医療施設のない島々をまわる病院船。乗りあわせた医師たちは、それぞれがトラウマや葛藤、悩みを抱え、孤島に住む人々を救うため奮闘するなかで成長していく。ハ・ジウォンが『君を愛した時間〜ワタシとカレの恋愛白書』以来２年ぶりとなるドラマで初の医師役に挑戦し、完璧主義の外科医ウンジェ役を熱演。CNBLUEのミンヒョクが相手役を務め、心やさしき内科医のヒョン役を好演する。治療方針をめぐって対立しながらも信頼を寄せるようになっていくふたり。やがて芽生えるロマンスの行方にも注目だ。また、共に病院船を支える医師役に『むやみに切なく』のヒロイン（ペ・スジ）の弟役で注目されたイ・ソウォンと新人のキム・インシクを抜擢したほか、ＡＯＡのミナが新米看護師役を溌剌と演じる。さらにはウンジェの患者となる財閥御曹司役でチョ・ヒョンジェが特別出演している。撮影はほぼすべて風光明媚な巨済（コジェ）島で行なわれた。緻密な心理描写に定評のあるパク・ジェボムが演出を手がけ、美しい風景のなか“海に浮かぶ病院”を舞台に、若き医師たちの成長と恋を描く。

外科医のウンジェ（ハ・ジウォン）は、上司のキム外科長（チョン・ノミン）にも能力を認められ、史上最年少の女性外科長を目指している。そんなある日、島に暮らす母（チャ・ファヨン）が上京してくるが、ウンジェは忙しさを理由に冷たくあしらってしまった。一方、ヒョン（カン・ミンヒョク）は誰もが敬遠する病院船への勤務を志願。ある島で診察した中年女性に精密検査を勧めたが、それがウンジェの母なのだった。数日後、母が倒れたとの知らせを受け、駆けつけるウンジェだが、そのまま母は帰らぬ人に……。後悔の念に苛まれたウンジェは病院船での勤務を決意。ヒョンと時に意見を衝突させながらも、さまざまな事情を抱える島の人々を救っていく。