■トラック
▽タイムトライアル
選手たちが走ったタイムで順位を決定。Bクラス男女及び男子Cクラス(切断や、まひなど四肢の障がいを対象)は1km、女子のCクラスは500mを走る。
▽チームスプリント
男女混合の1チーム3人で構成。空気抵抗による減速を避けるため縦列で1人が一周ずつ先頭を走行。その後、周回ごとに1人ずつ隊列から離れ、3周目を走った選手のタイムで競い合う。性別、クラスごとに点数が決められていて、3人の組み合わせは定められた上限のポイントを超えてはならないので、チーム編成が勝負のカギを握る。
▽パーシュート
予選の計測タイム上位4組が決勝に当たる順位決定戦へ。予選1位と2位が金メダルを競い、同じく3位と4位の選手が銅メダルを懸けて戦う。ホームストレッチ、バックストレッチからそれぞれが同時にスタートし、先にゴールをするか、対戦相手を追い抜いた選手が勝者に。男子Bクラス、男子C4~C5は4km、それ以外の種目は3kmを走る。
■ロード
▽ロードレース
一斉にスタートをし、順位を競う。男女別に行われ、クラスそれぞれに設定された長い距離を走る。
▽タイムトライアル
1周8kmのコースを男女やクラスごとに定められた周回を走り、それぞれの完走タイムで順位を決定。選手は時間差で一人ずつスタートする。基本的には先着、もしくは計測タイムが一番速い選手の勝ちだが、パラリンピック独自のルールがある。それは、複数のクラスを統合して競技を行うことがあるため、実際に計測したタイムにクラス間の障がいの程度を補正し、係数をかけた「計算タイム」で順位を算出する。
▽チームリレー
1チーム男女混合の3名で編成。1周2.7kmのコースを各3周、計9周して勝敗を争う。実施されるのはHクラス(切断や、脊髄損傷によるまひなどで、主に下肢に重度の障がいがある選手が対象)で、次の走者へリレーする際はタッチではなく、前走者がラインを通過したらスタートが可能となる。
■自転車(トラック) 競技種目一覧
C1-2-3 1000mタイムトライアル(男子)
C1-2-3 500mタイムトライアル(女子)
C1-5 750mチームスプリント(混合)
C4-5 1000mタイムトライアル(男子)
C4-5 500mタイムトライアル(女子)
C1 3000mパーシュート(男子)
C2 3000mパーシュート(男子)
C3 3000mパーシュート(男子)
C1-2-3 3000mパーシュート(女子)
C4 4000mパーシュート(男子)
C4 3000mパーシュート(女子)
C5 4000mパーシュート(男子)
C5 3000mパーシュート(女子)
B 1000mタイムトライアル(男子/女子)
B 4000mパーシュート(男子)
B 3000mパーシュート(女子)
■自転車(ロード) 競技種目一覧
ロードレース H1-2(男子)
ロードレース H3(男子)
ロードレース H4(男子)
ロードレース H5(男子/女子)
ロードレース H2-3-4(女子)
ロードレース C1-2-3(男子/女子)
ロードレース C4-5(男子/女子)
ロードレース B(男子/女子)
ロードレース T1-2(男子/女子)
タイムトライアル H1(男子)
タイムトライアル H2(男子)
タイムトライアル H3(男子)
タイムトライアル H4(男子)
タイムトライアル H5(男子)
タイムトライアル H1-2-3(女子)
タイムトライアル H4-5(女子)
タイムトライアル C1(男子)
タイムトライアル C2(男子)
タイムトライアル C3(男子)
タイムトライアル C4(男子/女子)
タイムトライアル C5(男子/女子)
タイムトライアル C1-2-3(女子)
タイムトライアル B(男子/女子)
タイムトライアル T1-2(男子/女子)
チームリレー H1-5 (混合)