賭博場で喧嘩に巻き込まれ西域商人たちに追われる身となったムミョンは、親友のマクムンと一緒に賤民が超えてはいけない「ワンギョン」に足を踏み込んでしまう。しかし突然、禁軍が押し掛けて来てムミョンは意識を失ってしまい目が覚めた時にはマクムンは禁軍の刃に倒れていた…。兄弟のように育った親友を失い泣き叫ぶムミョン。しかしマクムンの父アン・ジゴンからある提案を受ける。自分を責めるよりも、ワンギョンに来てマクムンを無残に殺した者の正体を明らかにしてほしいと!そして、マクムンの本当の名前であるソヌの身分証を受け取ったムミョンは、ソヌを演じることになる。
一方、新羅の太后であり息子の代理で王権を握っているチソは、王権を固めるために「花郎」という青年組織を作り、愛憎の関係であるアン・ジゴンに命じ、ソヌ(ムミョン)を「花郎」に入らせる。そうして「花郎」になったムミョンは、ソヌを殺した者の正体に近づきながら、花郎として成長していくのだが…。
1500年前の新羅時代を舞台に活躍した、花郎(ファラン)と呼ばれる家柄・容姿・文武共に秀でたエリート男子たちの熱い情熱と愛、眩しい成長を描く本格青春時代劇。
放送前から個性豊かで豪華なキャスティングで話題沸騰中の今作、主演は「キルミー・ヒールミー」「彼女はキレイだった」でトップ俳優の仲間入りを果たしたパク・ソジュン。演技ドル代表のパク・ヒョンシク、そして日本でも絶大な人気を誇るSHINeeのミンホや防弾少年団のV、というイケメンスターたちが魅力あふれる重要な役どころで出演。ヒロイン役には「応答せよ1994」で大ブレイクした女優Ara。
100%事前制作の完成度の高い作品、2017年最高の期待作!
ムミョン (パク・ソジュン)
訳あって、赤ん坊の時から賤民村の老人ウルクの手で育てられた。顔も覚えていない母が死ぬ直前、ムミョンに名前をつけないでほしいと言い残したため、名もない無名(ムミョン)と呼ばれる。見た目は元気だが、ナルコレプシー(日中において場所や状況を選ばず起こる強い眠気の発作)を患い、時折意識を失う。そのせいか、ムミョンは人生に大した期待も未練もなく風のように生きる。
親友ソヌの死を機に、アロと家族として過ごしながら、初めて恋心を抱き、彼女のためなら何でもできる気がする。しかし、ムミョンはその感情がまさに愛であるとまだ知らない。
サムメクジョン(パク・ヒョンシク)
4歳の時父を亡くし、7歳で王座を譲られた。新羅唯一の聖骨(新羅の官位制度で第一等級)出身ゆえ、数え切れない暗殺の脅威を受けてきたため、彼の顔を知る者はほんの少数。
母が代理で政治を行うため、王宮の中にも自分の居場所がない。いつ殺されてもおかしくない身の上のため、むしろ危険を冒し、本気なのか冗談なのかわからない言葉で自分を隠し、周りの人々を困らせて楽しむ。
そんなある日、いつも神経を尖らせまともに眠れたことのない彼が、アロという少女が語る恋物語についウトウトしてしまい、彼女に興味を持つことになる。そして、母のチソが命じて作った「花郎」という青年組織に潜り込みチソに反抗。もともと自分のものだった王座を取り戻そうとする。
アロ(Ara)
真骨(新羅の官位制度で第ニ等級)出身の父と賤民の母の、身分を超えるロマンスで生まれた半分貴族。家がつぶれて貴族でも賤民でもない身分として、家長並みの責任感を感じて生活していた。生きていくためなら少し卑怯になっても構わないと考える。
そんな前向きで生活力の強い彼女のもとに、10年前にいなくなった兄ソヌ(ムミョン)が突然帰ってきた。気難しくて無愛想で、近づいたと思ったら誰よりも遠い距離感を感じさせるような人。そして、もう一人の男性の登場!
