2019/02/25
宿命の婚姻、運命の愛――
ド・ギョンス(EXO-D.O.)主演、記憶を失った世子(王位の跡継ぎ)の100日間の愛を描くロマンス時代劇。
2019年3月、KNTVでは『100日の郎君様』のアンコール放送に併せ『ドラマ別冊付録』、『インタビューSP』を日本初放送!
作品の見どころを主演ふたりにたっぷりとインタビュー!
韓国で初放送されたときと同じく、緊張しています。『100日の郎君様』が日本の視聴者の皆さんにどう受け止めていただけるか、楽しみでもありときめいています。
僕が演じたユルは王世子で偉そうで気難しい人物です。反面、ウォンドゥクは天然すぎる人物です。切ない過去の物語から始まる予測のできないロマンティック・コメディです。美しい映像美と俳優の方々の素晴らしい演技が見どころだと思います。
とても面白かったです!ユルとウォンドゥクを是非演じたいと思いました。
初めての時代劇なので、時代劇ならではの言い方やイントネーションには非常に悩みました。そのため、そういったところを中心にたくさん準備しましたね。また、乗馬や剣術のようなアクションシーンの練習もしました。スケジュールの関係で撮影前に乗馬を習う機会は多くありませんでしたが、現場で先生にポイントなどを教えていただき、少しずつ練習しました。危なくないように指導していただき、安全に撮影できました。
ジヒョンさんに初めてお会いしたときは僕が想像していたイメージ通りの方でした。本当に明るくてエネルギーに溢れていました。ジヒョンさんは子役時代から活動されているので先輩でもあります。現場ではジヒョンさんから学んだことがたくさんあります。ジヒョンさんの周りにいると、僕はもちろん周りの皆を笑わせてくれるエネルギーに満ちている方です。
ド・ギョンス(EXO-D.O.)…イ・ユル/ウォンドゥク 役
ジヒョンさんとはたくさん相談しましたね。僕より経験の多い先輩で、ジヒョンさんを通してたくさん学ばせていただきました。“こういうシーンでは、このようにしたら良いんじゃないか。こう見せたら良いんじゃないか。”など、いろいろ相談しながら息を合わせました。
結局は一人の人物なので、ユルはこう演じなくては、ウォンドゥクはこう演じなくては、という風には意識していませんでした。むしろソンジュ村と宮中の方々がユルとウォンドゥクのキャラクターが上手く表れるように雰囲気を作ってくださったと思います。それで、自然にユルとウォンドゥクのキャラクターができたのではないかと思います。
似ている点は、ユルとウォンドゥクの男らしいところだと思います。ただユルの偉そうで気難しいところは似ていませんね。それから、ウォンドゥクの天然なところは似てないと思います(笑)
記憶に残っている場所は、ソンジュ村です。順天(スンチョン)の楽安邑城というところで撮影したのですが、カメラに映される景色がとっても美しくて今でも記憶に残っています。本当に素敵な場所で、春になると花もたくさん咲くので今でも覚えていますね。
グドルに教えてもらった恋愛の指導は、オールドすぎます(笑)ウォンドゥクは何も知らないので真似しましたが、失敗する場合が多かったです(笑)撮影中もとても面白くて、笑いながら撮影しました!笑いが止まらなくてNGも多かったですね(笑)
アドバイスはもちろんですが、とても素晴らしいベテランの先輩方だったので、現場で先輩方の演技を見ることができて、それだけでもとても勉強になりました。悩んでいたところもありましたし、主演は初めてだったのでとても緊張していましたが、先輩方が親切に指導してくださいました。それで、むしろ現場では気楽に楽しく演技できました。
現場はいつも楽しかったです!ずっと明るい雰囲気で俳優一人ひとりがエネルギーに満ちていました。現場は笑い声で溢れていましたね。
宮中でのシーンは、暗い面が多いんですが、チョ・ソンハ(在議政 キム・チャオン役)先輩は撮影現場ではとても明るい方です。悪役ですが、チョ・ソンハ先輩のおかげでずっと笑っていました。それからソンジュ村では、イ・ジュヒョク(パク・ボクン役)先輩が誰も真似できないムードメーカーでした!
