ハードロック&ヘヴィメタル特集

ほとんどの方、初めまして。僕をご存知の方、お久しぶりです。
今回、このようなタイトルでハードロック&へヴィ―メタル(HR/HM)についてのコラムを数回に分けて始めさせていただきます。よろしくお願いします。って、そなたは誰じゃ?って声が聞こえてきそうなので先に自己紹介を。

本名:緒方豊和
年齢:49歳
職業:イベント制作、ヴォーカリスト
経歴:ASH(熊本)→MAJESTY(BMGビクター)→CRAZE(テイチク)
→Thumb Up Boys(REALROX)→tubTRaCK(NINE STATES 自主レーベル)
現在はアイドルユニット「タタカッテシネ」など、歌詞、楽曲提供や歌の指導を行う。

HR/HMが緒方豊和という人間にどのような影響を与え、人生がどう狂ったか、ポジティブなものに変わったかを通して、その魅力を伝えていきたいと思います。読んでもらって「そうそう、そんな時代だった」みたいに思っていただければ幸いです。

では、早速参りましょう!ギュイ~~ン!(はい、メロイックサイン!)

~今回の「Soul of Metal」~
(コラムに出てくるバンドの予備知識)

【DEEP PURPLE】

70年代、LED ZEPPELINと並んで後のHR/HMシーンに大きな影響を与えたバンド。ブルージーでクラシカル&テクニカル。理想とする音のためならメンバーチェンジも辞さない、妥協を許さないバンドともいえる。最近コーヒーのCMにBLACK NIGHTが使われていた。

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「ディープ・パープル:ライヴ・アット・ヴァッケン2013」

2013年にドイツの音楽フェスで行ったライヴの模様を放送!

1/7(土)後1:00~2:00

再放送:1/24(火)深0:00

【KISS】

その派手なメイクで日本でも知名度は高く、キッスのロゴマークはストーンズのそれと匹敵するほど市民権を得ている(と思う)。現在も精力的に活動し、2015年の武道館公演では、ももいろクローバーZがゲスト参加したことは記憶に新しい。

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「キッス:ロック・レジェンズ」

キッスの軌跡を辿るライヴ&ドキュメンタリー。

1/7(土)後6:45~7:30

再放送:1/18(水)後3:50、1/31(火)後10:50

【IRON MAIDEN】

NWOBHMの中心的存在。ベースのスティーブ・ハリスが創り出す世界観と楽曲群は、複雑な展開であっても難解なイメージはなく、ドラマチックに仕上げる有効な手段となっている。ヴォーカル、ブルース・ディッキンソン所有の自家用ジェットで移動するというスケールの大きさは永遠のロックキッズの憧れの対象だ。

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「アイアン・メイデン:エン・ヴィーヴォ!~ファイナル・フロンティア・ライヴ2011」

2011年チリ/サンディアゴ国立スタジアムで行なったライヴの模様を放送!

1/8(日)後9:00~10:30

再放送:1/16(月)後11:30、1/30(月)前5:55

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「地獄のメタル道場 中級編」

1/8(日)深1:30~4:30

【RAINBOW】

DEEP PURPLE脱退後のリッチ―・ブラックモアが結成した様式美を追求したバンド。ロニー・ジェイムス・ディオ、コージー・パウエルとの三頭政治時代のサウンド、楽曲群、そして個々の素晴らしいプレイは、その後のメタルバンドやミュージシャンに多大な、もの凄く多大な影響を与えた。中期~後期はキャッチーな楽曲も発表、より多くのロックファンが知ることとなった。

【SCORPIONS】

ジャーマンメタルといえばまずSCORPIONSの名前を挙げる人がほとんどではなかろうか。これでもかというほどにたたみかけるリフを中心としたサウンドはアグレッシブでいて重厚。クラウス・マイネのハスキーなハイトーンヴォイスが泣きのメロディーを昇華させ、SCORPIONSサウンドが完成するのだ。

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「J:COM Live Special -LOUD PARK 2016-」

DAY-1にスコーピオンズ登場!

