ボッチャ
東京2020パラリンピック

ボッチャ

古代ギリシャの球投げを起源とし、脳原性疾患による四肢麻痺など、比較的重い障がいのある人のために考案された球技。競技名の「ボッチャ」は、イタリア語で“ボール”を意味するとか。1984年のニューヨーク大会から正式競技に。現在は、団体戦(チーム戦、ペア戦)3種目、個人戦4種目の合計7種目が行われている。

競技期間
8月28日(土)~
9月4日(土)
競技会場
有明体操競技場

ボッチャ

テレビ放送スケジュール

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※大会期間中の毎日20時頃、最新情報に更新します。
※放送内容は予告なく変更となる場合がございます。

9/4(水)

9/5(木)

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ボッチャ

競技の見どころ

もともとヨーロッパ諸国が強い競技だったが、ここに来てその勢力図に変化が。ここ数年はアジア勢の台頭が目立ち、中でもタイは前回の2016年リオデジャネイロ大会で金メダル2個を含む計5個のメダルを獲得した。

今大会の注目選手といえば、強豪タイのエース的存在でもあるワッチャラポン・ボンサ。2012年のロンドン大会とリオ大会のチーム戦連覇に大きく貢献し、個人戦でもチームメイトを相手に戦い、世界の頂点に。当然、今大会の金メダル候補であることに間違いはない。

日本は、リオ大会で団体戦銀メダルを獲得。キャプテンとして司令塔を務めた杉村英孝の精密機械のような乱れのないコントロールは、今回も大きな武器になるだろう。団体&個人の両方でメダルを狙う。

パワーショットで相手をなぎ倒す廣瀬隆喜も頼りになる存在。メダル奪取の際には、代名詞である“雄たけび”が聞けるかも!? 

■ボッチャ 出場日本人選手

▽男子
江崎 駿(男子/BC4/愛知県/初出場)
河本 圭亮(男子/BC3/愛知県/初出場)
杉村 英孝(男子/BC2/静岡県/ロンドン・リオ)
高橋 和樹(男子/BC3/埼玉県/リオ)
中村 拓海(男子/BC1/大阪府/初出場)
廣瀬 隆喜(男子/BC2/千葉県/北京・ロンドン・リオ)
古満 渉(男子/BC4/広島県/初出場)

▽女子
藤井 友里子(女子/BC1/富山県/ロンドン・リオ)
田中 恵子(女子/BC3/石川県/初出場)
木村 朱里(女子/BC4/神奈川県/初出場)

ボッチャ

競技ルール

12.5m×6mの平面コートを使用。2人(または2チーム)で対戦し、それぞれ赤か青の6個のボールを“投げる、転がす、足で蹴る”など、それぞれの選手ができる方法で白いジャックボールに近付ける。6個ずつを投げ終えた時点で、ジャックボールに最も近い色の選手(チーム)が勝利。

また、ジャックボールに最も近い敗者側のボールを結んだ半径内にある勝利側の球の数1個につき1点を得点として加算。6個ずつの試技を「1エンド」として、個人・ペアは4エンド、チームは6エンドで1試合という形を取り、エンドごとの得点の総計で勝利選手(チーム)が決まる。

試合で使うボールは選手の「マイボール」。規定の範囲内(重量275g±12g、周長270mm±8mm、転がり具合がテストに合格)で、好みの硬さを組み合わせて使い分けている。競技備品検査が大会前に実施され、検査をパスしなかったボールは使用することができないというルールになっている。

■ボッチャ 競技種目一覧

個人 BC1(混合)
個人 BC2(混合)
個人 BC3(混合)
個人 BC4(混合)
チーム BC1/BC2(混合)
ペア BC3(混合)
ペア BC4(混合)

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