2015/06/01
日本で放映されるのはとても嬉しいです。これまで僕については、“モデルのイ・スヒョク”というイメージが強かったと思います。でも昨年出演した『高校世渡り王』と『一理ある愛』の2作品を通して、自分自身が俳優として成長できた気がします。早く日本の方々にも僕の演じる姿を見ていただきたいです。そして放送が終わる頃に、また日本でイベントができたらいいなと思います。
妾の子として育った家庭環境に恵まれていない人物です。能力は高いけれど冷徹な面を持っています。父に愛されず、いつも父の愛に飢えていて、その愛を求めているんです。人を愛する、ということを知らなかった彼が、物語が進むにつれて少しずつ愛する方法を知っていきます。
夢がハッキリしていて、夢に向かってがんばっているところが共通点だと思います。
違う点としては、私は家族に愛されて育ってきたので、その部分はユ・ジヌとは異なりますね。
僕自身、子供の頃から俳優を夢見てきたので、モデルから俳優に転身したのは自分にとってはごく当たり前のことでした。この作品の前の出演作が終了した後、1年間演技の勉強をしたり、トレーニングをしながら準備をしてきました。そしてこの『高校世渡り王』と『一理ある愛』という大事な意味をもつ作品に巡り会えたんです。たくさんの準備を経て挑戦した作品なのですが、2作品とも評判が良くてとても嬉しいです。
子供の頃からの夢に、一歩一歩向かっていると実感しています。今後は自分らしい俳優を目指していきたいです。
『高校世渡り王』をぜひご覧ください。また観終えられたら、『一理ある愛』もぜひ観てほしいです。きっと僕の成長を感じてもらえるはずです。『高校世渡り王』のユ・ジヌはヘアスタイルもキメていて、スーツでスタイルのいい役柄。でも『一理ある愛』では、監督が“イ・スヒョクのキャラクターつぶし”を目論んで(笑)、Tシャツを着てラフな役柄になっています。より現実的な僕に近い姿を見てもらえるのではないかと思います。 そして今年のうちに、また素敵な作品で皆さんにご挨拶ができるように頑張りたいと思います。