1/1(日)後8:00~深0:16

再放送:1/26(土)後8:00~深0:16

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「MTV Unplugged:スコーピオンズ」

貴重なアンプラグドライブを放送!

1/17(火)後11:00~深0:00

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「スコーピオンズ:ライヴ・アット・AVOセッション2009」

スコーピオンズが2009年にスイスで行ったライヴの模様を放送!

1/7(土)後4:00~5:00

再放送:1/29(日)深3:00

【LED ZEPPELIN】

クリシェ(半音ずつ移動)の魅力を最大限に生かした「天国への階段」のイントロのアルペジオは、アラフィフギタリストなら必ず弾いたのでは?というほどの有名なフレーズ。若くして亡くなってしまったドラムのジョン・ボーナムは、ドラマーにとっての憧れであり、永遠の目標となっている。

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「レッド・ツェッペリン:オン・ザ・レコード」

レッド・ツェッペリンの軌跡を辿るドキュメンタリー。

1/7(土)後2:00~2:50

再放送:1/24(火)後11:00

☆番外編 メタルじゃないけど・・・☆

【FOREIGNER】

ロックサウンドに絶妙なバランスで乗るキャッチーなサビのメロディーとハーモニー。デビュー当初から注目され期待通りにスケールの大きいヒットソングを量産。JOURNEYやTOTOなどと共に当時のヒットチャートの常連。アルバムのセールスが数百万枚など、今では考えられないですが。

第一回 メタルとの出会い

僕は1967年10月15日(日)午前10:15に東京都立川市で生まれました。同い年にザック・ワイルド、マイク・ポートノイ、デイヴ・ナヴァロ、さらには元巨人桑田氏や元阪神の遠山氏、元オリックスの野田氏(二人とも同郷)がいるのです。あ、これを読んでいるあなたも同い年かもですね~(はい、ハイタッチ!)。

ちなみにその年のレコード大賞はブルー・シャトウ/ジャッキー吉川とブルーコメッツ。ムード歌謡かと思いきや、なんとバンドが受賞したんですね、なんだか嬉しい。

海外では「The Doors/The Doors」「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band/ BEATLES」など、名盤と言われるアルバムが発売。ちなみにビートルズの来日は前年の1966年。私たちアラフィフ世代のお母様方の中には、来日公演前後に目がハートになってなかなか元に戻らなかった女性もいることでしょう。父上は災難でしたね。

そんな時代に生まれた僕は、立川から京都、尼崎に移り住み、2歳~5歳は熊本の南関町にあった祖母の家で暮らしました。小学校入学に際に北海道の礼文島に引っ越し、1年後熊本市の清水町から定住の地、植木町に移る小学校5年生まで「流浪の民」状態で引っ越しを繰り返していました。

なぜこんなに引っ越しのことを書いたかというと、この引っ越しの多さが、後にメタルを愛する要因となったのは間違いない!と思うからです。環境の変化や友達との出会いと別れはタフじゃなければならなかった・・・というか、タフになっていったのです。そのタフになってしまった心を癒すには、豊和少年にはメタルしかなかったのでした!多分・・・。
メタル好きのみなさんも、小さいころに経験したことが後々メタルへの引き金になったのかもしれないですよ!久しぶりにCD(レコード、カセットテープ、MD)を引っ張り出して思い出いっぱい♪のHR/HMを聴いてみるのはどうですか?

さて、その植木町で小6のときに兄が聴いていたTHE KNACKのMy Sharonaがメタル道の入り口になったと思ってます。あのイントロのベースとドラムのマッチングはそれまで似たような音を聞いたことがなく、高揚感が身体の中を駆け巡りまくり。いやービックリしました。ドキドキしました。

The Knack - My Sharona

FOREIGNERのHEAD GAMESも曲全体に流れるスケール感とサビの解放感にカラダがゾワゾワしたのを覚えてます。ルー・グラムのブルージーな歌も、当時の自分にはとても新鮮で。歌詞を全部カタカナで書き起こして(確か算数の教科書の裏表紙に)全部覚えましたよ。暇人だったんですかね。

