嵐の夜、財閥家アン・テドン（キム・ヨンゴン）の大邸宅で、ひとりの女性が殺される。彼女はテドンの後妻ボクジャ（キム・ソナ）。現場の状況や動機から警察が容疑者として絞り込んだのは、アン家の家族だった。彼女は誰に、なぜ殺されることになったのか？
アン家の次男の妻アジン（キム・ヒソン）は、テドンの介護人としてボクジャを雇う。素朴なボクジャをテドンは気に入るが、家族は彼女の裏の顔に気づき震える。得体の知れないボクジャだが、なぜかアジンのことだけは一目置いていて・・・。

キム・ヒソンVSキム・ソナ
2大女優が役に完全同化！

名実ともに韓国を代表する２大女優が顔を揃える本作。その奇跡的なキャスティングに脚本家のペク・ミギョンも思わず「万歳！」と叫んだそうだ。地位と美貌に加え、心の美しさまで備えた完璧なアジンは、最初からキム・ヒソンを念頭に置いていたという。一方、演出家キム・ユンチョルは、毎度ながらのキム・ソナの完璧すぎる役づくりを絶賛。“素朴な田舎のおばさん”を装ったボクジャが老富豪と結婚し、風貌とオーラを変えていく様は、さすが名女優と言える。

嫉妬と欲望が渦巻く豪邸
セレブたちの愛憎が激突！

第1話の冒頭で死を迎えるボクジャ。最後まで真相は明かされないが、回を追うごとに疑わしい人物は増えていく。なぜなら、ボクジャの暴走に周囲の誰もが殺意を覚えるから……。上流階級の品位なき行動を嘲笑うボクジャ。しかし、ボクジャはなぜかアジンとは対立せず、アジンを苦しめるソンヒに暴行を加えるなど極端な協力に出ることも。はたして、ボクジャの目的は何なのか！？そしてボクジャを殺めた人物とは？最後まで目が離せない。