その通りです(笑)NGが一番多かったのは僕だと思います(笑)現場で笑いを堪えられませんでした。ソンジュ村で撮影するときは僕だけではなく、たくさんの方が笑いすぎてNGをたくさん出しましたね。先ほど申し上げたイ・ジュヒョク先輩は声もそうですし、ただ姿を見るだけで笑ってしまいます。撮影に入れないほど笑ってNGになった記憶があります。あの時はイ・ジュヒョク先輩のおかげで、ものすごく笑いました(笑)
メンバーからの反応は良かったです!シウミンと、それからチェンも最終回まで本放送を見てくれたんですが、メンバーたちに面白く見てもらえたので、それだけでもすごく嬉しかったです。皆それぞれのスケジュールで忙しいのに、本放送で僕の演技を見守ってくれました。“上手だったね”と言ってくれて、応援してもらえた時が最も力になりましたね。チェンからはドラマを通して今まで見たことがない僕の姿が見えたと言われました。“お前がキスする姿を初めて見た”と言われましたね。でも僕がキスする姿なんで当然、前にも見ていたらおかしいですよね(笑)そんな感想を聞いて面白かったですが(笑)とにかくメンバーたちの応援があって、とても大きな力になりました。
僕にとっては・・・『100日の郎君様』はとても意味のある幸せな作品です。本当に想像もしなかったような良い反響をいただけ、今でも感謝しています。僕にとっていつも大きな応援になる作品として生涯残ると思います。
僕は何かに変わるより、挑戦したいものはありますね。料理を作ったり、美味しいものを食べるのが好きなので、もし100日だけ何かできるとしたら歌手や俳優を離れて調理の資格をとったりレストランのシェフに挑戦してみたいです。
どうすれば綺麗なシーンができるかたくさん悩みましたね。監督と相談し合い、カメラ監督が素敵に撮ってくださいました。またジヒョンさんともお互いに相談しながら作っていきましたね。
難しいとは思いませんでした。ユルとウォンドゥクは結局、一人の人物ですからね。僕は同じように演じていました。世子の習慣として残っているので、ソンジュ村にいってからも目上の方に向かって命令したり馴れ馴れしい言葉で話したりして(笑)ソンジュ村の人々には想像できない言行をできたので面白かったです。大変だったというよりは、村で子どものようないたずらっ気のあるような演技ができ面白かったです。
確かに暑かったのですが、時代劇の衣装を着る機会はなかなかないので、僕には新鮮な経験でした。しかも宮中での韓服も着ることができて“昔はこういった服を着て生活してきたんだ”といろいろ勉強になりました。ウォンドゥクとユルは正反対でしたが、宮中では派手な装飾品も身につけていたので、世子の衣装は実は少し不便なんです。一方ウォンドゥクになってからの韓服は質素で着やすいので、個人的には宮中での衣装よりすぐ着替えられる民服の方が動きやすくてよかったですね。
役を考えて決めてはいません。全てのジャンルに興味があるので、僕が挑戦できるならばジャンルの区分なく演じてみたいと思っています。その中でも特に挙げるとすると個人的には人間らしさが感じられるヒューマンドラマのようなジャンルが好きなのでそういった作品に参加してみたいです。
あらゆる作品が僕のターニングポイントになったと思っています。作品ごとに感じたことや勉強になったことがあります。一つひとつの作品が終わるたびに意欲も溢れますし、また挑戦したくなります。『100日の郎君様』を終えた今も新しいキャラクターを早く演じてみたいと思っています。機会があれば躊躇なく挑戦し続けたいですね。
日本の皆さんこんにちは。『100日の郎君様』が日本で放送されると聞いて、緊張していますが、日本の皆さんは、どのように『100日の郎君様』をご覧くださるかとてもときめいています。とても幸せで温かい、ものすごく面白いドラマです。たくさんの期待をお願いいたします。そしてたくさん愛していただけると嬉しいです。ありがとうございます。
ドキドキしています。韓国では放送は終了しましたが、このようにまた日本で放送が始まるということで、新しいドラマを撮影しているような気がします。まだ実感はありませんが、日本の皆さんに見ていただける機会をいただけ、とても嬉しいです。
ホンシム/ユン・イソの役を演じました。もともとは両班(支配階級の身分)の娘ですが、父が濡れ衣を着せられ、身分を隠すためにホンシムという名前を使うことになりました。そのような大変な状況でも明るくて、才能も多い子です。
登場人物が多いのですが、ウォンドゥクとホンシム、その二人の関係が前半から後半にいくにつれ変化していきます。その変化に注目してご覧いただければ面白いと思います。そして切ない場面や面白い場面ごとに、キャラクターのそれぞれの独特な性格、特徴も見どころです。
展開がスピーディーでスムーズに読めました。とても新鮮で新感覚の時代劇ですね。内容も面白かったですし、視聴者の皆さんに楽しんでいただけると思いました。そしてホンシムのキャラクターも魅力的でしたし、宮中とソンジュ村との対照的なストーリーが特に面白かったですね。内容はもちろん映像を見る楽しみもあると思いました。台本を読んですぐピンときました!
