芝原哲彦（大阪府　府民文化部　都市魅力創造局　企画・観光課長）

受賞された皆さん、おめでとうございます。
今年は大阪府内各所でのエリアプログラムも充実する中、応募作品は、大阪・関西各地で開催されたイルミネーションそれぞれのテーマ性や特徴をよく捉え、撮影者の皆さんの想いが感じられる作品が多く、このコンテストにおいても、まさに「光の饗宴」が繰り広げられました。
両部門とも、写真技術だけでなく、独自の感性や視点で撮影されたものばかりで、クオリティの高い作品が多く、審査に悩みながらも、大いに楽しませていただきました。
今後も、皆さんの作品でイルミネーションの素晴らしさが多くの方々に伝わり、大阪・関西の冬の風物詩として、にぎわいづくりにつながっていくことを期待しています。

小森成雄（大阪市　経済戦略局　観光部　魅力事業担当部長）

今年も大変多くの素晴らしい作品を、ありがとうございました。
レンズを通して美しく光り輝くイルミネーションの特徴や、進化した大阪の夜景とイルミネーションのベストショットなど、作品の一枚一枚に撮られた方の感動が伝わり、大阪の冬の魅力を再発見いたしました。また、水都大阪を象徴する船のイルミネーションをはじめ、水面にきらめき映る作品など、幻想的で躍動感あふれる作品も多く、審査に大変悩みました。
これからもレンズ越しに引き出された新たな大阪・関西の魅力を、多くの人に伝えていただきたいと思います。

河野俊哉（株式会社博報堂　関西支社　クリエイティブ・ソリューション局　局長／エグゼクティブクリエイティブプロデューサー）

最近世には、数々のイルミネーションが飾られる。しかし中でも大阪のイルミネーションは、その歴史・伝統×文化・民族性があいまって、最も象徴的で印象的。
回を重ねてきたこのフォト・コンテストも、レベルが高く、応募者の技術やセンスが光る。今年は特に構図、動きのとらえ方、色彩感覚やフォーカスの狙い等高いレベルの戦いだった。選ぶ審査員の技量も試されたと感じます。

篠原賢太郎（株式会社KADOKAWA　角川マガジンズ　ブランドカンパニー　関西ウォーカー編集長）

イルミネーションというお題のもとに、大阪らしさ（地域性）を写真で表現するのがこのコンテストの難しいポイント。
同時に、今年はそれがうまく表現できている作品が多かったように感じました。美しい「われらの大阪」への親しみが、愛情豊かに表現されていると思います。
また、イルミネーションの進化とともに彩りも華やかになってまいりました。
来年度もさらに美しい写真に出会えることを楽しみにしております。

下埜正太（J:COMチャンネル　おちゃのこSaiSai　司会者）

3年連続で審査させていただいていますが回を重ねる毎にクオリティーがウナギ登りに上がっていてビックリしました。カジュアル部門が持っている「いつでも気軽に撮る」というマインドは、そのままでスキルはプロフェッショナル部門にも見劣りしないという作品が数多くあり、選考は難航しました（ラップ風）
中でも御堂筋名物のイチョウ並木のお馴染みの黄色と青いイルミネーション、流れる光。大阪のド真ん中を軽やかに走り抜けている躍動感と、これからもっともっと発展していくことを表現しているかのようなサイバーな未来をも彷彿とさせました。
静止画なのにまるで動画のようにさえ見える驚異的な熱量の入れ方に感銘を受けました。
今年も参加してくれた皆様ありがとうございました。また来年お会いしましょう。

わだともえ（J:COMチャンネル　おちゃのこSaiSai　司会者）

受賞された皆様、おめでとうございます！そしてたくさんの素晴らしい作品をありがとうございました！私が審査させていただくのも今回で3度目となるのですが、カジュアル部門の作品にも高い技術とセンスが多くうかがえるようになり、審査するのが本当に難しいほど年々秀逸な作品が増えていて、正直とても驚きました。今回はメインとなるイルミネーションを軸に、夜空や背景をいかに美しく魅せるかを工夫された作品が多かったように思います。暖冬と心配されつつもしっかり寒い日もあった今冬のように、構図の中で光と影をバランスよく取り入れた作品の数々。来年はどのようなイルミネーションの冬になるのか、今から楽しみにしています。