
戦国乱世を震撼させて日本の歴史の流路を変え、四十九歳で本能寺の変に倒れた織田信長とはどんな男だったのか?
戦国乱世に独創的な新しい秩序をあたえ、分厚い中世の壁を破砕し、それまで誰一人として想像したことのない「天下布武」の理念のもとに日本を統一に向かわせ、近世の扉を開く「織田信長」という英雄の話である。
作家・写真家 昭和18年(1943)静岡県浜松市生まれ。
昭和40年(1965)慶應義塾大学文学部卒業。
産経新聞社記者・編集者などを経て作家として独立。
写真家としてもヤマハ横浜・藤沢で『モーツアルトのいる風景展』、藤沢市民ギャラリーで『四季の藤沢-人と海と街展』を開催するなどの活動をつづけている。
昭和48年(1973)小説『剥製博物館』で第5回「新潮新人賞」受賞。日本文芸家協会会員。