年齢は、私の方が2歳下です。同じくらいの年齢の俳優さんと演じるのは初めてで、まるで友達のように気楽にしていただきました。お互いに意見を共有したり、監督と三人でこのシーンはどう作ればいいかなど、いろいろ協力してきましたね。時代劇なので普段使っていない単語がたくさん出てくるんですが、ギョンスさんとはそういう言葉を自然に話せるように、撮影を待ちながら二人でセリフを合わせていました。ホンシムとウォンドゥクは、言葉を交わすスピードが早かったのでタイミングの練習も重ねましたね。
ナム・ジヒョン…ユン・イソ/ホンシム 役
ウォンドゥクを両ひざの上に寝かせて、火傷に使われるキュウリ汁を顔に塗るシーンがあるんです。そのときウォンドゥクがホンシムの顔をじっと見つめるんです。ホンシムとしては「目を閉じてくれればいいのに」と思いつつ(笑)そのシーンのリハーサルをしたときだったと思いますが、監督とギョンスさんに、「このシーンが放送されたら視聴者の皆さんにときめいてもらえそうだな」と話しました。放送された際に、本当にたくさんの方がドキドキしてくださったので私も嬉しかったですね。
ホンシムは感情が先に立つような性格ではありません。ドラマの後半からホンシムの感情が激しくなる状況が多いんですが、そんな状況でも理性的に判断して、自分のやるべきことを早めに把握して問題を解決していくところが私と似ている点ですかね。異なる点は、私よりもっとしっかりしていて、ちゃきちゃきしているところです(笑)ホンシムは自分が正しいと思ったら突き進んでいきます。そういうところは私より勇気がありますね(笑)
台本も女性たちのおしゃべりがリズミカルに進行しますが、休憩の時間にも俳優の皆さんとそのままおしゃべりしていました。撮影が始まると真剣に演技をしましたが、実際の撮影現場もソンジュ村の雰囲気とよく似ていました。
溌剌とした姿のシーンは、本当に身近な友達のように。ドラマの中盤に入ってからは美しい雰囲気に合わせ甘く見えるように。また後半は切ない雰囲気に合わせて、感情の変化を明確にしたかったです。そのために現場の皆さんとたくさん話し合いましたね。台本を読むたびに監督と相談していました。それから脚本家の先生にもたくさん連絡をしました。スタッフの皆さんと一緒に、ひとつの同じ目標に向かって走ってきた感じですね。
予想された方だと思います!イ・ジュヒョク(パク・ボクン役)先輩を想像しましたよね?(笑)先輩を見ると笑ってしまうので、目ではなくて、目の下や鼻のところを見たりしていました(笑)。それから村の全キャラクターの個性も強くて溌剌としていたので、村の人たちとみんなで撮影する日は・・・(笑)。笑いすぎてこんなにたくさんNGが出たのは初めての経験でしたね(笑)撮影中は天気も暑くて普通は疲れてくるものですが、『100日の郎君様』はみんなずっと笑っていて、とても楽しい撮影でしたね。
皆さんです(笑)原因はイ・ジュヒョク先輩です!(笑)先輩に「先輩がセリフを言うたびに笑っちゃいそうです。私たちどうすればいいですか。何ヶ月も一緒にいるのに、それでも慣れないです」と言っていましたね。実は監督もモニターを見ながらすごく笑っていたそうです。本当によく笑いながら撮影していました。
うーん、今思い浮かんだことですが、私は猫が好きなんですが、100日間猫になれたらどうでしょう(笑)猫のように余裕のある…(笑)自分の好きな動物の立場になれたら面白そうですね。普段猫が高いところに飛び込んでいる姿ってすごく可愛らしくないですか?
