教わることはなかったが書き留めたメモを元に見よう見まねで味を再現してきた。
これからも客さんに愛される親父の味を残して、長くこの土地でやっていければと太一さん。
埼玉県さいたま市浦和区北浦和3-8-11
(北浦和駅から徒歩1分)
食べたあと、満腹になる。
食べたあと、おふくろの味を思い出す。
食べたあと、幸福感に包まれる。
満腹と、おふくろと、幸福。
で、「ふくあじ」。
その旨さに、うんちくや
理屈なんて必要ありません。
安全な食材さえ使っていれば、
有機栽培や天然ものでなくてもいい。
提供する値段を考えれば、天然だしでなくてもいいじゃないですか。
それよりも大切なのは、
店主とお客さんの間に流れる時間です。
料理人の人柄や優しさに触れて、
心まで満腹になる料理。
作ってくれる人に感情移入することが、
実は最良の調味料だと僕は思うのです。
小山薫堂
(小山薫堂 著「ふくあじ」(エフジー武蔵) より)
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