Foreigner - Head Games

※現メンバーにメタル畑のミュージシャンが!
Vocal ケリー・ハンセン(ex.HURRICANE)
BASS ジェフ・ピルソン(ex.DOKKEN)

ほぼ時を同じくして新たな出会いがあったのです。植木町の寿屋というスーパーの2階にフードコートがあり、そこにジュークボックスがあったんです。母親とご飯を食べていたら誰かが選曲したんでしょう、KISSのI Was Made For Lovin' You(邦題「ラヴィン・ユー・ベイビー」)が流れてきて。「うわー!えらいむしゃんよか曲ばい!」(なんてカッコいい曲なんだ)と。当時は何の楽器かわからなかったけど、今思えばジーン・シモンズのベースの音に新しい刺激を感じたんですね~。「ドゥグダーンドゥグダーンドゥグドゥグダーン~♪」カッコいいですね~。サビのメロディーもカッコ良くて、男子でもあんな高い声が出るんだ~~~と驚きもあり。翌日学校でKISSの話をしたら知ってる子が何人かいて。その後KISSのステッカーを筆箱に貼って、周囲の子どもたちとは違う、センスのいい音楽を聴いてる(と信じ込んでいる)自分をアピール!!

KISSONLINE: I Was Made for Lovin' You - Detroit 9/11/10

そして、中学で決定的な出会いが待っていたのです!ある日、レコードプレーヤーとカセットテープ(懐かしいでしょ?)、ラジオが一体になったコンポでFMを聴いていたら、とんでもなく激しい曲が流れて来たんです。ゾクゾクするようなイントロと太いハイトーンヴォーカルの後ろでドラムが唸りを上げてる。何なんだこの曲は!正確には「あいたーッス!な~んだろかこん曲は~!」と思ったのでした。聴いてる間、全身に電流が走ったような衝撃を受け、鼓動が速くなって、意味もなく体がビシバシ動いてしまう。居ても立ってもいられなくなって、ベッドから飛び降りたり、ベッドに飛び乗ったり。な、な、何だろか!こん曲は!で、タイトルを聞き逃すまいと、息を切らしながらDJの声に集中・・・。

「DEEP PURPLEで紫の炎でした。」

この瞬間から、緒方豊和はこのときと同じような激しい衝撃と精神的快感を求めてHR/HMの世界に入り込んでいくことになるのです。いつもツルんでいた友人たちも同じように(当時はものすごく重い)HR/HMのドアを叩きました。

Deep Purple – Burn

さて、当時の熊本(植木町)では、ロックの情報、ましてやHR/HMの情報を入手するのは非常に難しく、情報源はFMレコパルやFM fanといったFMの番組ガイド誌かラジオ、はたまた音楽雑誌。

中学生ですからレコードや雑誌を買うお金はあまりなく、でもあの刺激をまた味わいたいという欲求で音楽にはとことん飢えていて。そうなるとラジオしかない訳です。だがしかしっ!熊本には当時NHK FM熊本局しかなかった!だからロックの曲を流してくれる番組をFM番組ガイドで探して絶対に忘れないようにチェックしておいて、その時間にはラジオの前に正座。絶対にミスしないようにカセットテープの録音ボタンを押すのです。テープの残りが少なくなってくると、全部入るのか?どうなんだ?という緊張感との戦いが楽しかったですねー。ギリギリで入りきった時の感動と、足りなかった時の落胆。エンディング前にDJが割って入ってくるのには「何ばしよっとかー!」とシャウト。

FMエアチェックして(FMを録音することをそう言ってたんですよ、若い皆さん!)、気に入ったバンドのレコードを買う訳です。FMではアルバム全曲流す訳じゃないので、他の曲も聴きたくなります。当時HR/HMバンドにとっては最大のプロモーションだったんじゃないかなと思いますよ、ラジオは。

