年賀状2024 無料デザイン素材集(辰) - J:COM

年賀状お役立ちコラム今さら聞けない年賀状の基本マナー

印刷やパソコン作成でも「添え書き」のスペースを作ろう

Photo

現代の年賀状は、印刷を頼んだり、年賀状ソフトなどを使ってパソコンで作成したものであっても、失礼ではありません。

ただし、その際は、文面に手書きの一言を書き加える余白を残してレイアウトすることをおすすめします。相手の顔を思い浮かべながら個別のメッセージを書き加えることで、心のこもった丁寧な印象になります。

日ごろお世話になっているお礼や今年の抱負、近況報告や家族の様子など、受け取った相手が温かい気持ちになるような一言を添えるようにしましょう。

表面の基本ルール

横書きでもいいの?

日本語は縦書きが正式なので、本来は宛名も縦書きにします。ただし、表面と文面の縦横をそろえるのが葉書の書き方の基本です。最近はイラストや写真を使ったデザインが多く、横書きの文面も少なくありません。このため、裏面のデザインが横向きの場合は、宛名も横書きにします。
なお、住所を省略すると失礼な印象を与えかねません。都道府県名は省略せず、マンション名なども記載しましょう。
なお、縦書きの場合、番地や部屋番号は漢数字を用います。

Photo

差出人情報は必要?

差出人情報(自分の住所と氏名)を文面に入れる場合、表面には不要です。

敬称の使い方

宛名には必ず敬称をつけます。
【一般的な例】
・個人に送る場合 = 「様」(同じ家族の複数に送る場合は、それぞれの名前に「様」をつけます)
・恩師や医師、弁護士などに送る場合 = 「先生」
・会社、団体などに送る場合 = 「御中」
・会社や組織の個人に送る場合 = 会社名・部署名を記し、個人名に「様」をつけます。役職名を書く場合は、名前の上に小さ目の文字で役職名を入れます。役職名に敬称はつけないので、「○○部長様」ではなく、「部長 ○○様」とします。

◆注意!
どんなに凝った年賀状を作っても、名前の漢字が間違っていては、受け取った人はがっかりしてしまいます。がっかりならまだしも、憤慨してしまう人もいるかもしれません。宛名の漢字は絶対に間違えないこと!

「年賀」の朱書き

相年賀葉書(お年玉付郵便葉書)以外の郵便葉書や私製の葉書を使う場合は、切手の下に「年賀」と赤い文字で書きます。この文字がないと一般郵便とみなされて、年内に配達されてしまうことがあります。
なお、私製の葉書を用いる場合は、年賀切手を貼りましょう。

公私ともに何かと忙しい師走です。ギリギリになって慌てることのないよう、年賀状の準備は余裕をもって始めましょう。

年賀状ダウンロードランキング