時代劇は7年ぶりでした。撮影前はすごく緊張するかなと心配していたのですが、史実に基づいた正統派時代劇ではないので、思ったより緊張しませんでしたね。夏の美しい景色や久しぶりに着てみた韓服姿を視聴者の皆さんにお見せできる機会でとても楽しみにしていました。ホンシムはドラマの中で、乗馬もしますし、父親の影響で簡単な武術を身に付けていて、自分の身は自分で守れる子です。ですので、乗馬やアクションは事前に準備しました。長くは練習できませんでしたが、1~2回くらい乗馬を習って、アクションスクールのレッスンに参加しました。現場でも乗馬や武術の先生が親切に指導してくださいました。
馬が賢かったんです(笑)乗馬の先生の合図に馬がすぐ反応したり、手綱を引っ張ると人々や障害物を避けて安全に止まってくれました。馬は本当に頭のいい動物なんだなと思いましたね。
はい。最初はたくさんの方がすごく心配してくださいましたが、少しの怪我もなく撮影を終えました
私はセリフを早く覚えられる方だと思います。以前に時代劇の経験もありますし…それからホンシムはわりと現代と似た言葉を使っていましたね。ただ少し訛りがありました。訛りに関しては、脚本家の先生から忠清道(チュンチョンド)の地域のなまりと似ていると聞きました。私が前作の役で使ったことがある地域の訛りでしたので、思ってたよりスムーズに覚えられました。
実は撮影中は私たちも完成した映像を見られないんです。視聴者の皆さんと同じく放送を見て一緒に確認していました。中でも、竹の森のシーンの彩がとても綺麗でした。それからオオムギの森での撮影も綺麗なシーンになりました。監督は私たち二人を連れて素敵な場所をあちこち模索して、綺麗なシーンを作りたがっているようでした(笑)いろいろ気を遣ってくださったおかげで、このような綺麗なシーンができて嬉しかったです。
台本のほとんどが「可愛らしく」と書いてありました。ただ現場でリハーサルをすると、行動が少しずつ変わっていく場合がありますね。たとえば、座ったまま演じるシーンがあっても実際には座れなくて、立ったり、移動しながらやるときもあります。また、セリフにリアクションを加えて雰囲気を変えたりもします。私の場合は台本通りに、可愛くセリフを言おうとしたのですが、それが温かく受け止めていただけてよかったです(笑)
実は私も最も悩んだところです。なぜなら最初は望んではいない結婚で、ウォンドゥクがトラブルメーカーでもあるので(笑)。ただよく考えてみるとウォンドゥクのその行動に悪意はありませんでした。ウォンドゥクはいつも文句を言いながらも、ホンシムが困ったときはパッと登場して助けてくれますね。トラブルメーカーですが、悪い人ではないと分かり、ホンシムもウォンドゥクに惹かれていったのではないかと思います。
一日三食きちんと食べることです!現場では体力が一番大事ですから。それから休める時間があるときはよく休むようにします。よく食べ、よく休み、少しでも寝られるときは寝て、基本的なことを守るようにしていますね。子どものときから俳優をやっていたので、自分も知らないうちにノウハウが身につけているようです(笑)
一つめは、素晴らしい方たちと出会えたこと。二つめは良い思い出です。今年の夏は韓国は驚くほど暑く、私は普段は暑がりなんですが、疲れることもなく本当に撮影が楽しかったです。良い人たちと一緒に苦労をして作った作品なので、視聴者の皆さんに面白く感じていただける確信がありました。今考えてみると、その誠実な気持ちが視聴者の皆さんにも伝わったのではないかなと思いますね。
韓服は、厚い生地なので夏に着るととても暑いんです。ホンシムは庶民なので素材は綿ですが、とても美しい色の韓服を着させていただきました。衣装に関しては、衣装さんがとても悩んでいましたね。撮影前にフィッティングがあるのですが様々な色を合わせたり、どんなデザインが私に似合うか、役柄に合うか、気を遣いながら準備していただきました。薄いピンク色のチョゴリに水色のスカートを合わせた韓服が可愛らしかったですね。イソだったときに着たシルクの韓服も気に入っていました。シルク素材の韓服を着るシーンはホンシムがわーっと華やかに見えるよう、衣装さんが色々準備してくださって感謝しています。
子どもの頃から両立してきましたので、大変だと思ったことは特にありませんでした。演技に集中したいと思ったら、休学していましたしね。それで、実は挑戦してみたい役の一つが大学生役です!実際に大学に通っていますし、周りに就職で悩んでいる友達もたくさんいます。そういった現実をもとにした青春ドラマを演じる機会がいただければ、一場面一場面充実して楽しく演技できると思います!
ですよね!?(笑)
ハハハ!大学の授業と関係あります(笑)自分の考えを整理して書く課題の授業が一番多いんです。筆記テストも受けていますし、他の学生とディスカッションもあるのでこうなったんですかね(笑)
日本の皆さま、ナム・ジヒョンです。『100日の郎君様』を楽しんでいただけるかとても気になります。『100日の郎君様』たくさん愛していただけると嬉しいです。そして私、ナム・ジヒョンも覚えていただければ嬉しいです。ありがとうございます!
幼い頃にある事件で母を亡くした世子のユル(ド・ギョンス(EXO-D.O.))。世子嬪のソへ(ハン・ソヒ)にも心を開かず、家臣たちに夫婦仲を咎められる。怒ったユルは、国中の結婚適齢期を過ぎた男女は結婚するようにという命を出す。そんな中、暗殺者に狙われて傷を負い、ある村で助けられる。その頃、適齢期を過ぎたホンシム(ナム・ジヒョン)は世子の命により無理やり結婚させられそうになる。とっさにウォンドゥクという夫がいると嘘をつくホンシム。そこに記憶を失ったユルが、自分がウォンドゥクだと名乗り出て…。