そんなHUNGRY FOR ROCKな状況下、友人たちと2ヵ月に1回程度熊本市の上通りにあるウッドストックやマツモトレコードというレコード店に行くのが楽しみでしたねー。3~4人で行ってひとり1枚(リッチな友人は2枚)買うんですが、誰が何を買うのか何時間も悩んでましたね。曲を知っていれば即決ですが、知らない場合は何時間も悩んでました。雑誌で話題になっているバンドなのか、ジャケットがカッコいいバンドなのか(ジャケ買い)、はたまたお店のレビューで欲しくなったものなのか・・・。聴いたことないバンドのアルバムを買う訳ですから、今思えばチャレンジングですよ。たとえ外した!と思っても聴きますよ、何回も何回も。そうやって記憶に残っているバンドも数多くあります。さすがにバンド名は出せませんが・・・。

中学生の頃はちょうどNWOBHM(ニューウェイブオブブリティッシュへヴィ―メタル)全盛で。SAXON、IRON MAIDEN、DEF LEPPARD、TIGERS OF PANTAN、THIN LIZZYなどがその中心でしたが、特にIRON MAIDENは初代ヴォーカリストのポール・ディアノのスタイルがNWOBHMの前にイギリスを席巻していたパンクロックの色が濃く、パンクからメタルへの橋渡し的な役割を果たしたんじゃないかなと思ってます。ファーストアルバム「鋼鉄の処女」の勢いもハンパないですが、セカンドアルバム「Killers」の次から次へとバッチバチに展開される曲たちには震えましたよ。1曲目のインストからWrathchildのベースのイントロへつながる流れは反則なぐらいカッコいい!!何回聴いたかわからない。余談ですが、アルバムタイトルにもなっている「Killers」の中で、「あっ!ダメだ!キャー!」って聞こえる場所があるので是非、探してみてください!

その後、ポール・ディアノが脱退し、元サムソンのブルース・ディッキンソンが加入(サムソンも遡って聴く、当然)。そこからはパンク色が消え、へヴィ―・メタルバンドとしてのIRON MAIDEN伝説が始まるんですよね。3作目の「魔力の刻印」は「パワー・スレイブ」と並ぶ初期の名作ですが、緒方的にIRON MAIDENの最高傑作は「The Number Of The Beast 邦題:魔力の刻印」だと思ってます。とにかくブルース・ディッキンソンの歌のパワーと声域、表現力が凄すぎ。Hallowed Be Thy Nameは名曲です。恐らく数百回も聴いてるし、ドラムのコピーもしました!なんて劇的な曲を書くんだろうスティーブ・ハリス殿~~~!!って感じです。が!!IRON MAIDENの何が凄いかって・・・。まだ現役バリバリってところです2016年には来日公演も大成功!ホント、凄いです。凄すぎです。自家用ジェットも憧れですよ、ハイ。

Wrathchild
The Number Of The Beast (Official Video)

ラジオから流れたBurn(紫の炎)により僕の人生を変えたバンドDEEP PURPLEのリッチ―・ブラックモア大先生が結成したバンド、RAINBOWも深いSoul of Metalです。リッチ―は、当時ロックンロール寄りの曲を歌っていたエルフのロニー・ジェイムス・ディオの歌に惚れ、エルフを半分乗っ取る形でRAINBOWを結成したんです。略奪愛ですね~。いや、バンドメンバーの関係って男女の関係とよく似ていると思いますよ、はい。RainbowではDEEP PURPLEの音楽性を進め、よりクラシカルな楽曲と剣と魔法、中世ヨーロッパの世界観を創り出しました。アルバム「RISING 邦題:虹を翔る覇者」、そして「LONG LIVE ROCK’N ROLL」「KILL THE KING」などが収められた「LONG LIVE ROCK’N ROLL 邦題:バビロンの城門」は今も語り継がれる名盤です。本当に名盤です。当時の中心メンバーはリッチ―、ロニー、そしてHR/HM界のキーパーソンであり、多くのバンドでプレイし続けたドラマーのコージー・パウエル。今でこそ当たり前になったツーバスは、ドコドコと戦車のごとく8ビートを踏み鳴らすコージーの派手なプレイで広く知られることになったのではないかと(最初にプレイしたのはカーマイン・アピスという話)。これは大きな出来事ですよ、はい。ツーバスドコドコ。メタルの基本ラインです。その後バンドサウンドにポピュラリズムを取り入れようとするリッチ―と、その方向性に難色を示すロニーの間に音楽的な方向性に違いが生じ、残念ながらロニーは脱退してしまいました(この体制が続いていたらどうなっていただろうな~と思います)。

