5人制サッカー
東京2020パラリンピック

5人制サッカー

別名「ブラインドサッカー」と呼ばれる、視覚障がいのある選手(B1クラス)を対象とした競技。チーム構成は、4人のフィールドプレーヤーとゴールキーパーの計5人。ゴールキーパーは晴眼(視覚障がいの無い選手)か、弱視の選手が務める。フィールドプレーヤーは視覚障がいのある選手で、視覚の有利不利をなくすため、フィールドプレーヤーはアイマスク(目隠し)を着用しなければならない。選手たちは、転がると「シャカシャカ」と音が鳴る鉛が仕込まれたボールと、「ガイド」と呼ばれる味方のメンバーが相手チームの動きなどを伝える“声”を頼りにプレーをする。

競技期間
8月29日(日)~
8月31日(火)、
9月2日(木)、
9月4日(土)
競技会場
青海アーバンスポーツパーク

5人制サッカー

テレビ放送スケジュール

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※大会期間中の毎日20時頃、最新情報に更新します。
※放送内容は予告なく変更となる場合がございます。

9/4(水)

9/5(木)

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5人制サッカー

競技の見どころ

優勝候補は、何といっても過去4大会を制しているブラジル。エースであり、主将も務めるリカルド・アウベスは、パラリンピック初出場を果たした2008年の北京大会で母国の2連覇に貢献。巧みなボールさばきと豪快かつ繊細なシュートは、もはや名人芸だ。アウベスを中心にしたチーム作りで盤石の構えを見せるブラジルを脅かす刺客は出てくるのか?2位以下はどのチームにもチャンスがあるだけに混戦が予想される。

日本は、これまであと一歩のところで悔しい思いをしてきたが、今回は開催国として念願の初出場!ベテランの黒田智成と5年前から主将を務める川村怜の両エースを軸に、成長著しい若手の力がうまくかみ合えば上位進出も夢ではない。

■5人制サッカー 出場日本人選手

▽男子
川村 怜(男子/大阪府/初出場)
黒田 智成(男子/熊本県/初出場)
佐々木 康裕(男子/千葉県/初出場)
佐々木 ロベルト泉(男子/ブラジル/初出場)
園部 優月(男子/群馬県/初出場)
田中 章仁(男子/静岡県/初出場)
寺西 一(男子/広島県/初出場)
日向 賢(男子/東京都/初出場)

5人制サッカー

競技ルール

リオ大会後にルールの一部が改正され、ゴールのサイズが従来のフットサルサイズ(幅3m×高さ2m)から、フィールドホッケーサイズ(幅3.66m×高さ2.14m)に拡大された。また、試合時間も変更。これまでは、時計を止めずに試合を進行させるランニングタイムによる前・後半25分ハーフだったが、改正後はプレーが続いている間のみ試合時間を計測するプレイングタイムによる20分ハーフに。この方式では、ボールアウトやファウルなどで計時が止まるので、実質的には試合時間の延長になる。

視覚を遮断した状態でプレーする選手たちのために、さまざまな工夫があるのもこの競技の特徴。ボールを持った相手に向かっていく時は衝突を避けるため、守備側が「ボイ」と声をかけるのがルール。違反をするとファウルになってしまう。

試合中にファウルをすると、相手チームにペナルティキック(PK)が与えられる。5人制サッカーではPKが2種類あり、1つはペナルティエリア内でのファウル。ゴールから6mの位置にキッカーが立ち、ゴールキーパーと1対1でシュートを行う。“第2PK”と呼ばれるもう1つは、前半と後半それぞれで、チームの累積ファウル数6つ目から相手チームに与えられる。キックの位置は1つ目の「PK」よりも遠い、8mの距離から行う。

■5人制サッカー 競技種目一覧

5人制サッカー(男子)

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