身分を隠し「花郎」になったサムメクジョンとソヌ(ムミョン)の愛を同時に受けながら、アロは不本意にも彼らを脅かす存在となる。
スホ(ミンホ)
貴族の中でもトップ貴族。生まれつき自信があるためか義侠心が強く、剣術に秀でているため、貴族の間でも言うまでもなくリーダー的な存在。
家柄のため戦うことを自慢に思い、新羅の未来は強力な王権にあると思い込んでいる。そのため、王権の反対勢力であるバンリュと互いに憎みあう。そして、「花郎」で仲間になったソヌと友情を深めながら、自分を取り巻く世界が他人には残酷な世界であったことに気づく。
常に友情と愛、信念の間で、悩み成長していく。
ハンソン(V)
政治や学問に興味はないが、名家に生まれたプレッシャーに悩む。花郎に入り、ソヌを兄のように慕う。好奇心に満ち溢れ、何かに夢中になると恐ろしい程の集中力を発揮する一面も。周囲を明るくする天真爛漫な花郎の末っ子。
バンリュ(ト・ジハン)
本来気さくで優しい人だったが、父の教育で政治的な生活を強いられ性格が変わった。芸能人顔まけのルックスと負けず嫌いな気質で、貴族のグループでも断然目立つ存在だが、いつも素っ気無い態度で周りを緊張させる。
そんなある日、バンリュは自分の凍った心を溶かしてくれる女性に出会う。しかし、彼女はライバル家のスホの妹スヨン…。事あるごとにぶつかりかねない両家の運命により、二人のラブストーリーは、まるで新羅版ロミオとジュリエットのように切ない。
ヨウル(チョ・ユヌ)
中性的なルックスで周囲を惑わすほどの美しさを持つが、外見とは裏腹に武術の腕前は一流。私生児として生まれ、どこかミステリアスな雰囲気を放つ。権力争いには無関心だが、王室の事情や政治を熟知し静観している。
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Q.「花郎(ファラン)」はどんなドラマなのでしょうか?
パク・ソジュン「1500年前の新羅時代を舞台に「花郎」と呼ばれる若者たちの情熱と愛、そして成長を描いた作品です」
パク・ヒョンシク「完璧な説明!(笑)」
Q.時代劇ということで躊躇したり考えたりしませんでしたか?
V(防弾少年団)「僕は時代劇も演技も初めてでした。だからたくさん準備しましたし、暑い夏場の撮影でしたが最後まで撮影をかっこよくやり遂げましたよ。時代劇は最初ちょっと難しいなと思う部分もありましたが花郎の仲間が僕に良くしてくださったので、無事終えることができました」
チョ・ユヌ「僕も時代劇は初めてでしたが、みんなともすぐ仲良くなれたので特に大変なこともなく撮影ができました」
パク・ソジュン
Q.初めて顔合わせをしたときのみなさんの印象は?→全員「右隣」の人についてコメント
ト・ジハン「ミンホ(SHINee)は、すでに彼のことを(一方的に)知っていたので、実際にどんな人なんだろうと思っていましたが、実際に会ってみても明るい性格でさっぱりしててイケメンでした」
ミンホ(SHINee)「あはは、ありがとう。パク・ヒョンシクさんの印象は…彼の作品は見ていましたが共演は初めてで。台本読み合わせの時に、頼もしい人だなと思いました。今回のサムメクジョンの役にはぴったりだなと思います」
パク・ヒョンシク「パク・ソジュンさんとは以前、ある対談インタビューで出会ったんです。その時にソジュンさんといつか共演できたらいいなと話したのですが、それが本当に叶ってうれしかったです。一番最年長ということもあって常に僕らをリードしてくださっていました。僕はソジュンさんに恋してます(笑)」※一同笑う
パク・ソジュン「実は僕、高校生の時にAraさんの出演作でエキストラをしたことがありました。その際に後姿だけ見ていたのに時間がたって、こんな風に共演できるなんて光栄に思っています。遠くの「芸能人」だったAraさんと会話をして一緒に過ごす――彼女との共演は僕にとって意味深いんです」
Ara「Vさんの第一印象は“とても可愛い”です」
ト・ジハン
V(防弾少年団)「チョ・ユヌさんは…笑わないでくださいね、僕には純朴な少年に見えたんです。だから僕より年上と知ったとき、本当に驚きました。若く見えたので。かっこよくて若く見えるお兄さんです」
チョ・ユヌ「ト・ジハンさんは、一見クールにみえました。パッと見ただけでも今回の役がぴったりです。でもたくさん話してみたら同い年の友達という感じに変わりました」
ト・ジハン「第一印象は気難しそうに見えたってことだよね?」
全員「そうそう!(笑)」
Q.一緒に撮影していくうちにいちばん「意外な一面があった」「第一印象とギャップがあった」メンバーは?
