パワーリフティング
東京2020パラリンピック

パワーリフティング

1964年の東京大会から正式競技となり、脊髄損傷の男子選手だけが出場を認められていた。当時はウエイトリフティングという名称で行われ、パワーリフティングに変わったのは1988年のソウル大会から。対象とする障がいも、脳性まひやポリオ、下肢欠損などを加え、多くの選手にチャンスが与えられた。2000年シドニー大会からは女子の部も実施。競技選手は110カ国以上に広がり、それに比例してファンも増えてきた。

競技期間
8月26日(木)~
8月30日(月)
競技会場
東京国際フォーラム

パワーリフティング

テレビ放送スケジュール

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※大会期間中の毎日20時頃、最新情報に更新します。
※放送内容は予告なく変更となる場合がございます。

9/4(水)

9/5(木)

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パワーリフティング

競技の見どころ

下肢または腰に障がいがある選手が参加。パラリンピック専用のベンチプレス台に仰向けに横たわった状態でバーベルを持ち上げる。足を台に乗せた状態のまま行われるため、下半身で踏ん張ることができないので頼りになるのは己の上半身のみ。腕や肩、胸などの筋肉が武器となる。

エジプトのシェリフ・オスマンは、初出場の2008年北京大会で56kg級にエントリーし、金メダルを獲得。前回のリオ大会でも59kg級で頂点に立った彼は、世界新記録となる211kgを4回目の特別試技で成功させた。この記録はまだ破られておらず、今大会で自らの記録更新を期待したい。

女子では、メキシコのアマリア・ペレスに注目。パラリンピック3連覇中の彼女は競技歴20年以上のベテランで、55kg級に出場したリオ大会では130kgを挙げ、世界記録を更新した。40代で迎える東京大会で、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみだ。

日本は1996年のアトランタ大会から出場をしているが、なかなかメダルに手が届いておらず、強化合宿や海外からトップコーチを招いての練習会を行うなど、選手の育成に力を入れている。東京大会では強敵相手にどこまで戦えるのか。世界で通用するスター選手の誕生に期待したい。

■パワーリフティング 出場日本人選手

▽男子
宇城 元(男子/72Kg級/兵庫県/アテネ・ロンドン)
光瀬 智洋(男子/59Kg級/兵庫県/初出場)
三浦 浩(男子/49Kg級/東京都/ロンドン・リオ)

▽女子
坂元 智香(女子/79Kg級/鹿児島県/初出場)

パワーリフティング

競技ルール

試合は体重別。試技は一人1回ずつ順番に行い、3回の試技で最も重いバーベルを挙げた選手が勝者となる。

左右どちらかに傾いたりせず、正しい姿勢でバーベルを上げたまま静止させ、主審が「ラック」と合図したらバーベルをラックに戻す。試技は3人の審判によって判定され、白いランプが2個以上点灯したら“成功”、赤いランプが2個以上点灯した場合は“不成功”となる。

■パワーリフティング 競技種目一覧

49kg級(男子)
54kg級(男子)
59kg級(男子)
65kg級(男子)
72kg級(男子)
80kg級(男子)
88kg級(男子)
97kg級(男子)
107kg級(男子)
107kg超級(男子)
41kg級(女子)
45kg級(女子)
50kg級(女子)
55kg級(女子)
61kg級(女子)
67kg級(女子)
73kg級(女子)
79kg級(女子)
86kg級(女子)
86kg超級(女子)

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