二代目ヴォーカリストにはオールバック&スーツの伊達男グラハム・ボネットが加入するのです。メタルは長髪(ロン毛ではなく長髪)とデニム&レザーいう固定概念があった僕には、最初、水着で野球をやるような違和感がありました。ところが、声を聴いてビックリですよ、アルバム「Down To Earth」でのぶっといハイトーン。「Lost in Hollywood」はグラハムじゃなきゃ!って感じです。「All Night Long」「Since You Been Gone」などのメジャーキーの曲は賛否両論でしたが、血管が切れそうなぐらい熱く叫ぶグラハムのスタイルは大好きです、熱いです。このアルバム後、コージーが脱退。そのショックがあったのかはわからないですが、グラハムはアルバム1枚のみで脱退しました。

Rainbowは三代目ヴォ―カリストとしてジョー・リン・ターナーを迎えて「Difficult To Cure」をリリースします(ヴォーカル交代もなんのそのですよ!)。「I Surrender」「Spotlight Kid」「Can't Happen Here」など名曲揃いですが、次のアルバム「Straight Between the Eyes」の1曲目「Death Alley Driver」~2曲目「Stone Cold」の流れも最高です。「Stone Cold」のドラムをコピーして、ブレイクの次の頭をいかに合わせられるか!にチャレンジしてたな~。後期RAINBOWはジョーのメジャー感のあるヴォーカルスタイルと、甘いルックスが醸し出す色気が魅力だったと思ってます。毎年年末になるとベートーベンの交響曲第9番をアレンジした「治療不可」を聴きますよ!

RAIBOW脱退組は後に別バンドでも大活躍です。ロニーはBlack Sabbath、DIO、グラハムはMSG、ALKATRAZZ、IMPELLITTERI、ジョーはRISING FORCE。いやはやRAINBOWはヴォーカリスト発掘バンドでもあったんです。というか、リッチ―・ブラック・モアを納得させるには強力なヴォーカル力を持っていなければならなかったということですね。

イギリスを中心に盛り上がりを見せていたメタルですが、ドイツ発「ジャーマンメタル」が世界進出の時を待っていました。突破口を開いたのはSCORPIONS。僕が最初に聴いたSCORPIONSのアルバムは「Blackout」。1曲目の「Blackout」で脳天を貫かれたような衝撃を受けてから遡って聴き始めました。「Virgin Killer」をはじめ、数々のジャケットが色んな意味でヤバくて発売差し押さえ(その後差し替え)になるなんて、まさにロックです!とにもかくにもSCORPIONSのスリリングなリフとクラウス・マイネの鼻に抜けたハイトーンはツボでした。余談ですが、似たヴォーカルスタイルのドン・ドッケン擁するDOKKENにハマったのも声質&唱法が好きだったからかもしれません(ホント、鼻に抜けたハイトーン似てます)。で、SCORPIONSの次作、「Love at First Sting」には大きな期待を寄せてました。すると、何ということでしょう~素晴らしいアルバムじゃ~ないですかっ!「Rock You Like a Hurricane」「Big City Nights」もキラーチューンですが、何と言ってもラストを飾るバラード「Still Loving You」の哀愁漂う歌声、素晴らしすぎます、泣きます。何度コピーをしようとトライしたことか(その度に撃沈)。

その後もコンスタントにアルバムを出し、ワールドツアーを行うというロックバンドの基本姿勢を崩さないSCORPIONSはIRON MAIDEN同様、今も現役!!2016年のLOUD PARKでは初日のヘッドライナーを務めたんですよ、みなさん!本気でスゴイデスネ~。

Blackout (Albumplayer) - 50th Anniversary Deluxe Edition
Scorpions - Still Loving You (Official Video)

