第13回 J:COM杯 3月のライオン 子ども将棋大会

羽海野チカ/白泉社

REPORT

大会結果速報

関西大会

関西大会開催

最高気温37℃の猛暑の中、関西大会が開催されました。参加者は全国クラス5ブロック、交流クラス3ブロックに分かれ熱戦を繰り広げました。
全国クラス優勝者の1人木村橙哉さん(中学3年生)は三連覇を達成し有終の美を飾りました。

審判長・参加者のコメント

審判長
福崎文吾九段

将棋を始めるときは「お願いします」、負けたときは「負けました」、終わったら「ありがとう」と言うあいさつが大切です。これが言えれば大丈夫です。この大会をとおし新しい友達を作って前を向いて歩んでください。今日は日本の将来をしょって立つ子供たちのために、大勢の大人の人が一生懸命大会を運営してくれました。本当にありがとう。

ゲスト棋士
大橋貴洸七段

トーナメント戦は負けることも勝つこともあります。今日はみなさん良い経験になったと思います。この経験を未来にはばたく人生につなげていって欲しいです。

交流クラス3ブロック
優勝者
上野航生さん(小学2年生)

優勝できてうれしいです。

※敬称略・段位等は大会当時のもの

日時・開催場所 審判長 解説 全国クラス優勝 交流クラス優勝
2024/8/24(土)
古曽部防災公園
体育館
福崎文吾九段 大橋貴洸七段
長谷川優貴女流二段
田畑優(中学2年生)木村橙哉(中学3年生)辻大輔(中学2年生)前田瞬佑(小学5年生)山下雄万(中学3年生) 信貴琉生(小学6年生)高野壮佑(小学6年生)上野航生(小学2年生)

九州大会

九州大会開催

お盆休みの最中、九州大会が開催されました。全国クラス・交流クラスのトーナメント戦はもちろん、自由に指せる親善対局コーナー等、その他の催しも大盛況の大会となりました。全国クラスでは西彩之介さん(中学3年生)が優勝し、全国大会への切符を手にしました。

審判長・参加者のコメント

審判長
糸谷哲郎八段

終盤まで見応えのある将棋が多く、自分も見ていて本気になりました。皆さん強くなっておられ、優勝した西さんには全国大会でも良い結果を残してほしいと思います。

ゲスト棋士
石本さくら女流二段

強い子が多く、指導対局でもとても熱心に感想戦など聞いてくれ、九州の将棋の熱を感じました。

優勝者
西彩之介さん(中学3年生)

他の大会でも優勝経験がありますが、今回九州大会という大舞台で優勝でき、自分にとってとても励みになりました。強い相手がいて試合も苦戦しましたが、自分なりの手を指すことができ、勝利に導くことができました。東京の将棋会館に行くのははじめてですが、全国大会でも、正々堂々と、自分の信じた手を指したいと思います。

※敬称略・段位等は大会当時のもの

日時・開催場所 審判長 解説 全国クラス優勝 交流クラス優勝
2024/8/12(月・休)
福岡国際会議場
糸谷哲郎八段 石本さくら女流二段 西彩之介(中学3年生) 橋口友哉(小学4年生)

東北大会

東北大会開催

時折雨が降る中、東北大会が開催されました。東北6県を中心に新潟からも参加者が集い、熱戦が繰り広げられました。全国クラスでは昨年三位だった三浦寛人さん(中学3年生)が見事に優勝を飾りました。

山川泰熙四段にJ:COM賞を贈呈

トーナメント戦に先立ち、4月に棋士になられた山川泰熙四段にJ:COM賞が贈呈されました。山川四段は幼少期を仙台で過ごされ、将棋との出会いは小学1年の頃。受賞に際し「これからも研鑽を重ね良い将棋を指します」と述べられました。

審判長・参加者のコメント

審判長
先崎学九段

高レベルの熱戦で選手の皆さんはよく頑張りました。特に決勝戦の内容は素晴らしかったです。自分も子供の頃に参加した大会が記憶に残っています。みなさんも将来今日の一日を佳き日と思い出されると思います。将棋だけでなく学校含め充実した日々を過ごしてください。

ゲスト棋士
加藤結李愛女流二段

この大会は子供の頃自分も参加したことがあり、毎年楽しみにしていました。
決勝戦はどちらが勝つかわからない大変レベルの高い内容でした。

優勝者
三浦寛人さん(中学3年生)

昨年の大会は三位で悔しい思いをしたが、今年は優勝という良い形で終われてよかったです。短い時間の中でも相手の打ち手を考えて指せたのが勝因だったと思います。全国大会の壁は厚いと思いますが、鍛錬を積み重ねたいです。

※敬称略・段位等は大会当時のもの

日時・開催場所 審判長 解説 全国クラス優勝 交流クラス優勝
2024/7/27(土)
産業見本市会館サンフェスタ
先崎学九段 加藤結李愛女流二段 三浦寛人(中学3年生) 齋藤玲(中学1年生)

北海道大会

第13回J:COM杯3月のライオン子ども将棋大会スタート!!

全国7都市で開催される地区大会、今年は北海道大会から始まりました。初心者向けの交流クラスも復活しさらなる盛り上がりを見せています。全国クラスでは昨年準優勝だった梅澤満喜さん(中学1年生) が見事に優勝を飾りました。

金メダリストの原田雅彦様も登場

北海道大会では雪印メグミルク株式会社にご協賛いただき、開会式ではスキー部アドバイザーの原田雅彦様から参加者たちにエールを送っていただきました。会場では勝負に勝つために欠かせない「ソフトカツゲン」やデザートなどを会場で配布いただきました。

審判長・参加者のコメント

審判長
阿久津主税八段

北海道には以前にも研修会の指導対局で訪れたことがありますが、子供たちの将棋のレベルが高いなと感じています。今大会の決勝戦では最後までどちらが勝つかわからない大熱戦となりました。

優勝者
梅澤満喜さん(中学1年生)

大会全体を通しては攻めにまわることが多かったですが、決勝では攻めきれず、最後に粘って勝つことができました。せっかく全国大会の切符を手に入れたので優勝目指して頑張りたいです。

準優勝
渡辺悠生さん(中学2年生)

決勝では負けてしまいましたが、準優勝できて楽しかったです。決勝では優勢な局面が続いていたのでもったいなかったと感じています。来年も出れたら参加したいです。

※敬称略・段位等は大会当時のもの

日時・開催場所 審判長 解説 全国クラス優勝 交流クラス優勝
2024/7/21(日)
プレミアホテル-TSUBAKI-札幌
阿久津主税八段 和田あき女流二段 梅澤満喜(中学1年生) 宮武航平(小学3年生)

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