2015/05/01
‘15年3月27日(金)、東京国際フォーラムにて開催された『チャングム&イ・サン&トンイの世界』ドラマ・シンフォニーのスペシャルゲストとして来日したキム・ユジョンが「韓流まつり」に2度目の登場!! 少女から大人になりつつある彼女の素顔に迫ります。
想像していたよりも、たくさんの人が来てくださって、とても驚きました。曲を聴きながら、撮影をしたときの思い出が一つ一つ浮かんできました。
母がインターネットに写真をアップロードをしたのをきっかけに、いろいろなオーディションを受けるようになったみたいです。まだ小さかったので、自分の意志で何かをしたいというのではなく演技を始めたのですが、演じるうちにだんだんと良い女優になりたいと思うようになりました。
特別に学んだことはないです。現場で監督や先輩たちに教えていただきながら学んでいきました。でも、これからは大人の女優になるために、もう少し勉強をしたほうがいいと考えるようになりました。
作品というよりも、子供の頃からずっと演技をしてきたので、撮影をしていないと落ち着かないんです。習慣になっているというか。休んでいると不安になって「早く演技をしなきゃ」と思うんです。
あらかじめ暗記するほうではなく、共演者のみなさんとリハーサルをしながら覚えていくタイプです。
「トンイ」ではぺ・スビン兄さん。とても良くしてくれて、お人形もプレゼントしてくれました。「太陽を抱く月」は、同世代の子がたくさんいたのでリラックスしてふざけあいながら撮影をしました。特に印象が残っている人は、やはりヨ・ジング兄さんです。以前も共演したことがあるから気楽だし、いつも遊んでくれました。ラブシーンも、2人で意見を出し合いながら撮影したので、緊張しませんでした。お母さん役のヤン・ミギョンさんも優しくしてくれました。
チョン・イルさん演じる成人のヤンミョングンと、子供のヨヌが幻想の中で会話するシーンです。まだヤンミョングンは大人になったヨヌの顔を知らないので、子供の頃のヨヌを思い出しながら会話をするのですが、新鮮でとても美しいシーンだと思います。
まったく違う人物を演じることが俳優という仕事の魅力だと思います。作品ごとにキム・ユジョンではなく、まったく違う人物にになれるのですから。
パーティー会場でお金持ちのおぼっちゃまに水をかけられるシーンがありましたが、水遊びをしながら楽しく撮影したことが記憶に残っています。また、どじょうの入った桶を道端でひっくり返してしまい、必死につかまえようとするシーンがあったのですが、どじょうを触ったのが初めてだったのでドキドキしました。悲しくも美しいシーンでもあったので、よく覚えています。
現代劇は自分の日常生活と似ているので気楽ですが、時代劇は伝統衣装を着なくてはいけないし、撮影も特別に作られたセットや地方に行かなくてはいけないので不便な点もあります。でも、撮影をしているうちに本当に自分がその時代に生きているように思える瞬間があって、そんなときに宝物になる経験をしたと思います。
調理師か、運動神経がいいのでスポーツ選手! 特にバスケットとかサッカーとか、球技が得意です。アクションの演技はまだ経験がないですが、見ていて面白そうなので、いつかやってみたいと思います。
撮影があって学校を休むことも多いですが、行けるときは精一杯、勉強もしています。得意な科目は子供のころから台本を読んだり言語に慣れ親しんでいるから国語。化学や歴史も好きです。学校では、友達とよく遊ぶ普通の女の子です。
「人気歌謡」の撮影がある日は、ストレスを解消しに行く気持ちです(笑)。一緒にMCをしているZE:Aのグァンヒ兄さんとホン・ジョンヒョン兄さんとは仲良しなので、とても楽しいんです。
時間がなくて行けていませんが、いつか大阪に行って食べ歩きをしたいです。たこ焼きは韓国ではよく食べていますが、日本では食べたことがないんです。
すべて愛着がありますが、あえて挙げるなら「トンイ」です。それ以前は母の助けを借りていましたが、「トンイ」からは、自分で台本を分析し、悩みながら、自分の力で演じるようになりました。今回、ドラマ・シンフォニーで「トンイ」の挿入歌「チョネジア~天崖至睋~」も聴けたので、うれしかったです。