パク・ヒョンシク「そういう人はいなかったですね。僕らはすぐにみんな仲良くなったので」
ミンホ(SHINee)「あ!そういえばユヌさんは最初すごく完璧な人に見えたんですが、親しくなって彼のことを知れば知るほどスキだらけで抜けてるってことがわかったんです」
パク・ソジュン「彼のニックネームを公開してしまおう」
全員「トルトリ!(韓国語で“マヌケくん”のような造語)」
チョ・ユヌ
Q.撮影中の大変だったエピソードは?(とても暑い時期に鎧などを重ね着していましたよね?)
ミンホ(SHINee)「毎回華麗なアクションシーンがでてきますが、その撮影で常に時間に追われていたのは事実ですね。僕がジハンさんと剣術で勝負するシーンで、間違って失敗し、ジハンさんのおでこにぶつけてしまいました。でもジハンさんがプロだなと思ったのは、絶対に痛かったはずなのにそんな素振りを少しも見せずに最後まで撮影をやりきって、大丈夫だと言ってくれたところです。感動しました」
パク・ヒョンシク「車の中で氷で冷やした?」
ト・ジハン「お昼休みに氷で冷やしていました」
ミンホ(SHINee)「本当にごめんね」
ト・ジハン「そういうこともあるよ」
ミンホ(SHINee)
Q.撮影中の大変だったエピソードは?(とても暑い時期に鎧などを重ね着していましたよね?)
ミンホ(SHINee)「それからというもの彼の僕に対するアクションは強めになりました。ちょっと服をつかむシーンもギュッと襟をつかまれたり(笑)」
ト・ジハン「僕とミンホは一緒のシーンが多かったですね。この夏は本当に暑くてみんな苦労していたのですが、ミンホは全然へこたれないんです。僕はちょっと一休みしたい、と思っているようなときでも彼は大丈夫って。ミンホのあふれるようなパワーを僕ももらっていたように思います。だから僕ら二人のシーンはとてもよく撮れているのではないかと思います」
パク・ヒョンシク「ミンホの中には充電器があると思う!補助バッテリー付き」
パク・ヒョンシク
Q.Araさん演じるヒロインは主人公ソヌだけでなくサムメクジュンからも同時に想われるようになるとか。二人の男性から愛される気分は?
Ara「ドラマをみていただけたらその気分が味わえるかと思います。恋愛模様もおもしろい構図になっています。だからぜひドラマでお楽しみください」
Q.撮影現場の雰囲気はどうでしたか?
ミンホ(SHINee)「とても楽しく撮影しました。暑かったですが、みんなで支えあいながら勝ち抜いたかんじです。徹夜の撮影もお互いいろんな話をしながらパワーを与えあって乗り切りました」
V(防弾少年団)「一人だったら辛かったですが、みんながいたので」
Q.現場のムードメーカーはだれでしたか?
全員「一番年下のVです」
パク・ソジュン「防弾少年団としての仕事も並行しながら、大変だっただろうに全然疲れた様子も見せずに頑張ってくれていました。次期(二代目)ミンホになりそうですね」
V(防弾少年団)「みんなの視線を感じます(笑)」
Ara
Q.剣術など花郎として必須な武術などは演技とは別で練習されたのですか?
ト・ジハン「この中でヒョンシクさんは剣道の有段者です。僕らが一生懸命剣を振り回しても、ヒョンシクの手慣れた剣さばきにはかないません。同じ男が見てもかっこいいなと思います」
パク・ソジュン「剣がかっこいい動きをするんです」
V(防弾少年団)「僕は今回初めて剣術にトライしましたが…僕には向いてないようです!」(※一同手をたたいて爆笑)
Q.最後に日本の視聴者の皆さんにコメントをお願いします
V(防弾少年団)「みなさん、僕らの「花郎(ファラン)」にぜひご期待ください!」
V(防弾少年団)