2024/11/30(土)放送 パラスポチアーズ!
〜パラアスリート全力応援〜

アットホームな雰囲気が生み出すチームの結束力をパリでも発揮!!
3大会連続となるメダルを獲得したボッチャ混合団体を紹介。

混合団体(杉村英孝選手・廣瀬隆喜選手・遠藤裕美選手)

混合団体(杉村英孝選手・廣瀬隆喜選手・遠藤裕美選手)

ボッチャ

チームのルーティーンは「しりとり」!?リラックスして試合にのぞむ秘策とは?元ラグビー日本代表キャプテン・廣瀬俊朗さんがボッチャに挑戦。その奥深さを知る。「色以上の価値がある!」清々しい顔で語る杉村選手の真意とは…

画像1
画像2
画像3
画像4
画像5
画像6

パラアスリートたちの素顔や激しいトレーニングに密着し、見るだけでなく、やってみたくなるパラスポーツの魅力に迫るとともに、応援団長の中山秀征、チアーズファミリーの廣瀬俊朗、村上佳菜子らが、パラアスリートの熱い思いを聞く。
2024年11月30日放送回は、パリ2024パラリンピックのボッチャ混合団体で3大会連続となるメダルを獲得した日本代表チーム(杉村英孝選手、廣瀬隆喜選手、遠藤裕美選手)を迎える。

3大会連続メダル獲得のボッチャ日本代表チームを廣瀬俊朗が直撃

ボッチャは、対戦する両者がそれぞれ赤と青の6球を投げ合い、自球をより白い的球に近づけた方が勝者となるスポーツ。パラリンピック特有の競技ということもあり、10年前の知名度は極めて低かったが、リオデジャネイロ2016パラリンピックで混合団体日本代表が銀メダルに輝き、次の東京2020パラリンピックでも銅メダルを獲得したことで飛躍的に知名度が上がり、パリ大会で繰り広げられた熱い戦いが、さらなるムーブメントを起こした。その中心にいるのが混合団体日本代表チーム。チームの主将を務める杉村選手は東京大会男子個人の金メダリストで、廣瀬選手はパラリンピック5大会連続出場の頼りになるベテラン。遠藤選手は初出場となったパリ大会で日本女子初のメダルである銅メダルを獲得した。
 3人を取材したのは、パリ大会の熱戦を伝えた「パラスポチアーズ」のファミリーであり、元ラグビー日本代表主将の廣瀬俊朗。ボッチャ日本代表と育成選手の合宿を訪ね、対談を行った。「合宿は和やかな雰囲気ですけど、いつもこんなに楽しそうなんですか?」と質問すると、杉村選手が「ボッチャチームは本当に仲が良くて、アットホームな雰囲気の中で競技できるところが強み」と答える。そうした雰囲気がもたらす結束力は、パリの地でも発揮された。準決勝で敗れた翌日に臨んだ3位決定戦。金メダルを目指していた選手たちにとって試合へのモチベーションを保つのは難しくなるが、3人は試合前のルーティーンである“しりとり”を行った。いつものようにしりとりを行い、会話して和み、コートに入る。ルーティーンで気持ちをリセットし、銅メダルマッチに臨んだ。
 3位決定戦で対戦したのは、大会前の時点で世界ランク1位だった強豪・韓国。第2エンドまでで4点を挙げて優位に立ったものの、第3エンドで3点を返され、1点差に迫られた。しかし日本チームは声を掛け合い、韓国に傾いた流れを引き戻し、追加点を挙げて3大会連続となるメダルを獲得した。

ボッチャの魅力を広める役目を担い、ロス大会の金メダルも目指す

リオ、東京と2大会連続でメダルを獲得し、パリ大会は当然のようにメダルを期待された。廣瀬選手は「メダルが途切れるとボッチャの面白さ、楽しさを伝える機会がなくなる」と危機感を抱いていたことを明かす。パリ大会はプレッシャーとの戦いであり、3人はそれに打ち勝った。また3人には戦う姿を通して伝えたい思いもあった。杉村選手は「チームとして金メダルを目指して戦ってきましたが、(大会を通じて)ボッチャの面白さを見てくださる方に伝えることができた。ボッチャをプレーしてみたいとか思ってもらうきっかけとして、この銅メダルはその色以上の価値があるメダルになったと思います」と総括する。
 ボッチャの魅力を伝えるため、日本代表3人は2024年11月に行われた「BEYOND STADIUM 2024」に参加。2018年から行われているこのイベントは、年齢や障がいのあるなしに関わらず体験を通してパラスポーツへの理解を深めるためのもの。会場では健常者、障がい者の垣根なしに競うボッチャの競技会「BOCCIA BEYOND CUP」も開催。3人はエキシビションマッチで磨き上げてきた技術を披露した。 BEYOND CUPには62チームが参加した。杉村選手は「いろいろなチームと交流することで学べることがいっぱいあると思いますし、それがボッチャの普及、私たちの強化にもつながっていく」と大会の意義を語った。3人は競技の裾野を広げる役割を担う伝道師であるが、現役のアスリートでもある、廣瀬俊朗が対談の最後に「ロサンゼルス2028パラリンピックの目標を3人で声をそろえてお願いします」と声を掛けると、3人の答えは「金メダル」。遠藤選手は「3人が同じようなパフォーマンスを継続できれば目標を達成できる」と自信を覗かせる。達成される瞬間をぜひ見届けたいものだ。

文/佐藤新

放送情報

INFORMATION

番組スポンサー

SPONSOR

PageTop