2025/1/4(土)放送 パラスポチアーズ!
〜パラアスリート全力応援〜

連勝記録をのばす「絶対王者」パラバドミントン・梶原大暉選手をご紹介!東京大会以降、一度も負けることなく、パリパラリンピックの舞台へ挑み、再び世界の頂点に…
その圧倒的な強さの秘密に迫ります!

梶原大暉

梶原大暉

パラバドミントン

プロ野球選手を夢見る野球少年だった梶原選手。中学2年の時、野球の練習に向かう道中、交通事故に…

プロ野球・オリックス・バファローズで活躍する山下舜平大選手と梶原選手は、同じ少年野球チームに所属していた元チームメイト!第1線で活躍する2人の友情秘話とは?

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2025年1月4日初放送回のゲストは、パリ2024パラリンピックのパラバドミントン男子シングルス(車いすクラス/WH2)で連覇を成し遂げ、村山浩選手と組んだ男子ダブルスでも銅メダルを獲得した梶原大暉選手。“絶対王者”の素顔に、チアーズファミリーで元フィギュアスケート日本代表の村上佳菜子が迫る。

パラバドミントンのパラリンピック初代王者にして絶対王者

パラバドミントンは東京2020パラリンピックから正式採用され、梶原選手は初代金メダリストの1人になった。それから3年、無敗のままパリ大会に臨み、再び頂点に。初代王者は、今や“絶対王者”と呼ぶべき存在となった。村上が、無敗を続けることへのプレッシャーを感じなかったかと問うと、梶原選手は「あまりなかったですが、期待していただいての大会だったので、そこへのプレッシャーはありました」と答えた。また、東京大会とパリ大会の違いは感じたかという質問には、「観客がいたこと。声援を力にすることができた」と振り返った。
梶原選手は自らの強さの秘訣を“我慢”と表現する。ミスをせずにシャトルを拾い続け、「相手の心を折る」ことを狙っているという。そんなプレーを支えているのが、コート上のどこにシャトルが飛んできても追いつくチェアワーク。誰よりもチェアワークの練習をしてきたという梶原選手の手のひらはマメだらけで、しっかり車輪を握る左手と、ラケットを持ちながら指先で車輪をコントロールする右手では、マメができる位置も違う。村上もチェアワークに挑戦するが、左右の手で車輪の握り方が違うため、真っすぐ進むこともままならない。目の前で繰り広げられる梶原選手のチェアワークに村上は感嘆するばかりだ。

夢を友に託した元野球少年は、王者としての道を歩み続ける

梶原選手は2001年生まれ。少年時代はプロ野球選手を夢見ていた。しかし中学2年生のとき交通事故に遭う。一命は取り留めたものの、右足の太腿から下を切断し、野球を続けることも、プロになる夢も断念せざるを得なかった。当時の心境は「絶望に近いもの」だったそうだが、「入院中に支えてくれた人たちに恩返しするにはどうしたらいいか」と考え、「自分が元気になってスポーツをしている姿を見せることが一番かな」と思い至った。そしてさまざまなパラスポーツを紹介してもらい、最初に見学したパラバドミントンにひと目ぼれした。それで競技を始めようと決意したのだ。特に魅力を感じたのはチェアワーク。「こんなに速く動けるんだ。カッコいい」が第一印象だった。それから梶原選手は車いすと向き合い、チェアワークを身に着け、ショットを磨いていった。その過程で野球の経験も役に立ったそうだ。投手の経験がシャトルを上から打つ動作に、フライを追い、捕球していた感覚が、落下地点に入るための空間認識能力に活かされているという。
梶原選手の原動力は、支えてくれた人たちへの恩返しのほかにもある。それは、プロ野球・オリックスに2020年ドラフト1位で入団した山下舜平太選手の存在だ。梶原選手と山下選手は同じ少年野球チームに所属していた元チームメートで、梶原選手が1年先輩。山下選手によると「練習がない日は公園で一緒に野球をしたり、毎日のように梶原さんの家に遊びに行ったりしていた」と語るほど仲が良かったという。山下選手は現在の梶原選手について「金メダルを持っているところを見て、凄いなと率直に思いました。自分も負けないような選手になりたいし、いろいろな考え方を吸収したい。友達としても仲良くしてほしいです」と語る。山下選手は2023年のパ・リーグ最優秀新人賞を受賞し、2024年には日本代表として国際試合に出場した。梶原選手は山下選手を「自分が目指していたプロ野球の第一線で戦っているのは凄い」とリスペクトし、「いい刺激をもらっている」という。
刺激を受けて競技を続けた先に、ロサンゼルス2028パラリンピックがある。「今度はダブルスを合わせて2つ金メダルを取りたい。そこに向けて頑張りたいです」。かつての夢を友に託し、梶原選手は新たに選んだ道をこれからも突き進む。

文/佐藤新

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