中学時代も終わろうとしていた3年の夏。中体連野球大会が終わってから受験に向けて勉強・・・
するはずもなく、相変わらずメタルを中心としたロックを聞いてました。「中心とした」というワードを入れた理由。それは、FOREIGNER、JOURNEY、TOTO、LOVER BOY、STYX、BRYAN ADAMS、DURAN DURAN、ULTRA VOXなども好きでよーく聞いていたからです。

特にFOREIGNERは大好きでした。商業ロック上等、音楽評論家からなんと言われようが好きでしたね。アルバム「4」は、もしかすると生涯最も聴いたアルバムになるかもしれないなって思ってます。今でも車のコンポに入ってますよ。「GIRL LIKE YOU」は悲しいではなく、心が寂しくなって人恋しくなる、そんなバラード。大好きです。

"Waiting For A Girl Like You" (Official Music Video)

一応無事に受験も終わり、高校入学前の春休み。仲間と僕の部屋で麻雀三昧(いやいや、ギャンブルの色はないですよ)。そのとき、延々とかけていた音楽。それが「LED ZEPPELIN」。時系列がおかしいですが、LED ZEPPELINはなかなか聴くことが出来なかったというか、聴かなかったバンドなんです。あまりにも凄いと言われ過ぎてて懐疑的になっていた部分もありますが、ちょっと遡って聴くには結構昔の曲だったというのもあります。でもある日、やっぱりHM/HRファンを名乗るには聴いておかないとダメだろ!と思って聴いてみたんです。どのアルバムを最初に聴いたかは記憶が曖昧なんですが、恐らく「Ⅱ」だったんじゃないかなと。でも衝撃を受けたかと言えばそこまでピンときませんでした。で、他のアルバムも数枚聴いてみて。どこで音源を入手したのか覚えてません・・・。もしかしたらサウンドオブミュージックというレンタルレコード屋さんだったかな・・・。「Ⅲ」を聴いたとき初めて「あっ!そぎゃんこつか!(そういうことか!)」と思った訳です。静と動、アレンジの奥深さ、ダイナミクス。ロバート・プラント、ジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズ、ジョン・ボーナム。それぞれが持つ強烈な個性。統制ではなく曲に対してプレイを通して魂をぶつけ合う感覚・・・。ジョン・ボーナムの突然の死による解散まで、メンバーチェンジを行わなかったのはその個性をお互いが尊重していたからこそ。サウンドだけでなく、その信頼感、結束、精神性も憧れのバンドです。

LED ZEPPELINのどのアルバムが好きかと聞かれたら・・・それは選べないけど、どの曲が好きか(今でも響くか?)と聞かれたら「カシミール」と答えるでしょう。この曲のグルーヴとアレンジ、R.プラントのヴォーカルには、自分の中の何かが掻き立てられます。スネアの音の位置はこれ以上気持ちいいところはないってとこにあります。今もジョン・ボーナムを目標にするドラマーが数多くいる理由は、この独特のグルーヴにもあると思います。

Kashmir (Live Video)
Moby Dick (Live Video)

そうこうしてるうちに僕は高校生になる訳ですが、今回はここまで。
ここで質問です。

「DEEP PURPLEとLED ZEPPELINのどちらが好き?」

はい、このテーマで一晩酒が飲めますね。
さぁ、メタル仲間と音楽談義で夜を明かしましょう。

ではまた次回。

緒方豊和

本名:緒方豊和
年齢:49歳
職業:イベント制作、ヴォーカリスト
経歴:ASH(熊本)→MAJESTY(BMGビクター)→CRAZE(テイチク)
→Thumb Up Boys(REALROX)→tubTRaCK(NINE STATES 自主レーベル)
現在はアイドルユニット「タタカッテシネ」など、歌詞、楽曲提供や歌の指導を行う。
HR/HMが緒方豊和という人間にどのような影響を与え、人生がどう狂ったか、ポジティブなものに変わったかを通して、その魅力を伝えていきたいと思います。読んでもらって「そうそう、そんな時代だった」みたいに思っていただければ幸いです。

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